IC79とは? わかりやすく解説

IC79

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 05:12 UTC 版)

インターシティ (ドイツ)」の記事における「IC79」の解説

1979年の夏ダイヤ改正 (5月27日) で、インターシティすべての列車二等車連結するようになり、1時間間隔の運転となった国際TEE一部も、このときから二等車連結したインターシティとなり、TEEではなくなった。これらの列車西ドイツ国外で各国特急急行相当する種別として運転されたが、1980年からは「国際インターシティ」という新種別が設定されている。一方で一等専用のまま残ったTEEは、インターシティ網からは独立した列車位置づけられるようになった。また西ドイツ国内でも一等専用優等列車いくつか残り、これもTEEとされた。ただしこうしたTEE需要小さく国内TEE1983年全廃され、国際TEE1987年ラインゴルト最後に西ドイツからは姿を消した。 IC79におけるインターシティ4つ系統IC71のときと同じであるが、以下の各区間で異系統の列車入れ替えが行なわれ、例えハンブルク - (1号線) - マンハイム - (3号線) - バーゼルハンブルク - (3号線) - ハノーファー - (4号線) - ミュンヘン といったインターシティ運転された。 ハンブルク - ハノーファーブレーメン - ハノーファー : 3号線4号線 ドルトムント - ケルン (エッセン経由ハーゲン経由) : 1号線2号線 マンハイム - ミュンヘンマンハイム - バーゼル : 1号線3号線 ヴュルツブルク - ミュンヘン (直行ニュルンベルクアウクスブルク経由) : 2号線4号線 このほかにも国際インターシティとの入れ替わりによる区間運転や、キール、ヴェスターラント(ドイツ語版)、カッセルザールブリュッケンダルムシュタットなどインターシティ基本ネットワーク上にない都市への直通行なわれている。 ダイヤIC71ではあくまで約2時間間隔だったのに対し、IC79では各駅の発着時刻をほぼ分単位でそろえパターンダイヤ徹底された。また異系統の接続IC71のものに加えハノーファー2号線ドルトムント方面3、4号線のゲッティンゲン方面が、またフランクフルト2号線ヴュルツブルク方面3号線マンハイム方面乗り換え可能になっている。1979年時点でのパターン以下の通りであったインターシティ基本ダイヤパターン (1979年)↓南行 (着時刻/発時刻)駅名北行 (着時刻/発時刻)1号線2号線3号線4号線1号線2号線3号線4号線- / 8:35 - / 9:45 ハンブルク中央駅17:15 / - 16:09 / - 9:36 / 9:38 ∥ - / 12:09 ブレーメン中央駅16:19 / 16:2113:45 / - ∥ - / 9:53 11:08 / 11:10 13:05 / 13:15 ハノーファー中央駅16:00 / - 14:43 / 14:45 12:38 / 12:48 11:35 / 11:38 11:30 / 11:41 ∥ ∥ ドルトムント中央駅14:17 / 14:23 14:12 / 14:22 ∥ ∥ 12:53 / 12:57 12:51 / 13:03 ∥ ∥ ケルン中央駅12:57 / 13:00 12:51 / 13:03 ∥ ∥ ∥ 15:27 / 15:33 14:31 / 14:37フランクフルト中央駅10:22 / 10:28 11:17 / 11:2315:24 / 15:2715:21 / 15:29マンハイム中央駅10:27 / 10:3010:25 / 10:33 ∥ ∥ 16:53 / 16:5916:48 / 16:58 ヴュルツブルク中央駅∥ 8:57 / 9:03 ∥ 8:58 / 9:07 19:10 / - 19:27 / - ∥ 19:42 / - ミュンヘン中央駅- / 6:42 - / 6:30 ∥ - / 6:15 17:46 / - バーゼルSBB駅 - / 8:08 各系統ともこれを1時間単位でずらす形で、ほぼ6次台から23時台まで運行されている。一部時間帯では途中駅列車入れ替わりがある。

※この「IC79」の解説は、「インターシティ (ドイツ)」の解説の一部です。
「IC79」を含む「インターシティ (ドイツ)」の記事については、「インターシティ (ドイツ)」の概要を参照ください。

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