WBSC U-12ワールドカップとは？わかりやすく解説

WBSC U-12野球ワールドカップ
開始年	2011年
主催	世界野球ソフトボール連盟（WBSC）
チーム数	12（2025年大会）チーム
前回優勝	アメリカ合衆国（2025年; 3大会連続6回目）
最多優勝	アメリカ合衆国（6回）
公式サイト
	U-12 Baseball World Cup
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WBSC U-12野球ワールドカップ（英語: WBSC U-12 Baseball World Cup）は、世界野球ソフトボール連盟（WBSC）の主催により隔年で開催される、11歳から12歳の各国・地域代表選手で競われる野球の国際大会である^[1]。旧称は「12U世界野球選手権大会」、「12U野球ワールドカップ」。

大会概要

WBSCが主催する、少年世代の各国・地域代表によって競われる国際大会である。従来はリトルリーグ・ベースボール・ワールドシリーズのように世界に加盟クラブチームを擁する少年野球組織の国際大会は開催されてきたものの、ナショナルチームによる国際大会は長らく開催されてこなかった。2011年、国際野球連盟（IBAF）主催の国際大会が再編されることになり、新たな世代別国際大会として本大会が創設された。これにより世代別国際大会は12歳以下、15歳以下、18歳以下、21歳以下（後に23歳以下）の4大会に整理された。

当初の主催はIBAFであったが、WBSCの発足を受けて第3回大会からWBSC主催大会として開催された。この大会では、世界的に有名なキャラクターであるスヌーピーが公式グローバルアンバサダーに就任し、漫画「ピーナッツ」のキャラクターたちとともに、大会の顔として様々な場面で活用された^[2]。

2019年の第5回大会以降は、台南市に新たに完成したアジア太平洋国際野球トレーニングセンター（ASPAC）のU-12専用メイン球場及びサブ球場が本大会の開催地として継続的に使用されている^[3]。

歴代大会結果

回	開催期間	開催地	出場数	メダリスト
回	開催期間	開催地	出場数	優勝	準優勝	3位
1	2011年7月8日-17日	台北	13	チャイニーズタイペイ	キューバ	ベネズエラ
2	2013年7月18日-28日	台北	14	アメリカ合衆国	チャイニーズタイペイ	日本
3	2015年7月24日-8月2日	台南	12	アメリカ合衆国	チャイニーズタイペイ	ニカラグア
4	2017年7月28日-8月6日	台南	12	アメリカ合衆国	チャイニーズタイペイ	メキシコ
5	2019年7月26日-8月4日	台南	12	チャイニーズタイペイ	日本	キューバ
6	2022年7月29日-8月7日	台南	11	アメリカ合衆国	ベネズエラ	チャイニーズタイペイ
7	2023年7月28日-8月6日	台南	12	アメリカ合衆国	チャイニーズタイペイ	ベネズエラ
8	2025年7月25日-8月3日	台南	12	アメリカ合衆国	日本	韓国
9	2027年	台南

獲得メダル総数


順位	国/地域	金	銀	銅	計
1	アメリカ合衆国	6	0	0	6
2	チャイニーズタイペイ	2	4	1	7
3	日本	0	2	1	3
4	ベネズエラ	0	1	2	3
5	キューバ	0	1	1	2
6	ニカラグア	0	0	1	1
	メキシコ	0	0	1	1
	韓国	0	0	1	1
計 (国/地域数: 8)		8	8	8	24

出典

^ “12U Baseball World Championship”. web.archive.org (2011年6月24日). 2025年8月30日閲覧。
^ “Snoopy joins as Global Ambassador of 2015 WBSC U-12 Baseball World Cup”. web.archive.org (2015年3月18日). 2025年8月30日閲覧。
^ “Ten things to know about the WBSC U-12 Baseball World Cup 2025”. World Baseball Softball Confederation (2025年7月21日). 2025年8月30日閲覧。

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