2021年のレギュラーシーズン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 02:54 UTC 版)
「MBSベースボールパーク」の記事における「2021年のレギュラーシーズン」の解説
NPBが11月1日(月曜日)まで組んでいたレギュラーシーズンで、阪神・オリックスともシーズンの最終盤までリーグ優勝の可能性を残していたことから、当番組では以下のように対応した。阪神が10月5日(火曜日)から臨んでいた関東遠征では、遠征中にナイトゲームとして組まれている5 - 7日の対DeNA3連戦(横浜)・8 - 10日の対ヤクルト3連戦(神宮)・12 - 14日の対巨人3連戦(東京ドーム)を、いずれも自社制作で中継した。上記の関東遠征が終了した時点で、セ・リーグでは阪神とヤクルト、パ・リーグではオリックス・ロッテ・楽天にリーグ優勝の可能性が残されていた。当番組では、阪神の試合が組まれていない同月15日(金曜日)に、HBC制作分の日本ハム対オリックス戦(札幌ドーム)中継(実況:川畑恒一<HBC>、解説:岩本勉)を相互ネット。16日(土曜日)には、LF制作分のヤクルト対中日戦(神宮)中継(実況:清水久嗣<LF>、解説:若松勉)のフルネットを実施した。阪神戦もオリックス戦も組まれていなかった22日には、金曜日ながらLF制作分のヤクルト対広島戦(神宮)中継の同時ネットを予定していたが、試合前に雨天中止が決まったことに伴って『番外編』の生放送に変更。神宮球場と同じ関東地方の屋外球場である横浜スタジアムで開催されたDeNA対中日戦の経過を、『番外編』の中で随時伝えた。 10月21日(木曜日)と26日(火曜日)の阪神対中日戦(甲子園)中継ではSFとの相互ネットを予定していたが、両日とも関西ローカル放送に変更された。中日が5位以下の順位でレギュラーシーズンを終えることが21日までに確定したことを受けて、SFが17日(日曜日)の楽天対西武戦(楽天生命パーク)中継(TBC制作)の同時ネット(中日戦では前述した16日の対ヤクルト戦中継)を最後に2021年内におけるプロ野球中継を終了させたことによる。10月24日(日曜日)には、阪神がマツダススタジアムのデーゲームで広島、ヤクルトが神宮球場でのナイトゲームで巨人に勝利。両試合を終了した時点で阪神とヤクルトのゲーム差が消滅したため、レギュラーシーズンの最終戦まで3試合を残していたヤクルトが勝率で阪神を上回るものの、阪神にもリーグ優勝の可能性が(全日程終了後の29日以降に)残されていた。しかし、MBSでは編成上の事情から両カードとも中継できず、ナイトゲーム中継の基本放送枠を『番外編』の生放送に充てた。 阪神のレギュラーシーズン最終戦であった10月26日の対中日戦(甲子園で18:01に開始)では、阪神優勝の可能性がこの試合とDeNA対ヤクルト戦(横浜スタジアムで17:45に開始=LFが関東ローカル向けに中継)の結果次第で大きく変わることを背景に、実況:近藤亨、解説:八木、リポーター:金山という陣容で中継を放送した。実際には、DeNA対ヤクルト戦がヤクルトの勝利で21:04に終了したため、LFが21:10から阪神対中日戦中継の飛び乗りネットを開始。結局、阪神が中日に完封負けを喫したことによって、最終戦までの残り2試合に全敗しても最終勝率で阪神を上回るヤクルトのリーグ優勝と、(ヤクルトが残り2試合に全勝しても)レギュラーシーズンの勝利数(77勝)がリーグトップである阪神のシーズン2位が確定した。なお、阪神対中日戦の終了後には、阪神・岩田稔投手の引退セレモニーが金山の司会によって甲子園球場のグラウンド上で催された。オリックスは前日(10月25日)の対楽天戦(楽天生命パーク=TBCの自社制作で宮城ローカル向けに中継)で全日程を消化していたため、当番組では、レギュラーシーズンにおけるプロ野球中継を岩田の引退セレモニーが始まる直前(21:40)に終了した。ただし、後続番組の『ベースボールパークEXトラ!』(21:40 - 21:50)では、岩田による引退の挨拶を収録した音源を放送している。 パ・リーグでは、オリックスが優勝マジックを1度も点灯させないまま、レギュラーシーズンの全日程を首位で終了した。この時点で2位ながらマジック3のロッテは10月27日(水曜日)以降に3試合を残していたが、1試合でも敗れれば残りの試合に全勝しても最終勝率でオリックスの.560を上回れないことから、オリックスの優勝が決まることになっていた。結局、ロッテが同日の対楽天戦(楽天生命パーク)に敗れた20:56に、オリックスの優勝が決定。京セラドームでは観客を入れずに中嶋聡監督の胴上げが実施されたが、MBSで優勝決定の瞬間に放送されていた『番外編』や21:00からの『ベースボールパークEXトラ!』では中継を挿入せず、決定の一報を伝えるだけにとどまった。
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