【制空権】(せいくうけん)
mastery of the air
特定の空域において味方航空機の安全な活動を保障し、かつ敵性航空機を完全に排除した状態。空の支配。
航空機は、その特性として高速かつ障害物無しに移動できるため、防空線の突破を防ぐ事が基本的に困難であること、また、敵性航空機を完全に壊滅した場合でも、地上に隠蔽配備されている地対空ミサイルの壊滅はさらに困難であるため、完全なる支配はほぼ不可能である。
湾岸戦争において、イラク軍の統制された防空活動は多国籍軍による空爆開始からからほぼ数日で終了したが、その後も隠蔽された地対空ミサイルは多国籍軍航空部隊に度々脅威をもたらした。
その後、2003年に起きたイラク戦争の結果としてイラク軍としての防空活動が実施されなくなってから以後も、テロリストにより、離着陸する輸送機を狙ってSA-7が発射される事案が度々起き、完全に安全を保障した状態にはならなかった。
よって厳密には「制空権」という概念は航空戦略・戦術上において基本的に使用されず、ほぼ同義である「航空優勢」という言葉を使用するのが普通である。
とはいえ、「制空権」という概念を広義に捉え、「航空優勢」そのものとして使用される場合もままある。
関連:制海権
「mastery of the air」の例文・使い方・用例・文例
- Microsoftがβ版をランチするのは「NetShow streaming server」で動画や音声をオンデマンドで提供する。
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 an admiral of the fleet 海軍元帥.
- 篏入的 r 音 《英音の India office /ndiərfɪs/の /r/の音》.
- =《口語》 These kind of stamps are rare. この種の[こういう]切手は珍しい.
- (英国の)運輸省. the Ministry of Education(, Science and Culture) (日本の)文部省.
- は of の誤植です.
- を off と誤植する.
- あいまい母音 《about, sofa などの /ə/》.
- 副詞的小詞 《on, in, out, over, off など》.
- 迂言的属格 《語尾変化によらず前置詞によって示す属格; たとえば Caesar's の代わりの of Caesar など》.
- çon of garlic [humor]. それにはガーリック[ユーモア]がちょっぴり必要だ.
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 the Speaker of the House of Commons 下院議長.
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 the Committee of Ways and Means 歳入委員会.
- 初めて読んだ英文小説は“The Vicar of Wakefield”
- (違法罪―a sin of commission―に対する)怠惰罪
- 『each』、『every』、『either』、『neither』、『none』が分配的、つまり集団の中の1つのものを指すのに対し、『which of the men』の『which』は分離的である
- 『hot off the press(最新情報)』は『hot(最新の)』の拡張感覚を示している
- 『Each made a list of the books that had influenced him』における制限節は、リストに載った本を制限節で定義された特定の本だけに制限する
- 臨床的鬱病を治療するのに用いられる三環系抗鬱薬(商品名ImavateとTofranil)
- 『sunshine-roof』は『sunroof(サンルーフ)』に対する英国の用語である
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