LC-Aとは? わかりやすく解説

LC-A

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/03 04:26 UTC 版)

ロモ」の記事における「LC-A」の解説

ウィキメディア・コモンズには、ロモLC-A関連するメディアあります英語版参照 1983年発売され自動露出35mmコンパクトカメラで、後にロシア以外の国でカルト人気得た共産圏カメラでしばしば見られることだが、このカメラ日本製カメラコシナ CX-2のコピーである。ただしカメラ外観そのままだが、レンズバリアー開き方や内部機構異なり単なるデッドコピーではない。LC-Aの描写一台一台微妙な違いがある。これは生産ラインにおける品質安定していないためだといわれている。またレンズ設計上の欠陥から口径食発生し画面周辺極端な光量落ち見られるが、これを「トンネル効果」と呼んで独特の味だと評価する向きもある。そしてカメラ自動露出はしばしば不安定である。これら、撮影者に意図せざる結果もたらし現像してみるまではどんな風に写っているのかわからない偶然性が、一部ユーザーから通常のカメラ写真対すアンチテーゼ受け止められ、単に「写りが悪い」とは片付けられない、その味のある描写には、多く愛好者生まれた。 LC-Aはソ連邦国内だけで年間150台も販売されたが、ソビエト連邦の崩壊後は日本製など共産圏以外の製品押され生産中止された。しかし、このカメラ愛用していたウィーン中心とする欧米若手芸術家と無数の若者ファンクラブ組織して生産支援し生産再開された。LC-Aを使ったアート運動は、ロモグラフィーとして知られている。同社はLC-Aと、同社紹介する写真集とをセットにして販売したその後2005年4月末でロモ社でのLC-A生産終了2006年機能追加したロモLC-A+」としてロモグラフィー社により、中国に場所を移して生産再開された。なお、中国では鳳凰光学OEM生産している。 LC-Aは、ソビエト時代のもの、再生産され以降のもの、中国製のものの3種大別されるソビエト時代のものには、カメラ印刷されロゴキリル文字のもの、英語表記のものがあり、前者国内向けで後者輸出向けである。そのほか、ゼニートブランドで売られたものがある。レンズバリア回りデザイン異なタイプLC-Mとして少数販売された。1986年ソ連邦共産党第27回大会記念品として作られモデルがあり、トップカバーに赤旗バッジ付いている。再生産されてからのLC-Aは通称「ウィーン・バージョン」と呼ばれレンズバリア通称ロモ」と呼ばれるキャラクター描かれている。機構的に再生産モデルではモータードライブ接点省略されているほか、いくつか機能簡略化みられる。さらにウイーンバージョンも、前期後期モデルがあり、後期モデルファインダー内のゾーンフォーカス表示指針省略されている。 ロモ社のカメラ中でも特に著名であること、そして何より国際的にプロモーションした商業組織や、各国でその代理店的な業務行った者達がLC-Aを指してロモ」と呼びコマーシャルしたため、しばしばLC-Aがロモ呼ばれるが、前述のとおりロモとは(かつての)メーカー名であり誤用である。中国製のLC-A+に至っては、そもそもロモ社の製品すらない。また彼らにより、周辺光量落ち指してトンネル効果」であるとか、時には軍事用であるなどといった全くの根拠の無い噂なども広められた。

※この「LC-A」の解説は、「ロモ」の解説の一部です。
「LC-A」を含む「ロモ」の記事については、「ロモ」の概要を参照ください。

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