2020年における特別編成の対応
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「文化放送ライオンズナイター」の記事における「2020年における特別編成の対応」の解説
1985年から2019年までは、一部の年度を除き基本、定時の開始時間を17:50、定時の終了時間を21:30に設定していた。2020年度は、開始時間を17:55に繰り下げるとともに、定時の終了時間を21:00に繰り上げ(延長オプション50分のまま、最大22:20から最大21:50に変更)。2019年までシーズン中に放送されていた「プロ野球直前情報」「ライオンズエキスプレス」の放送枠を廃止したうえで、本番組と『岩本勉のまいどスポーツ』に組みこんでいた。 2020年には、日本国内で新型コロナウイルス感染症が流行している影響で、NPBのレギュラーシーズン開幕が当初予定の3月20日から6月19日(いずれも金曜日)に延期。西武戦を例年より遅く11月上旬まで開催するほか、クライマックスシリーズがパ・リーグ限定で11月14日 - 17日(レギュラーシーズンの優勝チームと2位チームの対戦による4試合制)、日本シリーズの開幕日が11月21日(土曜日)に設定されている。このような事情から、4月上旬から6月中旬までは、例年と異なる趣向の野球関連番組を本番組の基本中継枠に随時編成。当初は3月31日から9月25日までの期間を予定していたレギュラーシーズンの中継については、放送期間を6月19日から10月30日までに改めた。その一方で、2020年が(西鉄ライオンズ時代から数えて)ライオンズ命名70周年に当たることから、西武戦の中継では「ライオンズ命名70年 獅子の年輪」というミニコーナーを編成。レギュラーシーズンの開幕当初(7月上旬まで)に(西武戦を含めた)全試合が無観客で実施されたほか、その後の公式戦でも観客の収容人数が制限されていることから、従来の野球中継では聴けなかった球場内の音声(本番組での呼称は「野Q音」)も最新の音響技術を駆使しながら可能な限り放送している。新型コロナウイルスへの感染拡大防止策の一環として、文化放送スポーツアナウンサー・解説者の関東圏外ビジター試合への乗り込み制作、リポーターの派遣および週末に開催される試合のインターネット配信を休止した。 文化放送では2020年度のナイターオフ編成を9月28日(月曜日)から開始。同日から『ココロのオンガク 〜music for you〜』を平日の18:45 - 19:00、29日(火曜日)から『斉藤一美 ニュースワイドSAKIDORI! OVERTIME』を火 - 金曜日の17:55 - 18:45に放送している。10月中の火 - 金曜日に西武のナイトゲームが組まれている場合には、本番組を19:00 - 21:00(最大21:50まで延長対応)に放送。中継カードが西武主催試合で、本番組の中継をインターネットやビジター相手局でも配信する場合は、試合開始から19:00までインターネットと相手局への裏送りを実施していた。10月30日(金曜日)の西武対ソフトバンク戦(九州朝日放送との相互ネット)の中継を最後に、西武のホームゲームを5試合残してレギュラーシーズンの放送を終了。 なお、文化放送ではNPBのレギュラーシーズンの日程都合によるライオンズナイターの放送期間をナイターオフ編成の10月以降に延長したのは、2020年度が唯一である。東日本大震災の影響で開幕が当初予定の3月25日(金曜日)から4月12日(火曜日)に延期した2011年度、および東京オリンピック開催に伴う変則日程で行われた2021年度は、ナイターオフ番組を優先するため、通常の放送期間(原則4月 − 9月)で放送した。
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