SPEC〜翔〜から登場の人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/21 20:35 UTC 版)
「SPECシリーズの登場人物」の記事における「SPEC〜翔〜から登場の人物」の解説
一部の人物は別項目ですでに記載している。 久遠 望(くおん のぞみ)〈18〉 演 - 谷村美月 女子高生。サトリの街頭占いの列に並んでいたところを銃撃に巻き込まれて両親を殺害され、自身も怪我をした。この乱射事件の唯一の目撃者である。メガネっ娘で、当麻と同様の味音痴。母親をママンと呼ぶ。 正体は他のSPEC HOLDERのDNAを取り込むことでそのSPECを自分のものにするSPEC HOLDERで、本人はこれを「コレクション」と呼ぶ。コレクションにはSPEC HOLDERの血液を舐めるだけでいいが、名字の久遠を音読みしてローマ字に直すと「QUE EN」であることから、王ニノマエ亡きあとの「女王」(クイーン)として君臨する野望を抱き、「自分と同じSPECを他のHOLDERが持つのは気に入らない」という理由で、コピー元のHOLDERを殺害していた。ただし元のHOLDERの能力には勝てないという弱点があった。さらにコピーしたSPECに慢心していたため、コピーした古戸のSPECを用いた攻撃で当麻が気絶した際に、彼女が召還した陽太による時間停止が解除されたのに気付けず瀬文の一撃を首にうけて倒される。その後、海野によりSPECを封印する処置をされたあと、神戸に運ばれてデッドエンドから逃げるが、神戸が射殺されたためその場からも逃げだし、後の行方は不明。なお、『SPEC』シリーズの続編にあたる『SICK'S 恕乃抄』にて写真のみ登場し、その写真を見ていたSPEC HOLDER(演 - ゆってぃ)の台詞から、『翔』から『SICK'S』の間に何者かによって殺害された模様である。 神戸 明(かんべ あきら) 演 - 宅間孝行 工事現場の作業員。工事現場に対する誇りが高く神聖な場所と見なしており、不用意に現場に現れた吉川と望に対して憤慨する。そのため騒ぎに巻き込まれ公安零課の保護施設に連れて行かれてしまう。 正体は瞬間移動のSPEC HOLDERであり、さらに津田助広の影武者の1人で、連続ドラマ最終回に登場したフライトジャケット姿の津田の変装した姿。また、「黒男」の正体でもある。警察を裏切ってSPEC HOLDER組織と通じており、御前会議に世界征服を勧めて取引を持ちかけ、乙部直樹という殺し屋を「黒男」の影武者として利用し、自らのSPECで操って事件を起こしていた。デッドエンドから久遠を連れて逃亡するも、その直後津田助広の宗家である市柳に「津田助広の歴史を汚した裏切り者」として射殺処分される。 『結 爻ノ篇』では八咫烏の姿でカメオ出演。 大河原(おおがわら) 演 - 三浦理恵子 美鈴の通っていた芸大の教授。落ち着いたアラフォー女性だが、実は人気読者モデルの若い男性をストーキングしていた。 タロット占いおばさん(タロットうらないおばさん) 演 - カルーセル麻紀 路上のタロット占い師。逃げる途中のサトリに女帝のタロットカードを奪われた。劇場版『天』ではベビーシッターの境として登場。 ブレイクダンサー 演 - 野沢トオル 「デッドエンド」に保護されていたSPEC HOLDER。ブレイクダンスを踊りながら音を消すSPECを持つ。ブブゼラリーマンズを利用した神戸による吉川殺害を妨害したため、神戸に射殺される。 御船千鶴子(みふね ちづこ) 演 - 松山ケメ子 実在人物。透視能力を持つ超能力者として福来友吉博士に紹介された。当麻が両親と弟を航空機事故で失い泣きはらしていたときに突然現れる。当麻がはじめて召還した「死んだSPEC HOLDER」。なお、アグレッサーの司令部に置かれたダルマの中に「御船千鶴子」の名前が書かれたものがある。 ゲッツの人(ゲッツのひと) 演 - ダンディ坂野 「デッドエンド」に保護されていたSPEC HOLDER。「ゲッツ!」と掛け声をかけながら念動力のような能力で物体を浮遊させていた。劇場版『結』にも登場。
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