BufferedGraphicsContext クラス
アセンブリ: System.Drawing (system.drawing.dll 内)

Public NotInheritable Class BufferedGraphicsContext Implements IDisposable
public sealed class BufferedGraphicsContext : IDisposable
public final class BufferedGraphicsContext implements IDisposable
public final class BufferedGraphicsContext implements IDisposable

BufferedGraphicsContext クラスでは、グラフィックスのカスタム ダブル バッファリングを実装できます。グラフィックスでダブル バッファリングを使用すると、表示面の再描画によって引き起こされるちらつきを低減または除去できます。
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---|
ダブル バッファリングを使用する簡単な方法は、SetStyle メソッドを使用して、コントロールの OptimizedDoubleBuffer コントロール スタイル フラグを設定することです。コントロールの OptimizedDoubleBuffer コントロール スタイル フラグを設定すると、コードを追加することなしに、そのコントロールに関するすべての描画が既定のグラフィックス バッファにリダイレクトされます。既定では、このフラグは true に設定されています。 |
BufferedGraphicsContext クラスは、グラフィックス バッファを作成および構成するためのメソッドを提供します。Allocate メソッドは、BufferedGraphics を作成します。これは、バッファに書き込みを行ったりその内容を出力デバイスに描画したりするために使用できるメソッドを提供する、グラフィックス バッファのラッパーです。
静的 BufferedGraphicsManager.Current プロパティから現在のアプリケーション ドメインの BufferedGraphicsContext を取得できます。グラフィックスが多用されるアニメーションなどのアプリケーションでは、コンストラクタを使用して専用の BufferedGraphicsContext を作成できますが、ほとんどのアプリケーションでは BufferedGraphicsManager.Current プロパティで十分です。
バッファ内グラフィックスを描画する方法およびカスタムのバッファリング実装の詳細については、「ダブル バッファリングされたグラフィックス」および「方法 : バッファリングされたグラフィックスを手動で管理する」を参照してください。

現在のアプリケーション ドメインの BufferedGraphicsContext を取得する方法を次のコード例に示します。このコードは、BufferedGraphics クラスのトピックで取り上げているコード例の一部分です。
' Retrieves the BufferedGraphicsContext for the ' current application domain. Dim appDomainGraphicsContext As BufferedGraphicsContext = BufferedGraphicsManager.Current
// Retrieves the BufferedGraphicsContext for the // current application domain. BufferedGraphicsContext appDomainGraphicsContext = BufferedGraphicsManager.Current;
// Retrieves the BufferedGraphicsContext for the // current application domain. BufferedGraphicsContext^ appDomainGraphicsContext = BufferedGraphicsManager::Current;

System.Drawing.BufferedGraphicsContext


Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


BufferedGraphicsContext メンバ
System.Drawing 名前空間
BufferedGraphics クラス
BufferedGraphicsManager
OptimizedDoubleBuffer
その他の技術情報
ダブル バッファリングされたグラフィックス
BufferedGraphicsContext コンストラクタ
アセンブリ: System.Drawing (system.drawing.dll 内)


グラフィックスが多用されるアニメーションなどのアプリケーションでは、BufferedGraphicsManager によって提供される既定のインスタンスの代わりに専用の BufferedGraphicsContext を使用することで、パフォーマンスを向上させることができる場合もあります。これにより、グラフィックス バッファを個別に作成および管理できます。
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専用のグラフィックス バッファの詳細については、「方法 : バッファリングされたグラフィックスを手動で管理する」を参照してください。

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


BufferedGraphicsContext プロパティ


関連項目
BufferedGraphicsContext クラスSystem.Drawing 名前空間
BufferedGraphics クラス
BufferedGraphicsManager
OptimizedDoubleBuffer
その他の技術情報
ダブル バッファリングされたグラフィックスBufferedGraphicsContext メソッド

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Allocate | オーバーロードされます。 グラフィックス バッファを作成します。 |
![]() | Dispose | BufferedGraphicsContext によって使用されているすべてのリソースを解放します。 |
![]() | Equals | オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | GetHashCode | 特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 ( Object から継承されます。) |
![]() | GetType | 現在のインスタンスの Type を取得します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | Invalidate | バッファが割り当てられていてまだ破棄されていない場合に現在のグラフィックス バッファを破棄します。 |
![]() | ReferenceEquals | 指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | ToString | 現在の Object を表す String を返します。 ( Object から継承されます。) |

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Finalize | Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 ( Object から継承されます。) |
![]() | MemberwiseClone | 現在の Object の簡易コピーを作成します。 ( Object から継承されます。) |

関連項目
BufferedGraphicsContext クラスSystem.Drawing 名前空間
BufferedGraphics クラス
BufferedGraphicsManager
OptimizedDoubleBuffer
その他の技術情報
ダブル バッファリングされたグラフィックスBufferedGraphicsContext メンバ
ダブル バッファリングに使用できるグラフィックス バッファを作成するためのメソッドを提供します。
BufferedGraphicsContext データ型で公開されるメンバを以下の表に示します。



名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Allocate | オーバーロードされます。 グラフィックス バッファを作成します。 |
![]() | Dispose | BufferedGraphicsContext によって使用されているすべてのリソースを解放します。 |
![]() | Equals | オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 (Object から継承されます。) |
![]() | GetHashCode | 特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 (Object から継承されます。) |
![]() | GetType | 現在のインスタンスの Type を取得します。 (Object から継承されます。) |
![]() | Invalidate | バッファが割り当てられていてまだ破棄されていない場合に現在のグラフィックス バッファを破棄します。 |
![]() | ReferenceEquals | 指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 (Object から継承されます。) |
![]() | ToString | 現在の Object を表す String を返します。 (Object から継承されます。) |

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Finalize | Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 (Object から継承されます。) |
![]() | MemberwiseClone | 現在の Object の簡易コピーを作成します。 (Object から継承されます。) |

関連項目
BufferedGraphicsContext クラスSystem.Drawing 名前空間
BufferedGraphics クラス
BufferedGraphicsManager
OptimizedDoubleBuffer
その他の技術情報
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