SonicStage 5.x
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/29 13:56 UTC 版)
「SonicStage」の記事における「SonicStage 5.x」の解説
SonicStage 5.xは2008年10月よりリリース開始されたバージョン群である。5.xでは、UIが一新され名前もSonicStage Vに変更になった。 先述の通り本バージョンから国内専用のソフトウェアとなったことから、UIや機能面は先にリリースされたSonicStage for LISMOをベースにする形となり、基本的な仕様はSonicStage for LISMOと同じとなった。ソニーのコーポレートカラーのソニーブルーで纏められているほか、楽曲サーチ機能のディスカバリーゾーンやアルバムリスト表示など表示方法や楽曲の検索方法に独自色が打ち出されている点などが違いとなる。また、データベースがUnicode対応となった。 また、転送対応機器が後述のように大幅に絞り込まれたほか、Windows 2000にも非対応となった。このほかにも一部機能が削除されている。 上記のように大幅な変更が加えられていることから、SonicStage VはバージョンこそSonicStage CPに連なる5.xを付けられてはいるが、事実上は別ソフト扱いであり4.xのSonicStage CPとは異なる別ソフトとしてインストールされSonicStage CPとの共存が可能となっている(ただし、同時起動は不可)。そのためかSonicStage CPのライブラリデータは使用されず、5.xでは機能として旧バージョンのライブラリデータを読み込む機能が設けられている。また、旧式のVAIOに搭載されているDo VAIO機能にも連動できなくなった。 SonicStage Vの事実上の後継であるx-アプリが2009年10月7日に提供開始されたのに伴い、それ以降は提供されていない。 バージョン5.0 2008年10月9日にリリース。ライブラリのカナ順表示、カナの編集、12音解析に対応する一方でライナーノーツ、楽曲リリース情報の月日設定、MP3 CD/ATRAC CDの作成、アーティストリンクの編集・再生、背景設定、ファイル変換、複数のプレイリストの同時転送などの機能が削除されている。また、ウォークマン接続時においての動作の緩慢さは改善されたものの、転送対応機器が、2006年5月以降発売のウォークマン(NW-E000/S200/S600/S700F以降)、Rolly、mylo、ソニー公式のメモリースティックリーダーライター、メモリースティックスロット搭載のVAIOのみとなり、PSP用に設けられていたPSP転送やMD機器への転送機能は削除されている。さらにWindows 2000も非対応となった。 バージョン5.1 2009年2月9日にリリース。新たにWindows Vista 64bit版に対応した(WOW64で動作)。ウォークマン「NW-X1000」「NW-E040」シリーズに同梱されている。 バージョン5.2 2009年6月11日にリリース。ウォークマンNWD-W202に対応し、低解像度(1024x600)にも対応、またWindows Vista SP2に対応した。ウォークマン「NWD-W202」に同梱されている。
※この「SonicStage 5.x」の解説は、「SonicStage」の解説の一部です。
「SonicStage 5.x」を含む「SonicStage」の記事については、「SonicStage」の概要を参照ください。
- SonicStage 5.xのページへのリンク