chisel
「chisel」とは
「chisel」は、木材や石材を削るための工具を指す英単語である。刃部分が鋭く、柄が長い特徴があり、彫刻や建築など、さまざまな分野で使用される。また、「chisel」は動詞としても使われ、物を削る、刻むという意味を持つ。「chisel」の発音・読み方
「chisel」の発音は、IPA表記では /ˈtʃɪzl/ となる。IPAのカタカナ読みでは「チィズル」、日本人が発音するカタカナ英語では「チズル」と読む。この単語は発音によって意味や品詞が変わる単語ではない。「chisel」の定義を英語で解説
A chisel is a hand tool with a sharp blade that is used for cutting or shaping wood, stone, or other hard materials. As a verb, to chisel means to cut or shape something using a chisel.「chisel」の類語
「chisel」の類語としては、「gouge」や「carve」などがある。「gouge」は、特に凹みを作るための工具やその行為を指し、「carve」は、木や石などを削って形を作るという意味を持つ。「chisel」に関連する用語・表現
「chisel」に関連する用語としては、「sculpture」や「carpentry」がある。「sculpture」は彫刻を指し、「carpentry」は木工を意味する。これらの分野では、「chisel」が頻繁に用いられる。「chisel」の例文
1. He used a chisel to carve the wood.(彼は木を彫るためにチズルを使った。)2. The sculptor chiseled a beautiful statue from a block of marble.(彫刻家は大理石の塊から美しい彫像を刻んだ。)
3. The carpenter sharpened his chisel before starting work.(大工は仕事を始める前にチズルを研いだ。)
4. She learned how to chisel in her sculpture class.(彼女は彫刻の授業でチズルの使い方を学んだ。)
5. The stone was chiseled into a beautiful shape.(石は美しい形に刻まれた。)
6. He held the chisel at the correct angle to make a clean cut.(彼はきれいな切り口を作るために正しい角度でチズルを持った。)
7. The artist chiseled the details of the face into the wood.(芸術家は木に顔の詳細を刻んだ。)
8. The chisel slipped and he cut his hand.(チズルが滑って彼は手を切った。)
9. He chiseled his name into the stone.(彼は石に自分の名前を刻んだ。)
10. The chisel is an essential tool for any carpenter.(チズルはどんな大工にとっても必要不可欠な道具である。)
たがね Chisel
Chisel
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/09 07:21 UTC 版)
パラダイム | ハードウェア記述言語 (HDL: Hardware Description Language) |
---|---|
登場時期 | 2012年 |
最新リリース | 6.6.0/ 2024年11月27日 |
型付け | 強い静的型付け |
ライセンス | BSDライセンス |
ウェブサイト | https://www.chisel-lang.org/ |
Chiselは、デジタル回路設計用の、オープンソースのハードウェア記述言語 (HDL: Hardware Description Language) の一種である。カリフォルニア大学バークレー校で開発が行われている。Chiselは、Scalaの内部DSLとして実装されている。
概要
Chiselは、Constructing Hardware In a Scala Embedded Language の略とされており、その名の通りScalaの内部DSLで、Scalaのライブラリとして提供されている。また、ハードウェア記述言語というよりも hardware construction language、すなわち構築言語であるとされている。[1]
Chiselのコンパイルは以下のようなパイプラインで行われる:
- Chisel3 (Scala) のコードから Firrtl (Flexible Internal Representation for RTL) へ
- Firrlt から Verilog へ(ASIC や FPGA ツール向け)
- Verilog から C++へ(Verilator を使用してシミュレーションやテストを行う)
歴史
開発動機
ハードウェア記述言語の主流は、VHDL、Verilog(および後継言語のSystemVerilog)であるが、これらは、ハードウェアの動作仕様の文書化、およびモデリングやシミュレーションのための言語として開発されたため、論理合成の機能は、シミュレーションのサブセットとなっている。また、これらの言語は、現在のソフトウェア用プログラミング言語の強力な抽象化機能は持っていない。このため、ハードウェアの設計者の生産性が低くなっている。Chiselは、Scalaをベースとして、現代のプログラミング言語の機能を提供する事を目的として開発された。[2]
バージョン履歴
- Chisel 2.1
- 2013年12月
- Chisel3
- 2017年11月
コード例
最小公倍数を求める例を以下に示す。
import chisel3._
class GCD extends Module {
val io = IO(new Bundle {
val a = Input(UInt(32.W))
val b = Input(UInt(32.W))
val e = Input(Bool())
val z = Output(UInt(32.W))
val v = Output(Bool())
})
val x = Reg(UInt(32.W))
val y = Reg(UInt(32.W))
when (x > y) { x := x -% y }
.otherwise { y := y -% x }
when (io.e) { x := io.a; y := io.b }
io.z := x
io.v := y === 0.U
}
脚注
- ^ https://www.chisel-lang.org/docs 2024年9月17日閲覧
- ^ Jonathan Bachrach, Huy Vo, Brian Richards, Yunsup Lee, Andrew Waterman, Rimas Avižienis, John Wawrzynek, Krste Asanović. “Chisel: Constructing Hardware in a Scala Embedded Language” (PDF). ASPIRE. UC Berkeley. 26 October 2021閲覧。
関連項目
外部リンク
- Chiselのページへのリンク