2020年扶桑町長選挙とは? わかりやすく解説

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2020年扶桑町長選挙

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/01 06:45 UTC 版)

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2020年扶桑町長選挙
2016年 ←
2020年4月21日 (2020-04-21)
→ 2024年

投票率 38.25%
 
候補者 鯖瀬武 千田勝隆
政党 無所属 無所属
得票数 5,656 4,984

選挙前町長

千田勝隆
無所属

選出町長

鯖瀬武
無所属

2020年扶桑町長選挙(2020ねんふそうちょうちょうせんきょ)は、日本地方自治体である扶桑町執行機関である扶桑町長を選出するために行われた選挙で、2020年令和2年4月26日に投開票[1]

概要

現職の千田勝隆の任期満了に伴う選挙。

この選挙は、改正された公職選挙法において、選挙権が20歳から18歳に引き下げられてから、初の扶桑町での町長選となる。

各候補の動き

2020年令和2年3月25日扶桑町中央公民館2階講堂で開かれた立候補予定者説明会に姿を見せたのは千田勝隆の陣営のみで、この時点では選挙はなく、現職の千田が無投票当選するものとみられていた。しかし、4月2日、町長選のため扶桑町役場を3月31日付で早期退職した鯖瀬武が立候補を表明。2期目を目指す現職の千田と無所属新人の鯖瀬による一騎打ちの選挙が始まることとなった。自民党公明党は2期目を目指す千田に推薦を出した。一方、扶桑町役場で総務部長を務めた鯖瀬は、役場での知名度は十分だったが、町全体に広く認知されている訳ではないため、立候補を表明してから投票日までの僅か24日間でどれだけ知名度を伸ばせるかが課題となった。

新型コロナウイルス感染症

鯖瀬事務所に掲げられていた新型コロナウイルス感染症対策の看板

2020年4月日本新型コロナウイルス感染症による所謂コロナ禍に見舞われていた。また、4月14日には扶桑町でも新型コロナウイルス感染症の感染者が発生した[2]。これにより両候補は新型コロナウイルス感染症対策に細心の注意を払いながら選挙戦を進めることとなった。人との接触を最大限抑えるため、立会演説会や決起集会は開かれず、出陣式の規模も縮小されるなど、異例の選挙戦となった。

選挙データ

  • 選挙事由:任期満了
  • 告示日:2020年4月21日

投票日

選挙の争点

  • 1期4年の千田町政の是非
  • 児童館建設費用の見直し

千田が「スーパー児童館なんです」[3]と語り、2016年の初当選時からの念願であった多機能児童センター(仮称)だが、鯖瀬は建設費だけで6億円という豪華さを疑問視[4]。「削れるところは削って見直しをかけ、お母さん方、お子さん方が楽しく過ごせる、そういった児童館建設を目指してまいります」と述べ[5]、計画の見直しを示唆した。

立候補者

候補者名
(読みかた)
年齢 党派 推薦・支持 現新 肩書きと代表的経歴 公式サイト
鯖瀬武
(さばせ たけし)
59 無所属 扶桑町役場総務部長 鯖瀬武
千田勝隆
(せんだ かつたか)
66 無所属 自民党公明党 推薦 扶桑町長
元千田プロパン(有)代表取締役
千田勝隆

選挙結果

2020年扶桑町長選挙投票先

  鯖瀬武 (53.16%)
  千田勝隆 (46.84%)

新人・鯖瀬が現職の千田を破り、初当選を果たした[6]。投票率は38.25%で、新型コロナウイルス感染症感染拡大と、扶桑町議会議員選挙が定数を超えず無投票になったことで、前回比-17.99ポイントと大きく下回った。

開票結果は下記の通り。

※当日有権者数:28,140人 最終投票率:38.25%(前回比:-17.99%)

順位 候補者名 党派 新現元 得票数 得票率 惜敗率
1 鯖瀬武
(当選)
無所属 5,656 53.16% ----
2 千田勝隆 無所属 4,984 46.84%
投票総数 10,640 100.00%

出典

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外部リンク


2020年扶桑町長選挙

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/20 07:57 UTC 版)

千田勝隆」の記事における「2020年扶桑町長選挙」の解説

2019年令和元年12月扶桑町議会定例会では去就明らかにしなかった千田だったが、2020年令和2年2月10日再選目指し立候補表明。町を二分する争点はなく、千田無投票当選するとの見方もあったが、選挙まで3週間ほどに迫った4月2日鯖瀬武突如として立候補表明鯖瀬3月末まで扶桑町役場総務部長務めていたが、千田との方針違い訴え定年1年残して退職申し出ていた。 選挙戦では、千田初当選時からの公約だった多機能児童センター建設既定路線として主張した一方鯖瀬児童センター建設予算切り詰めて新しい公共交通網づくりなどに充てる訴えた自由民主党公明党の県組織から推薦得たほか、近隣首長応援受けた千田だったが、27日投開票結果672票差で惜敗した。 ちなみに2020年愛知県では岡崎市内田康宏)、豊山町服部正)、豊橋市佐原光一)などで現職首長落選相次いだ年で、千田落選飛島村久野時男)に次いで2例目であった。 ※当日有権者数:28,140人 最終投票率:38.25%(前回比:-17.99pts) 候補者年齢所属党派新旧得票数得票率推薦支持鯖瀬武 59 無所属 新 5,656票 53.16% 千田勝隆 66 無所属 現 4,984票 46.84% (推薦自由民主党公明党

※この「2020年扶桑町長選挙」の解説は、「千田勝隆」の解説の一部です。
「2020年扶桑町長選挙」を含む「千田勝隆」の記事については、「千田勝隆」の概要を参照ください。

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