SWATHとは? わかりやすく解説

swath

別表記:スワス

「swath」とは

「swath」とは、主に二つの意味を持つ英単語である。一つ目は「一筋一帯」を意味し特定の範囲領域を指す際に用いられる例えば、広大な土地や海の一部分を指す際に「a swath of land/sea」と表現する二つ目は「刈り取った」を意味し農業文脈使われることが多い。例えば、刈り取った麦を束ねたものを「a swath of wheat」と表現する

「swath」の発音・読み方

「swath」の発音は、IPA表記では/swɔːθ/となる。IPAカタカナ読みでは「スウォース」となり、日本人発音するカタカナ英語では「スワス」となる。この単語発音によって意味や品詞が変わる単語はないため、一つ発音パターンのみを覚えればよい。

「swath」の定義を英語で解説

「Swath」 is a term used to describe a broad strip or area of something. It can refer to a physical area, such as a swath of land or sea, or it can be used metaphorically to describe a wide range of something, such as a swath of public opinion. Additionally, in an agricultural context, a swath refers to a row of cut grain or grass left by a scythe or mowing machine.

「swath」の類語

「swath」の類語としては、「strip」、「belt」、「band」、「zone」などが挙げられる。これらの単語同様に特定の範囲領域を指す際に用いられる。ただし、「swath」が持つ「刈り取ったの意味対応する類語存在しない

「swath」に関連する用語・表現

「swath」に関連する用語としては、「mow」、「scythe」、「reap」などがある。これらはいずれ農業関連する単語で、「mow」はを刈る、「scythe」は大鎌、「reap」は収穫するという意味を持つ。これらの単語と「swath」は、特に農業文脈一緒に使われることが多い。

「swath」の例文

1. English: A swath of land was destroyed by the wildfire. (日本語訳一帯土地山火事により壊滅した。)
2. English: The hurricane cut a swath through the city. (日本語訳ハリケーン都市一筋切り裂いた。)
3. English: The farmer left a swath of cut wheat in the field. (日本語訳農夫刈り取った麦の一筋を畑に残した。)
4. English: A swath of public opinion is against the new policy. (日本語訳新政策に対す世論一部反対している。)
5. English: The artist's work influenced a swath of younger painters. (日本語訳:その芸術家作品は若い画家たち一部影響与えた。)
6. English: The company has a swath of loyal customers. (日本語訳:その会社には忠実な顧客一部がいる。)
7. English: The disease affected a swath of the population. (日本語訳:その病気人口一部影響及ぼした。)
8. English: The scythe left a swath of cut grass. (日本語訳大鎌刈り取った一筋残した。)
9. English: The swath of the dress was made of silk. (日本語訳ドレス一部シルクでできていた。)
10. English: The swath of the forest was cleared for the new road. (日本語訳新しい道路のために一部切り開かれた。)

双胴船

(SWATH から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/08 07:51 UTC 版)

ポリネシアの双胴船
ハワイイロア
ホクレア
双胴船での漕ぎ手の練習
"HSV-1 Joint Venture" 実験用の巨大なウェーブ・ピアーサー型軍用高速双胴船
SWATH船型と従来の双胴船の比較
噴射飛航日星 Foilcat
海上保安庁ひりゆう型消防船
津エアポートラインフェニックス
内海フェリーサンオリーブシー

双胴船(そうどうせん、カタマラン、catamaran)とは、2つの船体(ハル、Hull)を甲板で平行に繋いだ船。

歴史

古くから用いられている双胴船に南太平洋ポリネシア原住民のカタマランがある。このタイプの舟はオーストロネシア人の移住によってスリランカにも定着したと考えられている。

英語などのヨーロッパの言語では、双胴船を指す単語はカタマランに由来するものが多い。英語のカタマランはタミル語でシングル・アウトリガーカヌーを意味するKattumaramに由来する。

特徴

2艘の船をつないだ形状であることから、下部船体を細長くしても広いデッキ(甲板)が作れる。これにより安定性が高くて傾き(ヒール)が小さく、また水面下の船体形状を細長く出来ることから巡航速度を高くすることができるため、外洋ヨットのデザインとして採用されることも多いが、モノハル(Mono-hull)と呼ばれる単胴型の通常のヨットに比べるとヒールには強いものの、一旦転覆すると転覆したまま「安定」してしまうので復原性が悪くなるデメリットがある。

また、旋回などの運動性能が劣るため、軍艦などには不向きとされてきたが、近年では、流体力学を用いた船舶工学の発展により、高速化・低燃費化に成功した。

双胴船の考えは古くからあったが、これまでの木製・鋼鉄製の船体では、2つの下部船体とそれらを結合する上部船体により多くの構造部材を必要としており、また水との接触面積が広くなるために抵抗が増す不利もあるため、単胴船二隻に比べて総合的に優位に立つことが出来なかったが、小水線面積双胴船(SWATH)船型の採用や20世紀末頃から軽量なアルミ合金やFRP製の船体が使用可能になると、高速航行が求められる観光船やカーフェリーといった客船を中心に実用的な船が作られている。一方で海域によっては単胴型とは異なる双胴船独特の揺れが生じ乗客が船酔いしやすい場合もある。

最近のアメリカスカップなどではACCのように炭素繊維を用いて軽量に作られた双胴船の左右にL字型の水中翼(ダガーボード)を設置し、高速時には船体を完全に浮上させて戦われるようになった。これと翼状のセール(ウイングセール)により、最高速度が時速80キロを超えるようになっている。

ウェーブ・ピアーサー

21世紀初頭現在では、下部船体の形状をさらに前後に細長くすることで造波抵抗を最小限にする「ウェーブ・ピアーサー」型の高速船がいくつも就航している。1万総トン以上の大型高速船の「ナッチャンRera」では排水量型の船体でありながら36ノットもの高速航行が可能である。

三胴船

さらに、中央の主船体と両脇の副船体の3つの船体をデッキで繋いだトリマランや三胴船と呼ばれる船型もあり、やはり高速航行に適した形状として少数の船が作られている。

小水線面積双胴船

詳細は「en:Small-waterplane-area twin hull」を参照

小水線面積双胴船(SWATH)または半没水型双胴船とは造波抵抗の要因となる喫水線付近が絞り込まれている船体である。海洋調査船音響測定艦等に使用される。構造上喫水面が絞り込まれているので搭載できる機関の大きさや配置が制限される。従来の双胴船よりも喫水線が深くなる。波浪が高い場合や高速での航行時の安定性が高い。構造的には2隻の並行して配置された潜水艦の上に船体が載っているような、あるいは幅広の単胴船の船底部中央を大きくえぐって喫水面上に空洞を設けた状態である。 1938年にカナダ人のFrederick G. Creedによって発明され、1946年にイギリスで特許が取得された。1960年代から70年代に海洋調査船潜水艦救難艦に使用された。

両頭型双胴船

両頭型双胴船とは推進器が船体の前後にそれぞれ備えられた双胴船で渡し舟等に使用される。構造上頻繁に同じ区間を往復し、前後の乗り入れ口から乗降する。

双胴船の例

関連項目

SailGPで使用される「F50」ヨット

外部リンク



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