WBO王座とWBA王座の統一戦とは? わかりやすく解説

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WBO王座とWBA王座の統一戦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/08 08:24 UTC 版)

リカルド・ロペス」の記事における「WBO王座とWBA王座の統一戦」の解説

1997年8月23日ニューヨークマディソン・スクエア・ガーデンWBO世界ミニマム級王者アレックス・サンチェスプエルトリコ)との統一戦を行い、5回1分58TKO勝ちを収めWBC王座20度目の防衛WBO王座獲得成功したその後WBO王座防衛することなく返上した1998年3月7日メキシコシティのプラザ・デ・トロス・メキシコでWBA王者ロセンド・アルバレスニカラグア)との王座統一戦を行った前評判ではロペス圧倒的に有利とされたが、2回にWBA王者強打受けてしまい、アマ・プロ通じて初のダウン辛くも立ち上がり試合続行応じたものの、本来の調子とは程遠かった。そして、迎えた7回2分に、偶然のバッティングで右眉毛からまぶたまでをカットし出血するレフェリーは偶然のバッティング1点減点宣言ドクター続行判断をし、残り50秒はファイトという掛け声とともにそのまま続行している。その7回の残り50秒の間に医師と隣に座っていたWBCホセ・スレイマン会長ちなみにその隣はドン・キング)と傷の深さなど語ったとされるラウンド終了後間近で傷を見たトレーナーナチョ・ベリスタインは、続行不可能と判断ロペスガード高く掲げポーズで8回開始すぐに戦闘続行意思示したものの、ベリスタインスレイマン会長状況訴える。この間会場では観客同士小競り合いが起こるほど騒然とした態となる。スレイマン医師意見もう一度確認した後、偶然のバッティングによる負傷判定決断し結果は8回1-1(67-64、63-68、66-66)薄氷を踏む引き分けお互いに王座防衛には成功したものの、ロペスは初のダウン奪われた末に完璧な全勝レコードに初の引き分けを挟むことで傷をつける形になってしまった。しかし無理を押して続行して相手KOまでいかなくてもダウンを奪うなど明らかな優位付ければよく、この時点ベリスタインスレイマンによって引き分け判断があったとされロペス優遇という結果議論巻き起こることになった1998年11月13日ラスベガスラスベガス・ヒルトン内ヒルトン・センターでWBA世界ミニマム級王者ロセンド・アルバレス再戦となる王座統一戦を行う予定だったが、アルバレス体重超過により計量失格となり、WBC王座統一戦を承認せず、ロペス勝った場合のみWBA王座が懸かった試合となった。ここでもロペスは5回に右目尻を6回には左目尻カットし10回にはレフェリードクターストップ負傷判定かと医師に迫るくらいに顔の腫れ切り傷出血酷かったため、大苦戦を強いられるものの、122-1(116-114、116-112、113-115)の判定勝ちを収めWBA王座獲得成功した1999年IBF世界ライトフライ級王者ウィル・グリッグスピーアメリカ合衆国)に挑戦決定したに伴い9月29日付で正式にWBA王座WBC王座剥奪された。WBA王座WBC王座8年7ヶ月保持し続けてきたミニマム級別れ告げた

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