CLove

実用日本語表現辞典

clove

別表記：クロウヴ

「clove」の意味・「clove」とは

「clove」は英語の単語で、主に二つの意味を持つ。一つは香料や料理に用いられる「クローブ」、もう一つはニンニクやタマネギなどを区切った一片を指す「片」である。クローブは、その独特の香りと味からスパイスとして広く利用され、特にインド料理や中東料理に欠かせない存在となっている。また、ニンニクやタマネギの一片を指す「clove」は、料理のレシピなどで頻繁に見かける表現である。

「clove」の発音・読み方

「clove」の発音は、IPA表記では /kləʊv/ となる。IPAのカタカナ読みでは「クロウヴ」、日本人が発音するカタカナ英語では「クローヴ」と読む。発音によって意味や品詞が変わる単語ではないため、どの状況でも同じ発音である。

「clove」の定義を英語で解説

「clove」は英語で、"the dried flower bud of a tropical tree, used as a pungent aromatic spice" と定義される。これは「熱帯の樹木の乾燥した花のつぼみで、刺激的で芳香性のあるスパイスとして使用される」という意味である。また、"one of the small bulbs that make up a head of garlic" という定義もあり、「ニンニクの頭を構成する小さな球根の一つ」という意味も含まれる。

「clove」の類語

「clove」の類語としては、「segment」や「section」がある。これらはいずれも「一部分」や「区分」を意味する英語の単語で、「clove」がニンニクやタマネギの一片を指す意味で使われる際には、これらの単語と同じ意味で用いられることがある。

「clove」に関連する用語・表現

「clove」に関連する用語や表現としては、「garlic clove」や「onion clove」がある。「garlic clove」は「ニンニクの一片」、「onion clove」は「タマネギの一片」を意味し、料理のレシピなどでよく見かける表現である。

「clove」の例文

1. English: Add two cloves of garlic to the pan. (日本語訳：フライパンにニンニク2片を加える。)
2. English: This recipe calls for a clove of garlic. (日本語訳：このレシピではニンニク1片が必要である。)
3. English: The aroma of cloves filled the room. (日本語訳：クローブの香りが部屋中に広がった。)
4. English: Cloves are used as a spice in various cuisines. (日本語訳：クローブは様々な料理でスパイスとして使われる。)
5. English: She divided the onion into several cloves. (日本語訳：彼女はタマネギをいくつかの片に分けた。)
6. English: Cloves have a very distinctive flavor. (日本語訳：クローブには非常に特徴的な風味がある。)
7. English: I need three cloves of garlic for this dish. (日本語訳：この料理にはニンニク3片が必要である。)
8. English: Cloves are often used in Indian cooking. (日本語訳：クローブはよくインド料理で使われる。)
9. English: Each clove of garlic adds depth to the flavor. (日本語訳：ニンニクの一片一片が風味に深みを加える。)
10. English: The clove tree is a native of Indonesia. (日本語訳：クローブの木はインドネシア原産である。)

（2023年8月24日更新）

デジタル大辞泉

クローブ【clove】

読み方：くろーぶ

チョウジの別名。また、その花のつぼみを乾かした香辛料。肉料理などに用いる。

和の香り

丁字(チョウジ)

原産地：アフリカ
フトモモ科の常緑樹高木(Eugenia caryophyllata)の花蕾を乾燥させて用いたもの。原産地はモッルカ諸島だが、インドネシアや東アフリカ諸島などに移植され、現在はこれらの地方が主産地になっている。日本へは主にザンジバル島産が輸入されている。名の由来は、蕾が釘の形に似ているからで、丁香ともいう。胡椒と並ぶ代表的なスパイスで、大航海時代には歴史を動かすほど貴重なものであった。匂い香・焼香・線香などに広く使われる他、防腐剤・健胃剤としての薬効も高い。

植物図鑑

ちょうじのき (丁子の木)

●インドネシアのモルッカ諸島が原産です。高さは１０メートルほどになります。葉は長楕円形で、光沢のある濃緑色をしています。花は淡い緑白色ですが、この開花直前のツボミを乾燥したものが香辛料の丁子です。名前は、このかたちがクギ（フランス語で Clou）に似ていることによります。今ではアフリカ東岸のザンジバル島やペンバ島、マダガスカル島で多く生産されています。
●フトモモ科フトモモ属の常緑高木で、学名は Syzygium aromaticum。英名は Clove。

フトモモのほかの用語一覧

バンジロウ：	黄実の蕃石榴
フェイジョア：	フェイジョア
フトモモ：	オーストラリア蒲桃  丁子の木  水蓮霧  蒲桃  蒲桃

>>フトモモカテゴリの他の用語