Chloric acidとは? わかりやすく解説

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塩素酸

分子式ClHO3
その他の名称NA-9191、NA-2626、Chloric acid
体系名:塩素酸


塩素酸

(Chloric acid から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 07:30 UTC 版)

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塩素酸
識別情報
CAS登録番号 7790-93-4
ChemSpider 18513
特性
化学式 HClO3
モル質量 84.45914 g mol−1
外観 無色
密度 1 g/mL, solution (approximate)
への溶解度 >40 g/100 ml (20 °C)
酸解離定数 pKa ca. −1
構造
分子の形 三角錐形
危険性
主な危険性 酸化剤 (O)
腐食性 (C)
関連する物質
その他の陰イオン 臭素酸
ヨウ素酸
その他の陽イオン 塩素酸アンモニウム
塩素酸ナトリウム
塩素酸カリウム
関連物質 次亜塩素酸
塩酸
亜塩素酸
過塩素酸
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

塩素酸(えんそさん、: chloric acid)は塩素オキソ酸の1つで、化学式 HClO3 の化合物。+5価の塩素を中心にヒドロキシ基1つと酸素原子が2つついた構造を持つ。

化学的性質

遊離酸は単離できない。

希硫酸塩素酸バリウム水溶液を混合すると、不溶性の硫酸バリウムが析出して塩素酸水溶液を生じる。

水溶液は強酸で、強力な酸化剤でありしたがって漂白作用がある。冷たい水溶液はおよそ30%まで安定で、そこから慎重に減圧することで40%まで濃縮することができる。温めたりそれ以上の濃度にすると分解して様々な化合物を生じる。

塩素酸塩

塩素酸塩はいずれも不安定で取り扱いに注意を要する。火薬爆薬の原料として、また漂白にも使われる。日本国内では、塩素酸塩類は消防法に基づく危険物第1類に指定されている。

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