LogicalCallContext クラス
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)

<SerializableAttribute> _ <ComVisibleAttribute(True)> _ Public NotInheritable Class LogicalCallContext Implements ISerializable, ICloneable
[SerializableAttribute] [ComVisibleAttribute(true)] public sealed class LogicalCallContext : ISerializable, ICloneable
[SerializableAttribute] [ComVisibleAttribute(true)] public ref class LogicalCallContext sealed : ISerializable, ICloneable

LogicalCallContext クラスは CallContext クラスの 1 つのバージョンであり、リモートのアプリケーション ドメインへのメソッド呼び出し時に使用されます。CallContext は、スレッド ローカル ストレージに類似した、メソッド呼び出しに固有のコレクション オブジェクトであり、実行の各論理スレッドに対して一意のデータ スロットを提供します。このスロットは、ほかの論理スレッドの呼び出しコンテキストとは共有されません。オブジェクトは、CallContext が実行コード パスをたどっていくときに、このコンテキストに追加でき、そのパス上の各種オブジェクトによって調べられる場合があります。
リモートのメソッド呼び出しが別の AppDomain 内のオブジェクトに対して実行されると、CallContext が LogicalCallContext を生成し、これが呼び出しと一緒に転送されます。ILogicalThreadAffinative インターフェイスを公開し、CallContext 内に格納されているオブジェクトだけが LogicalCallContext に格納され、AppDomain の外部に転送されます。このインターフェイスをサポートしていないオブジェクトは、リモートのメソッド呼び出しで生成される LogicalCallContext インスタンスでは転送されません。
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このクラスはリンク確認要求を行います。直前の呼び出し元にインフラストラクチャ アクセス許可がない場合、SecurityException がスローされます。詳細については、「リンク確認要求」を参照してください。 |


System.Runtime.Remoting.Messaging.LogicalCallContext


Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


LogicalCallContext プロパティ
LogicalCallContext メソッド

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Clone | 現在のインスタンスのコピーである新しいオブジェクトを作成します。 |
![]() | Equals | オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | FreeNamedDataSlot | 指定した名前のデータ スロットを空にします。 |
![]() | GetData | 指定した名前に関連付けられたオブジェクトを現在のインスタンスから取得します。 |
![]() | GetHashCode | 特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 ( Object から継承されます。) |
![]() | GetObjectData | 指定した SerializationInfo に、現在の LogicalCallContext をシリアル化するために必要なデータを読み込みます。 |
![]() | GetType | 現在のインスタンスの Type を取得します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | ReferenceEquals | 指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | SetData | 指定したオブジェクトを現在のインスタンスに格納し、指定した名前に関連付けます。 |
![]() | ToString | 現在の Object を表す String を返します。 ( Object から継承されます。) |

LogicalCallContext メンバ
リモートのメソッド呼び出し時に、実行コード パスと共に転送されるプロパティのセットを提供します。
LogicalCallContext データ型で公開されるメンバを以下の表に示します。


名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Clone | 現在のインスタンスのコピーである新しいオブジェクトを作成します。 |
![]() | Equals | オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 (Object から継承されます。) |
![]() | FreeNamedDataSlot | 指定した名前のデータ スロットを空にします。 |
![]() | GetData | 指定した名前に関連付けられたオブジェクトを現在のインスタンスから取得します。 |
![]() | GetHashCode | 特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 (Object から継承されます。) |
![]() | GetObjectData | 指定した SerializationInfo に、現在の LogicalCallContext をシリアル化するために必要なデータを読み込みます。 |
![]() | GetType | 現在のインスタンスの Type を取得します。 (Object から継承されます。) |
![]() | ReferenceEquals | 指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 (Object から継承されます。) |
![]() | SetData | 指定したオブジェクトを現在のインスタンスに格納し、指定した名前に関連付けます。 |
![]() | ToString | 現在の Object を表す String を返します。 (Object から継承されます。) |

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