2003年愛知県議会議員選挙

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2003年愛知県議会議員選挙

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/03/19 08:23 UTC 版)

2003年愛知県議会議員選挙は、2003年4月13日に執行された愛知県議会の議員を改選するための一般選挙。第15回統一地方選挙の一つとして実施された。

概要

県議会議員の任期4年が満了したことに伴って行われた。この選挙から「北設楽郡選挙区」（定数1）と「南設楽郡選挙区」（定数1）は統合されて「北設楽郡及び南設楽郡選挙区」（定数1）となり、定数1減の選挙となった。

59選挙区106議席に対し162人が立候補した。そのうち21選挙区で24人が無投票当選となった。投票率は43.97％で、1999年の前回選を4.7ポイント下回った。

基礎データ

• 選挙事由：任期満了
• 告示日：2003年4月4日
• 投票日：2003年4月13日
• 議員定数：106人
• 選挙区：59選挙区（うち21選挙区で無投票）
• 候補者数：162人（うち24人が無投票当選）

選挙結果

党派	計	新旧別			無投票 当選
		現職	元職	新人
自由民主党	57	50	0	7	(18)
民主党	24	14	1	9	(2)
公明党	7	5	0	2
日本共産党	0	0	0	0
無所属	18	10	1	7	(4)
	106	79	2	25	(24)

当選者

選挙区名 定数 区域 選出議員 党派 年齢 新旧別 名古屋市千種区 3 名古屋市千種区 小出典聖 自民党 54 現 今井安栄 無所属 57 元 山田幸洋 無所属 63 現 名古屋市東区 1 名古屋市東区 寺本充 自民党 41 現 名古屋市北区 3 名古屋市北区 塚本久 民主党 55 現 桂俊弘 公明党 59 新 松川浩明 自民党 39 現 名古屋市西区 2 名古屋市西区 熊田裕通 自民党 38 現 渡辺雅司 民主党 53 新 名古屋市中村区 2 名古屋市中村区 松山登 民主党 52 現 寺西学 自民党 67 現 名古屋市中区 1 名古屋市中区 加藤南 自民党 57 現 名古屋市昭和区 2 名古屋市昭和区 可児茂久 自民党 44 現 飯田雄三 民主党 72 現 名古屋市瑞穂区 2 名古屋市瑞穂区 高橋則行 自民党 71 現 高木浩司 民主党 49 現 名古屋市熱田区 1 名古屋市熱田区 華地山義章 民主党 34 新 名古屋市中川区 3 名古屋市中川区 立松誠信 自民党 72 現 鬼頭英一 公明党 53 現 西川厚志 無所属 33 新 名古屋市港区 2 名古屋市港区 直江弘文 自民党 54 現 刀禰勝之 民主党 32 新 名古屋市南区 3 名古屋市南区 近藤浩 自民党 42 現 岩田隆喜 公明党 51 現 久野哲生 民主党 38 新 名古屋市守山区 2 名古屋市守山区 田辺克宏 自民党 45 現 森井元志 民主党 39 新 名古屋市緑区 3 名古屋市緑区 中村友美 民主党 43 現 結城秀治 自民党 54 現 杉岡和明 民主党 51 現 名古屋市名東区 2 名古屋市名東区 筒井隆彌 自民党 57 現 富田昭雄 民主党 44 現 名古屋市天白区 2 名古屋市天白区 浅井一明 自民党 56 現 水谷満信 民主党 38 新 豊橋市 5 豊橋市 渡会克明 公明党 50 現 柏熊光代 民主党 53 現 杉田元司 自民党 51 現 小久保三夫 自民党 61 現 鈴木孝昌 自民党 58 現 岡崎市 4 岡崎市 浜崎利生 民主党 54 現 青山秋男 自民党 56 現 内田康宏 自民党 50 現 中根義一 自民党 58 新 一宮市及び葉栗郡 5 一宮市・旧木曽川町 木藤俊郎 公明党 46 新 岩村進次 自民党 48 現 栗田宏 自民党 69 現 吉田真人 無所属 38 新 高橋正子 民主党 44 新 瀬戸市 2 瀬戸市 川本明良 自民党 68 現 長江幸彦 無所属 73 現 半田市 2 半田市 近藤良三 民主党 54 元 加藤精重 自民党 53 現 春日井市 4 春日井市 米田展之 公明党 56 現 神戸洋美 自民党 47 新 伊藤勝人 自民党 57 新 金澤利夫 民主党 64 新 豊川市 2 豊川市 山本和明 自民党 67 現 高柳淳子 無所属 42 新 津島市 1 津島市 中野治美 無所属 47 新 碧南市 1 碧南市 小林秀央 自民党 61 現 刈谷市 2 刈谷市 住田宗男 民主党 60 現 酒井庸行 自民党 51 新 豊田市及び東加茂郡 4 豊田市・旧足助町 旧下山村・旧旭町 旧稲武町 片桐清高 民主党 63 現 倉知俊彦 自民党 71 現 三浦孝司 自民党 59 現 小島丈幸 公明党 49 現 安城市 2 安城市 仲敬助 民主党 54 新 大見正 自民党 44 新 西尾市 2 西尾市 川上万一郎 自民党 58 現 榊原康正 民主党 63 現 蒲郡市 1 蒲郡市 大竹正人 無所属 50 現 犬山市 1 犬山市 田中志典 自民党 44 現 常滑市 1 常滑市 澤田丸四郎 自民党 47 現 江南市 1 江南市 奥村悠二 自民党 59 現 尾西市 1 旧尾西市 長坂康正 自民党 46 現 小牧市 2 小牧市 保手浜清登 無所属 60 現 山下史守朗 無所属 27 新 稲沢市 2 稲沢市 田島昊 無所属 64 現 久保田浩文 自民党 50 現 新城市 1 新城市 加藤実 自民党 70 現 東海市 2 東海市 神野博史 無所属 54 新 原田信夫 無所属 56 現 大府市 1 大府市 深谷勝彦 自民党 57 現 知多市 1 知多市 伊藤忠彦 自民党 38 現 知立市 1 知立市 秋田政幸 自民党 61 現 尾張旭市 1 尾張旭市 水野豊明 無所属 52 現 高浜市 1 高浜市 杉浦孝成 無所属 55 新 岩倉市 1 岩倉市 河村滉 自民党 69 現 豊明市 1 豊明市 外山半三 自民党 71 現 日進市 1 日進市 波形昌洋 民主党 55 現 愛知郡 1 旧長久手町・東郷町 福田績 自民党 57 現 西春日井郡 2 旧西枇杷島町・旧清洲町 旧新川町・旧春日町 旧師勝町・旧西春町 豊山町 水野富夫 自民党 53 現 渡辺秀人 無所属 44 現 丹羽郡 1 大口町・扶桑町 藤川政人 自民党 42 現 中島郡 1 旧祖父江町 旧平和町 吉川伸二 自民党 49 現 海部郡 3 旧佐屋町・旧立田村 旧八開村・旧佐織町 旧弥富町・旧十四山村 大治町・蟹江町 飛島村 浜田一徳 自民党 55 現 横井五六 無所属 46 現 黒川節男 民主党 56 現 知多郡第一 1 阿久比町・東浦町 日高昇 自民党 66 現 知多郡第二 1 南知多町・美浜町 武豊町 川口英明 自民党 69 現 幡豆郡 1 旧一色町・旧吉良町 旧幡豆町 浅井喜代治 自民党 53 新 額田郡 1 幸田町・旧額田町 鈴木正 自民党 60 新 西加茂郡 1 旧藤岡町・旧小原村 旧三好町 服部鉦臣 無所属 64 現 北設楽郡及び南設楽郡 1 設楽町・東栄町 豊根村 旧鳳来町・旧作手村 佐宗靖ひろ 自民党 67 現 宝飯郡 1 旧音羽町・旧御津町 旧一宮町 小林功 自民党 59 現 渥美郡 1 旧田原町・旧赤羽根町 旧渥美町 鈴木愿 自民党 64 現 無投票となった選挙区 2人区：中村区、稲沢市、西春日井郡 1人区：東区、中区、碧南市、蒲郡市、常滑市、江南市、尾西市、新城市、知立市、豊明市、日進市、丹羽郡、中島郡、知多郡第一、幡豆郡、西加茂郡、宝飯郡、渥美郡 年表 2003年 5月26日 - 小林秀央（碧南市）が第83代議長に就任。 9月 - 衆議院議員の吉田幸弘が日本歯科医師連盟の資金を悪用し、2か月後の総選挙で自分への投票を依頼するため、結城秀治（名古屋市緑区）、浅井一明（名古屋市天白区）、可児茂久（名古屋市昭和区）らに各200万円を渡した（日歯連事件）。 10月14日 - 近藤浩（名古屋市南区）が第43回衆議院議員総選挙に出馬するため辞職。 12月6日 - 近藤浩は衆院選で当選するも、公職選挙法違反の容疑で逮捕される（12月9日に辞職）。 2004年 5月26日 - 加藤南（名古屋市中区）が第84代議長に就任。 7月31日 - 結城秀治（名古屋市緑区）が前年9月の被買収容疑で逮捕された責任をとり辞職。 9月3日 - 浅井一明（名古屋市天白区）が上記の理由で辞職。 10月25日 - 可児茂久（名古屋市昭和区）が上記の理由で辞職。 2005年 5月26日 - 川上万一郎（西尾市）が第85代議長に就任。 8月30日 - 杉田元司（豊橋市）と伊藤忠彦（知多市）が第44回衆議院議員総選挙に立候補の届出をし、自動失職。 9月25日 - 知多市選挙区の補欠選挙実施。勝崎泰生が当選。 2006年 5月26日 - 内田康宏（岡崎市）が第86代議長に就任。 11月24日 - 田中志典（犬山市）が犬山市長選挙に出馬するため辞職。