RE100/RC300系とは? わかりやすく解説

RE100/RC300系

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 08:56 UTC 版)

日野・ブルーリボン」の記事における「RE100/RC300系」の解説

1967年RB系はモデルチェンジRE系となる。エンジン新開発の予燃焼室水平式EB200型 (175ps) で、ホイールベースRE100 (4.8m)、RE120 (5.2m)、RE140 (5.67m) の3種類が用意されエアサス型式末尾に-Pが付く。RC系も同時にモデルチェンジ行い、DK20型エンジン出力アップが行われ205psとなった。またターボエンジン(DK20-T型)も出力アップされ260psとなったRC系では、ホイールベースはRC300 (5.2m)、RC320 (5.67m) の2種類用意されエアサス型式末尾に-Pが付く。また山間部など全長10m・ホイールベース4.8mで高出力エンジンを望むユーザー向けに、改造扱いRE100と同じボディにDK20型エンジン搭載した言い換えるとRC300型のホイールベースを4.8mに短縮した)RC300 (-P) 改型が設定されている。また事業者により4速仕様または5速仕様用途多岐に渡り運転操作にはダブルクラッチ要したまた、SCG自動変速機用意された。運転席周り特徴としては扇形メーターパネル採用されている。 RE系は主に路線バスとして使用されRC系は路線バス観光バスとして幅広く使われた。RC系は観光専用モデル普及他社より遅れたこともあり、観光用としてもかなり採用されている。 車体帝国・金産以外にも、富士重工製(以下富士)、西日本車体工業(以下西工)、川重車体工業(以下川崎1972年まで)などが架装している。1969年以降帝国・金産は共通の設計バス製造しており、細部わずかな差異以外のデザインはほぼ同じである。1975年4月帝国・金産の両社合併して日野車体工業となり、合併後はRE/RC系などの大型バス旧帝自工横浜工場生産された。先代モデル時代登場した視野拡大窓も引き続き設定された。 なお、前照灯には当初オーバル型2灯式が採用されたが、ハイビームなどに問題生じたようで、1970年以降丸型4灯式のシールドビーム変更オーバル型からの改造行われた1972年にはフロントオーバーハング延長RE系に低床モデル追加などのマイナーチェンジ実施された。 1979年にはターボ車に代わる高出力車として、RC701P (5.2m) ・721P (5.67m) 系が登場したエンジンEK200型 (270ps) を搭載しており、エアサス車の設定のみだった。ただし国鉄バスなどごく一部事業者リーフサスのRC701の導入例がある。なお、RC7系の路線ボディ純正日野車体場合、RE/RC系と同じボディ架装しており外観変化はない。また高出力エンジン搭載しているため、観光バス長距離バスとして使われるケース多く観光バス専用のハイデッカーボディを架装した例もある。 RC300P(金産)(オーバル前照灯装備車)箱根登山鉄道 RC300P(金産)信南交通 RC320P(帝国名士バス RE100帝国西武バス RE140(帝国)(前ドア両開き試作車)京王帝都電鉄撮影当時RE100日野車体上信電鉄 RE100P(日野車体改造日ノ丸自動車 RE100川崎富士急行 RE120(富士R13)東武鉄道 RE120(富士3E東武鉄道 RE120(西工42MC昭和自動車

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