WBO王座復帰
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2019年3月28日、日本人女子初の4団体制覇を目指すため保持していたWBO王座を返上し、4月27日に大阪府立体育会館にてカニャラット・ヨーハンゴーとのWBC女子世界ミニマム級挑戦者決定戦に挑むことが発表された。 2019年4月27日、大阪府立体育会館第二競技場でカニャラット・ヨーハンゴーとのWBC女子世界ミニマム級挑戦者決定戦に挑み、7回59秒TKO勝ちを収め、挑戦権を獲得した。 しかし、WBCタイトル挑戦への交渉は難航し、一方で自身が返上したWBO王座を獲得したジムの後輩佐伯霞が妊娠のため返上したのに伴い、一旦はWBO王座返り咲きに方針転換した。 2020年1月28日、後楽園ホールで宮尾綾香とのWBO女子世界ミニマム級王座決定戦を行い、1-1(96-94、94-96、95-95)で三者三様のドローに終わり、王座獲得に失敗。 2020年12月3日、後楽園ホールで宮尾と再戦。9回早々、宮尾が前に出たところに多田の左カウンターが炸裂。宮尾がバッタリ前のめりに倒れ即ストップとなり、9回8秒TKO勝ちを収め、王座を獲得した。 2021年8月11日、エディオンアリーナ大阪第二競技場にて元東洋太平洋女子ミニマム級王者葉月さなと48kg契約ノンタイトル8回戦を予定していたが、WBOよりグエン・ティ・トゥ・ニとの防衛戦を優先するよう指示されたため、急遽6ラウンドのスパーリングに変更された。 2021年10月23日、韓国・安山にてグエン相手に初防衛戦を行うも、0-3(94-96×3)の判定で敗れ王座陥落。
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