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2019年のセントラル・リーグクライマックスシリーズ は、2019年 10月に開催されたプロ野球 セントラル・リーグ のクライマックスシリーズ 。
概要
本大会はSMBC日本シリーズ2019 出場権をかけたプレーオフトーナメント。4年ぶりに全試合が関東地方で開催された。
ファーストステージ
レギュラーシーズン2位の横浜DeNAベイスターズ と3位の阪神タイガース が3戦2勝先取制で争い、勝者がファイナルステージに進出する。今シリーズは、横浜市に本社を置く家電量販店・ノジマ が冠協賛社となり「2019ノジマ クライマックスシリーズ・セ ファーストステージ 」[ 1] として行われる。
横浜スタジアムでCSが行われるのは初めてのことであり、これでNPB全12球団の本拠地がクライマックスシリーズ開催経験をもつことになった。
会期:10月5日から10月7日
球場:横浜スタジアム
試合開始時間[ 1] :
10月5日(第1戦)・10月6日(第2戦):14:00
10月7日(第3戦):18:00
ファイナルステージ
レギュラーシーズン1位(1勝分のアドバンテージが与えられる)の読売ジャイアンツ とファーストステージ勝者の阪神タイガースが6戦4勝先取制で争い、勝者がSMBC日本シリーズ2019 への出場権を得る。今シリーズは、新宿に本社を置く警備会社・セノン が冠協賛社となり「2019セノン クライマックスシリーズ・セ ファイナルステージ 」[ 2] として行われる。
東京ドームでの開催は2016年 ファーストステージ以来3年ぶり。ファイナルステージの開催は2014年 以来5年ぶりとなる。
なお、10月12日は令和元年東日本台風 (台風19号)接近の影響による観客の安全面を考慮し、中止順延となった[ 3] 。さらに、13日は東日本台風の影響で午前中、各交通機関で運転が見合わせとなるため、観客の安全を考慮し、試合開始時間を14時から15時30分に変更した[ 4] 。
会期:10月9日から10月13日
球場:東京ドーム
試合開始時間[ 5] :
10月9日(第1戦)・10月10日(第2戦)・10月11日(第3戦):18:00
10月13日(第4戦):15:30
トーナメント表
1stステージ(準決勝)
ファイナルステージ(決勝)
(6戦4勝制)東京ドーム
巨人(セ優勝)
☆○○●○
(3戦2勝制)横浜スタジアム
阪神
★●●○●
DeNA(セ2位)
●○●
阪神(セ3位)
○●○
☆・★=ファイナルステージのアドバンテージによる1勝・1敗分
ファーストステージ
2019 ノジマ クライマックスシリーズ セ ファーストステージ
日付
試合
ビジター球団(先攻)
スコア
ホーム球団(後攻)
開催球場
10月5日(土)
第1戦
阪神タイガース
8 - 7
横浜DeNAベイスターズ
横浜スタジアム
10月6日(日)
第2戦
阪神タイガース
4 - 6x
横浜DeNAベイスターズ
10月7日(月)
第3戦
阪神タイガース
2 - 1
横浜DeNAベイスターズ
勝者:阪神タイガース
ファイナルステージ
2019 セノン クライマックスシリーズ セ ファイナルステージ
日付
試合
ビジター球団(先攻)
スコア
ホーム球団(後攻)
開催球場
アドバンテージ
阪神タイガース
読売ジャイアンツ
10月9日(水)
第1戦
阪神タイガース
2 - 5
読売ジャイアンツ
東京ドーム
10月10日(木)
第2戦
阪神タイガース
0 - 6
読売ジャイアンツ
10月11日(金)
第3戦
阪神タイガース
7 - 6
読売ジャイアンツ
10月12日(土)
第4戦
令和元年東日本台風 (台風19号)のため中止
10月13日(日)
阪神タイガース
1 - 4
読売ジャイアンツ
勝者:読売ジャイアンツ
試合結果
ファーストステージ
2019 ノジマ クライマックスシリーズ セ ファーストステージ
日付
試合
ビジター球団(先攻)
スコア
ホーム球団(後攻)
開催球場
10月5日(土)
第1戦
阪神タイガース
8 - 7
横浜DeNAベイスターズ
横浜スタジアム
10月6日(日)
第2戦
阪神タイガース
4 - 6x
横浜DeNAベイスターズ
10月7日(月)
第3戦
阪神タイガース
2 - 1
横浜DeNAベイスターズ
勝者:阪神タイガース
第1戦 10月5日
10月5日(土) 横浜 31,832人
1
2
3
4
5
6
7
8
9
R
H
E
阪神
0
0
0
1
0
0
4
3
0
8
12
0
DeNA
3
0
0
0
4
0
0
0
0
7
14
0
神:西 (0回)、守屋 (1回)、ガルシア (3回)、島本 (1回)、能見 (1回)、○ドリス (1回)、H岩崎 (1回)、S藤川 (1回) - 梅野
De:石田 (4回)、H今永 (2回)、バリオス (0回1/3)、●エスコバー (1回1/3)、国吉 (1回1/3) - 伊藤光
勝利 :ドリス(1勝)
セーブ :藤川(1S)
敗戦 :エスコバー(1敗)
本塁打 神:北條 1号(7回3ラン・エスコバー) De:筒香 1号(1回3ラン・西)
審判 [球審]石山 [塁審]土山 (1B)、笠原 (2B)、名幸 (3B) [外審]西本 (LL)、吉本 (RL)
開始:14時02分 試合時間:3時間57分(終了:17時59分)[ 6]
初のクライマックスシリーズ(以下、CS)本拠地開催となったDeNAの先発は石田、阪神の先発は西。
DeNAは1回裏、筒香の3点本塁打で先制する。さらに無死1塁とすると、続く宮﨑の打球が阪神先発・西を直撃し、阪神は投手を西から守屋に交代[ 7] 。先発・西は1つもアウトを取れずに降板となった。その後阪神は4回表、梅野の犠飛で1点を返すも、5回裏にDeNAが阪神の4番手・島本を攻め、筒香、ロペス、柴田の適時打で4点を追加し、7-1と6点をリードした。それでも阪神は7回表、DeNAの3番手・バリオスを攻め1死2塁とし、木浪の適時打で1点を返す。さらに、4番手・エスコバーから近本が遊安打を放ち1死1,2塁とすると、北條の3点本塁打で、7-5の2点差とした。続く8回表には、続投したエスコバーから木浪が適時打を放ち1点差とする。さらに近本の安打と盗塁で2死2,3塁とすると、北條が5番手・国吉から2点適時打を放ち、7-8と逆転に成功した。阪神は6回以降、能見、ドリス、岩崎が無失点で繋ぐと、最後は藤川が9回裏を無失点で抑えて、阪神が8-7で勝利し、ファイナルステージ進出に王手をかけた[ 8] 。
CS[ 注 1] で6点差を逆転し勝利を収めるのは史上初[ 7] 。また、阪神の北條は5打点を記録したが、CSでの1試合5打点以上は前年 のパ・リーグファイナルステージ第3戦の上林誠知 以来、史上12人目(14度目)、セ・リーグでは2012年 第2ステージ第2戦の小笠原道大 以来、史上2人目[ 7] 。
第2戦 10月6日
10月6日(日) 横浜 31,818人
1
2
3
4
5
6
7
8
9
R
H
E
阪神
0
0
0
0
2
1
0
0
1
4
10
0
DeNA
2
0
1
0
0
1
0
0
2×
6
11
1
神:青柳 (4回)、守屋(1回)、ガルシア(1回)、ドリス(1回)、●岩崎(1回1/3) - 梅野
De:濵口 (4回2/3)、H三嶋 (0回1/3)今永(1回)、Hパットン (0回1/3)、Hエスコバー(0回2/3)、○山﨑 (2回) - 戸柱 、嶺井
勝利 :山﨑(1勝)
敗戦 :岩崎(1敗)
本塁打 神:福留 1号(9回ソロ・山﨑) De:ロペス 1号(1回2ラン・青柳)、筒香2号(3回ソロ・青柳)、乙坂 1号(9回2ラン・岩崎)
審判 [球審]名幸 [塁審]笠原(1B)、西本(2B)、吉本(3B) [外審]芦原 (LL)、土山(RL)
開始:14時00分 試合時間:3時間50分(終了:17時50分)[ 9]
阪神
打順
守備
選手
1
[中]
近本
2
[遊]
北條
走遊
植田
打遊
木浪
3
[左]
福留
4
[一]
マルテ
5
[三]
大山
投
守屋
投
ガルシア
打
原口
投
ドリス
投
岩崎
6
[二三]
糸原
7
[捕]
梅野
8
[右]
中谷
打右
髙山
9
[投]
青柳
打二
上本
DeNA
打順
守備
選手
1
[中右]
神里
2
[右]
ソト
走右
桑原
3
[左]
筒香
4
[一]
ロペス
5
[三]
宮﨑
6
[捕]
戸柱
打
梶谷
投
山﨑
打
乙坂
7
[二]
柴田
8
[遊]
大和
9
[投]
濵口
投
三嶋
投
今永
打
中井
投
パットン
投
エスコバー
打
嶺井
DeNAの先発は濵口、阪神の先発は青柳。
DeNAは1回裏、ロペスの2点本塁打で先制すると、3回裏には筒香がソロ本塁打を放ち、1点を追加し、3点をリードした。一方の阪神は5回表、北條の左線適時二塁打と、続く福留の右前適時打で2点を返し1点差とすると、さらに6回表には上本が左前適時打を放ち、同点に追いついた。対するDeNAは直後の6回裏、神里が阪神の3番手・ガルシアから左前適時打を放ち、DeNAが再び1点をリードした。しかし9回表、DeNAは8回表から登板していたクローザー・山﨑を続投させるも、2死から福留にソロ本塁打を浴び、同点に追いついかれた。それでも直後の9回裏、8回裏から登板していた阪神の5番手・岩崎から、代打・乙坂が右越2点本塁打を放ち、DeNAがサヨナラ勝ちを決め、ファイナルステージ進出へ逆王手をかけた[ 10] 。
CSでのサヨナラ勝ちは、2015年 ファイナルステージ第1戦のソフトバンク以来11度目で[ 11] 、セ・リーグでは2012年ファイナルステージ第5戦(石井義人 のサヨナラ安打)以来。また、サヨナラ本塁打は2009年 第2ステージ第1戦のターメル・スレッジ 以来、CS史上3本目で、セ・リーグでは史上初[ 11] 。代打サヨナラ本塁打は両リーグ通じてCS史上初であり、日本シリーズを含めても1992年 の杉浦亨 以来、史上2本目[ 11] 。
また、乙坂は2017年 ファーストステージ第2戦でも代打本塁打を放っており、CSで代打本塁打を2本記録したのは史上初[ 11] 。
第3戦 10月7日
10月7日(月) 横浜 31,807人
1
2
3
4
5
6
7
8
9
R
H
E
阪神
0
0
0
0
0
1
0
1
0
2
9
1
DeNA
0
0
0
0
0
0
1
0
0
1
4
1
神:髙橋遥 (3回)、H島本(2回)、岩崎(1回1/3)、○ドリス(0回2/3)、S藤川(2回) - 梅野
De:平良 (3回2/3)、H石田(0回1/3)、国吉(2回)- 上茶谷 (1回)、●エスコバー(0回2/3)、三嶋(0回1/3)、山﨑(1回) - 伊藤光
勝利 :ドリス(2勝)
セーブ :藤川(2S)
敗戦 :エスコバー(2敗)
審判 [球審]吉本 [塁審]西本(1B)、芦原(2B)、土山(3B) [外審]石山(LL)、笠原(RL)
開始:18時00分 試合時間:3時間57分(終了:21時57分)[ 12]
阪神
打順
守備
選手
1
[中]
近本
2
[三]
北條
投
藤川
3
[左]
福留
4
[一]
マルテ
一
大山
5
[二三]
糸原
6
[右]
髙山
走二
植田
7
[捕]
梅野
8
[遊]
木浪
9
[投]
髙橋遥
打
鳥谷
投
島本
打
陽川
投
岩崎
投
ドリス
打
原口
右
江越
DeNA
打順
守備
選手
1
[中]
神里
2
[右二]
ソト
3
[左]
筒香
4
[一]
ロペス
走
中井
5
[三]
宮﨑
6
[捕]
伊藤光
打
乙坂
7
[二遊]
柴田
8
[遊]
大和
打右
佐野
9
[投]
平良
投
石田
投
国吉
打
桑原
投
上茶谷
投
エスコバー
投
三嶋
打
梶谷
投
山﨑
DeNAの先発は平良、阪神の先発は髙橋遥。
阪神は4回表、2死1,2塁のチャンスを作ると、3回まで1安打無失点の好投を見せていた先発・髙橋遥に代えて代打・鳥谷を送る。すると、DeNAも先発・平良に代わって、第1戦に先発した石田が登板。鳥谷には四球で出塁を許したが、近本は一ゴロに抑え、無失点で切り抜けた。その後阪神は6回表、1死3塁のチャンスを作ると、5回表から登板していたDeNAの3番手・国吉の暴投で1点を先制する。一方のDeNAは7回裏、6回裏から登板していた阪神の3番手・岩崎を攻め1死満塁のチャンスを作ると、伊藤光の三ゴロを三塁手・北條がファンブルする間に1点を入れ、同点に追いついた。ここで阪神は投手を岩崎からドリスに交代。なおも1死満塁という状況だったが、柴田を空振り三振、代打・佐野を中飛に抑え、同点のまま7回裏を終えた。すると阪神は直後の8回表、DeNAの5番手・エスコバーから髙山が死球で出塁すると、代走・植田が二盗に成功。さらにエスコバーの暴投で1死3塁とすると、梅野が中犠飛を放ち、阪神が1点を勝ち越した。阪神は8回裏からクローザー・藤川が登板し、そのまま9回裏まで続投。最後は代打・乙坂を投ゴロに抑え、阪神が2-1で勝利し、5年ぶり2度目となるファイナルステージ進出を決めた[ 13] [ 14] 。
これにより、セ・リーグのCSでは、2016年 から4年連続で3位チームがファイナルステージに進出することとなった[ 15] 。
なおDeNAの筒香はシーズン終了後にメジャーリーグ挑戦を表明。翌2020年 にタンパベイ・レイズ へ移籍したため、2021年現在この試合が日本での最後の出場試合となっている。
ファイナルステージ
2019 セノン クライマックスシリーズ セ ファイナルステージ
日付
試合
ビジター球団(先攻)
スコア
ホーム球団(後攻)
開催球場
アドバンテージ
阪神タイガース
読売ジャイアンツ
10月9日(水)
第1戦
阪神タイガース
2 - 5
読売ジャイアンツ
東京ドーム
10月10日(木)
第2戦
阪神タイガース
0 - 6
読売ジャイアンツ
10月11日(金)
第3戦
阪神タイガース
7 - 6
読売ジャイアンツ
10月12日(土)
第4戦
令和元年東日本台風 (台風19号)のため中止
10月13日(日)
阪神タイガース
1 - 4
読売ジャイアンツ
勝者:読売ジャイアンツ
第1戦 10月9日
10月9日(水) 東京ドーム 45,277人
1
2
3
4
5
6
7
8
9
R
H
E
阪神
0
0
0
1
0
0
0
0
1
2
6
0
巨人
2
3
0
0
0
0
0
0
×
5
6
0
神:●望月 (2回)、岩貞 (2回)、能見(2回)、守屋(2回) - 梅野
巨:○山口 (7回1/3)、中川 (0回2/3)、デラロサ (0回2/3)、S田口 (0回1/3) - 小林
勝利 :山口(1勝)
セーブ :田口(1S)
敗戦 :望月(1敗)
本塁打 巨:丸 1号(1回ソロ・望月)、岡本 1号(1回ソロ・望月)
審判 [球審]眞鍋 [塁審]川口 (1B)、嶋田 (2B)、深谷 (3B) [外審]小林 (LL)、牧田 (RL)
開始:18時00分 試合時間:3時間13分(終了:21時13分)[ 16]
阪神
打順
守備
選手
1
[遊]
木浪
2
[中]
近本
3
[左]
福留
4
[一]
マルテ
5
[二]
糸原
6
[右]
髙山
7
[三]
大山
投
守屋
打
原口
8
[捕]
梅野
9
[投]
望月
打
陽川
投
岩貞
打
鳥谷
投
能見
三
北條
走
植田
巨人の先発は山口、阪神の先発は望月。
巨人は1回裏、丸と岡本の2者連続本塁打で2点を先制すると、続く2回裏には2死1,2塁から亀井、坂本勇の連続適時打で3点を追加し、2回までに5点をリードした。対する阪神は4回表、2死満塁から髙山の打席で巨人の先発・山口が暴投し、1点を返す。さらに髙山が四球で出塁し、再び2死満塁とするも、大山が中飛に倒れた。阪神の先発・望月は2回5失点で降板するも、3回以降は岩貞、能見、守屋が2回ずつ投げ無失点に抑える好投を見せた。しかし、対する巨人の先発・山口は8回1/3まで4回表の暴投による1失点に抑える好投を見せる。9回表に登板した3番手・デラロサが2安打と四球で2死満塁のピンチを作り、押し出し四球で1点を与えるも、最後は木浪を三ゴロに抑え、巨人が5-2で勝利。アドバンテージを含め2勝0敗とした[ 17] 。
阪神は前回のファイナルステージ進出時(2014年 )は4勝1敗(相手のアドバンテージ含む)での突破であったため[ 18] 、ファイナルステージでは初の敗戦となった。
第2戦 10月10日
10月10日(木) 東京ドーム 45,168人
1
2
3
4
5
6
7
8
9
R
H
E
阪神
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
3
1
巨人
1
0
0
2
2
0
0
1
×
6
11
1
神:●髙橋遥(2回)、ガルシア(2回)、島本(1回)、岩貞(2回)、守屋(1回) - 梅野
巨:○メルセデス (7回)、大竹 (1回)、デラロサ(1回) - 大城 、炭谷
勝利 :メルセデス(1勝)
敗戦 :髙橋遥(1敗)
本塁打 巨:ゲレーロ 1号(4回2ラン・ガルシア)
審判 [球審]深谷 [塁審]嶋田(1B)、小林(2B)、牧田(3B) [外審]原 (LL)、川口(RL)
開始:18時00分 試合時間:2時間43分(終了:20時43分)[ 19]
阪神
打順
守備
選手
1
[中]
近本
2
[三]
北條
3
[左]
福留
走
江越
4
[一]
マルテ
5
[二]
糸原
6
[右]
髙山
7
[捕]
梅野
8
[遊]
木浪
9
[投]
髙橋遥
打
上本
投
ガルシア
打
陽川
投
島本
投
岩貞
打
鳥谷
走
守屋
巨人
打順
守備
選手
1
[右]
亀井
投
大竹
投
デラロサ
2
[遊]
坂本勇
3
[中]
丸
4
一
岡本
5
[左]
ゲレーロ
打
阿部
走右
陽
6
[捕]
大城
右左
重信
7
[三]
若林
8
[二]
田中俊
9
[投]
メルセデス
捕
炭谷
巨人の先発はメルセデス、阪神の先発はファーストステージ第3戦から中2日での登板となる髙橋遥[ 20] 。
巨人は1回裏、亀井の右二塁打、坂本勇の右前安打で無死1,3塁のチャンスを作ると、続く丸の遊撃併殺打の間に先制する。さらに4回裏には、3回裏から登板していた阪神の2番手・ガルシアから、ゲレーロが2点本塁打を放ち3-0とする。続く5回裏には3番手・島本から亀井が右中間二塁打、坂本勇が四球で出塁し、さらにダブルスチールで1死2,3塁とすると、丸の左犠飛、岡本の右前適時打で2点を追加し、リードを5点に広げた。巨人はその後、8回裏には若林の中前適時打で1点を追加し、ダメ押しに成功。投手陣では、先発・メルセデスが7回3安打無失点と好投すると、8回は大竹、9回はデラロサがそれぞれ無失点に抑え、阪神打線に三塁を踏ませることなく巨人が6-0で完封勝ち。アドバンテージを含む3勝0敗とし、日本シリーズ 進出に王手をかけた。一方の阪神は、投打ともに振るわず、後がなくなった[ 21] 。
第3戦 10月11日
10月11日(金) 東京ドーム 45,677人
1
2
3
4
5
6
7
8
9
R
H
E
阪神
0
0
1
0
5
0
0
0
1
7
12
0
巨人
0
0
3
1
2
0
0
0
0
6
11
1
神:青柳(2回1/3)、ガルシア(0回2/3)、島本(1回)、ドリス(1回1/3)、H岩崎(1回2/3)、○藤川(2回) - 梅野
巨:戸郷 (3回)、桜井 (1回0/3)、高木 (0回2/3)、澤村 (0回2/3)、H大竹(1回2/3)、●中川(2回) - 炭谷、小林
勝利 :藤川(1勝)
敗戦 :中川(1敗)
本塁打 神:梅野1号(3回ソロ・戸郷)、大山 1号(9回ソロ・中川) 巨:陽 1号(4回ソロ・島本)、岡本2号(5回2ラン・ドリス)
審判 [球審]牧田 [塁審]小林(1B)、原(2B)、川口(3B) [外審]眞鍋(LL)、嶋田(RL)
開始:18時00分 試合時間:4時間32分(終了:22時32分)[ 22]
阪神
打順
守備
選手
1
[中]
近本
2
[遊]
北條
二
植田
3
[左]
福留
4
[一]
マルテ
5
[二]
糸原
投
岩崎
打
上本
投
藤川
6
[右]
髙山
7
[三]
大山
8
[捕]
梅野
9
[投]
青柳
投
ガルシア
打
陽川
投
島本
打
原口
投
ドリス
二遊
木浪
巨人
打順
守備
選手
1
[右左]
亀井
2
[遊]
坂本勇
3
[中]
丸
4
[三]
岡本
5
[一]
阿部
6
[左]
重信
打
石川
投
桜井
投
高木
投
澤村
捕
小林
7
[二]
田中俊
投
中川
8
[捕]
炭谷
投
大竹
二
山本
9
[投]
戸郷
打
若林
走右
陽
巨人の先発は戸郷、阪神の先発は青柳。
阪神は3回表、梅野のソロ本塁打で先制に成功する。その後、近本の内野安打と2つの四球で2死満塁とするも、糸原が三邪飛に倒れた。すると直後の3回裏、巨人は先発・戸郷に代打・若林を送ると、死球で出塁。その後、亀井の右前安打などで1死1,3塁となると、阪神は先発・青柳に代わってガルシアが登板する。しかし、丸に四球を与え満塁とすると、岡本、阿部が連続適時打を放ち、3点を入れ巨人が逆転した。さらに続く4回裏には陽が3番手・島本からソロ本塁打を放ち1点を追加し、3点をリードする。それでも阪神は直後の5回表、巨人の2番手・桜井から3四死球で無死満塁のチャンスを作る。ここで巨人は投手を高木に交代。しかし、髙山が右前適時打、1死後に梅野が左前適時打、2死後に近本が右線適時三塁打を放ち、5点を入れ6-4と逆転に成功した。しかし直後の5回裏、岡本が4番手・ドリスから2点本塁打を放ち、巨人が6-6の同点に追いついた。その後阪神は9回表、先頭の大山が8回表から登板していた6番手・中川からソロ本塁打を放ち勝ち越しに成功。9回裏は、8回裏から登板していた抑えの藤川が2回連続で三者凡退に抑え、阪神が7-6で勝利。阪神が、巨人のアドバンテージを含む1勝3敗とした[ 23] 。
試合時間の4時間32分は2004年のプレーオフ 第1ステージ第3戦を1分上回り、9回で終了した現行制度のCSとしては最長となった[ 注 2] 。
第4戦 10月13日
10月13日(日) 東京ドーム 45,931人
1
2
3
4
5
6
7
8
9
R
H
E
阪神
0
1
0
0
0
0
0
0
0
1
2
0
巨人
0
0
0
0
1
1
2
0
×
4
7
1
神:●西(6回)、岩崎(1回)、藤川(1回)
巨:髙橋 (5回0/3)、○大竹(1回)、H田口(1回)、H中川(1回)、Sデラロサ(1回)
勝利 :大竹(1勝)
セーブ :デラロサ(1S)
敗戦 :西(1敗)
本塁打 巨:岡本3号(5回ソロ・西)、ゲレーロ2号(7回2ラン・岩崎)
審判 [球審]川口 [塁審]原(1B)、眞鍋(2B)、嶋田(3B) [外審]深谷(LL)、小林(RL)
開始:15時30分 試合時間:2時間58分(試合終了:18時28分)[ 24]
阪神
打順
守備
選手
1
[中]
近本
2
[遊]
北條
走遊
植田
投
藤川
3
[右]
福留
4
[一]
マルテ
5
[三]
大山
6
[捕]
梅野
打
鳥谷
7
[二]
糸原
8
[左]
陽川
9
[投]
西
打
上本
投
岩崎
遊
木浪
巨人
打順
守備
選手
1
[右左]
亀井
2
[遊]
坂本勇
3
[中]
丸
4
[三一]
岡本
5
[一]
阿部
投
中川
打
重信
投
デラロサ
6
[捕]
大城
走二
増田大
7
[左]
ゲレーロ
捕
小林
8
[二]
田中俊
投
大竹
投
田口
打右
陽
9
[投]
髙橋
二三
山本
巨人の先発は髙橋、阪神の先発は西。
当初、第4戦は前日である10月12日の14時00分開始予定であったが、台風19号 の影響で中止となり、同13日に延期となった[ 25] 。また、試合開始時間は1時間半繰り下げとなる15時30分となった[ 25] 。ドーム球場の試合が中止となるのは、セ・リーグのCS史上初[ 26] 。
阪神は2回表、大山の左中間二塁打、梅野の一犠打で1死3塁のチャンスを作ると、糸原の左犠飛で1点を先制する。阪神の先発・西は4回1死まで完全投球を続けるも、5回裏に岡本にソロ本塁打を浴び、同点に追いつかれる。さらに続く6回裏、先頭打者の山本が左二塁打を放ち、2死3塁となってから丸がセーフティバントを試みると、西の送球が逸れ、巨人が1点を勝ち越した。7回表、西は代打を出され、6回2失点で交代し、7回裏は2番手に岩崎が登板。巨人はその岩崎から、ゲレーロが2点本塁打を放ち、リードを3点に広げた。投手陣では、巨人の先発・髙橋が5回0/3を2安打1失点に抑えると、大竹、田口、中川、デラロサがそれぞれ無安打無四球に抑え、巨人が4-1で勝利。これで対戦成績をアドバンテージを含めて4勝1敗とし、2013年 以来6年ぶりとなる日本シリーズ進出を決めた。
既に退団が決まっていた鳥谷は9回表2死に梅野の代打として出場し、二ゴロに倒れて最後の打者になった[ 27] 。
表彰選手
MVP
岡本和真 (巨人)
ファイナルステージ4試合で3本塁打7打点を挙げる活躍を見せ、セ・リーグ史上最年少となる23歳でMVPを獲得した[ 28] 。
テレビ・ラジオ放送およびネット配信
テレビ放送
ファーストステージ放送日程
第1戦(10月5日)
第2戦(10月6日)
テレビ神奈川 ≪地上波、神奈川県 ローカル≫
BS-TBS・BS-TBS 4K[ 33]
放送時間:14:00 - 18:09(延長75分)
TBSチャンネル2 ≪有料CS≫
第3戦(10月7日)
テレビ神奈川 ≪地上波、神奈川県ローカル≫
放送時間:18:00 - 22:15(18:00 - 18:15及び21:30 - 22:15は、サブチャンネル<032ch>で放送)
BS-TBS ・BS-TBS 4K[ 31]
放送時間:18:00 - 22:18(延長84分)
TBSチャンネル2 ≪有料CS≫
ファイナルステージ放送日程
第1戦(10月9日)
第2戦(10月10日)
読売テレビ ≪地上波、日本テレビ系列、関西ローカル≫[ 35]
BS日テレ・BS日テレ 4K
日テレジータス≪有料CS≫
第3戦(10月11日)
日本テレビ系列 ≪地上波≫[ 注 4]
BS日テレ・BS日テレ 4K
日テレジータス≪有料CS≫
放送時間:17:45 - 23:00(延長60分)
第4戦(10月13日)
NHK総合 [ 36]
放送時間:15:25 - 18:00[ 注 7] (マルチ編成実施無し)・18:00 - 18:45(マルチ編成を実施し、サブチャンネルにて放送)
日テレジータス≪有料CS≫
放送時間:15:15 - (18:00)[ 注 8]
※台風による第4戦以降の順延がなければ、第4戦は順延決定後の第5戦の各放送局において放送予定であった。
打ち切りとなった試合
第5戦(10月14日)、第6戦(10月15日)が実施された場合には、日本テレビ系列 ≪地上波≫、BS日テレ・BS日テレ 4K、日テレジータス≪有料CS≫にて試合終了まで放送予定であった。
ラジオ放送
ファーストステージ放送日程
ファイナルステージ放送日程
ニッポン放送≪ネット局:東海ラジオ※第3戦まで、毎日放送≫、朝日放送ラジオで放送。
NHKラジオ第一[ 注 9] 、ラジオ日本 [ 注 10] は第1戦 - 第3戦を放送。
ネット配信
ファーストステージ配信日程
ファイナルステージ配信日程
脚注
注釈
^ プレーオフを含む。以下で用いる「CS」も、指定がない限り同様。
^ 前期後期制時代のプレーオフを含めると、1981年のプレーオフ 第2戦の5時間17分が史上最長。
^ フジテレビ系列とのクロスネット局テレビ宮崎(UMK)を除く
^ ただし、福岡放送ではCSパファイナルステージ埼玉西武VS福岡ソフトバンク第3戦に差し替え。フジテレビ系列とのクロスネット局テレビ大分(TOS)は放送せず。
^ 22:34 - 22:44に事後枠『ダッグアウト』も別途放送。
^ 巨人の日本シリーズ進出決定戦の為、試合終了まで延長。巨人の日本シリーズ進出決定戦でなかった場合は延長無しで、20:54までを予定していた。20:52以降プロ野球中継継続かつ地上波で延長しない場合は、BS日テレ142chで放送し、最大延長21:54の予定であった。
^ 当初は、14時試合開始予定であったため、13:55放送開始予定であった。
^ 当初は、14時試合開始予定であったため、13:45放送開始予定であった。
^ 東日本台風の影響によりセ・リーグ第4戦の試合開始が15:30からに繰り下げられたため、同日14:00に試合開始だったパ・リーグ第4戦に変更。
^ 競馬中継 (当日は秋華賞 <京都競馬場 >がメイン。東京競馬場 は東日本台風の影響で開催中止)優先のため。
出典
関連項目
外部リンク
球団
本拠地
文化
マスコット
球団歌・応援歌
永久欠番
日本一(22回)
クライマックスシリーズ優勝(5回)
リーグ優勝(48回)
できごと
球団
本拠地
文化
マスコット
球団歌・応援歌
日本一(3回)
クライマックスシリーズ優勝(2回)
リーグ優勝(2回)
できごと
球団
本拠地
文化
マスコット
球団歌・応援歌
永久欠番
日本一(2回)
クライマックスシリーズ優勝(2回)
リーグ優勝(11回)
できごと