2016年 -初優勝-とは? わかりやすく解説

2016年 -初優勝-

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 02:29 UTC 版)

琴奨菊和弘」の記事における「2016年 -初優勝-」の解説

2016年1月場所は、4日目安美錦戦こそ際どい相撲だったが、順調に白星重ね中日には稀勢の里との58回目対戦武蔵丸 - 貴ノ浪とならび史上最多)に寄り切り勝利すると、10日目鶴竜11日目白鵬全勝対決)、12日目には日馬富士と3横綱圧倒し優勝争い先頭に立つ。3横綱連破1991年初場所霧島旭富士大乃国北勝海破って以来25年ぶりのことである。13日目に2敗で追う豊ノ島とったり不覚をとり白鵬並んだが、14日目は栃煌山勝って1敗を守り自身取組後に白鵬稀勢の里敗れたため、再び優勝争い単独先頭にたった千秋楽豪栄道突き落とし破り2006年1月場所の栃東以来10年ぶり(59場所ぶり)の日本出身力士優勝帰化日本人含めれば2012年5月場所の旭天鵬以来3年半ぶり)を決めた。なお、31歳11カ月での初優勝は、年6場所制が定着した1958年以降霧島31歳9カ月抜いて旭天鵬貴闘力に次ぐ3位年長記録初土俵から84場所での初優勝は、優勝制度制定され1909年5月場所以降隆の里次いで6番目のスロー記録新入幕から66場所での初優勝は、1909年5月場所以降旭天鵬次いで2番目のスロー記録大関26場所目での初優勝は、昭和以降新大関で、21場所の千代大海上回る史上スロー記録佐渡ケ嶽部屋優勝2008年5月場所琴欧洲以来14度目。二所ノ関一門琴欧州以来部屋別では九重部屋52度が最多となっている。福岡県出身力士として優勝沖ツ海魁皇次いで3人目32歳の誕生日1月末に結婚式行った3月場所は、今まで安定感欠如から、高い水準での優勝内容求められる、という条件のもと、初の綱獲り場所となった初日から先場所の勢いそのままに4連勝。しかし、5日目隠岐の海戦で土俵際はたきこみ屈して黒星中日まで7勝1敗と好調だったが、9日目からは稀勢の里豪栄道照ノ富士の3大関敗れ3連敗で4敗、場所後の綱取り消滅した12日目に安美錦破り勝ち越し決めるも、13日以降の3横綱との戦いいいところなく全敗し、8勝7敗の成績終えた5月場所6日目までに格下相手に2回立合い変化受けて2敗し早々に優勝戦線から脱落。しかし12日目に横綱鶴竜13日目には大関照ノ富士千秋楽には大関豪栄道破り最終的に10勝5敗だった。 7月場所大関となって初の開幕4連敗スタート5日目同じく4連敗御嶽海破ってようやく初勝利を挙げた。しかし6日目隠岐の海敗れ5敗目を喫し古傷の左膝などを痛めたため、翌日から日本相撲協会に「左膝内側側副靭帯損傷、左アキレス腱周囲炎のため約14日間安静加療要す」との診断書出して休場7日目魁聖戦は不戦敗となった。なお魁聖2014年初場所琴奨菊自身以来となる1場所2度目不戦勝秋場所6度目角番になる。大関角番6回は武双山に並ぶ歴代6位の記録9月場所13日目にカド番脱出する千秋楽豪栄道敗れ全勝優勝許し、9勝6敗で終えた11月場所前の11月4日尾車部屋九州場所宿舎行われた二所ノ関部屋連合稽古では、それまで182kgあった体重を173kgまで落としたにもかかわらず稀勢の里馬力勝ちする場面もあり「ちょっとやせて、動きやすくなった。もうちょっとやせてもいいのかな。馬力もしっかり乗っているし」と本人手応え感じていた。しかし、11月場所連敗が続くなどし11日目横綱日馬富士下手投げ敗れ負け越しとなり来場所は歴代ワースト4位の7回目角番となる。13日目に栃煌山勝利し連敗は6でストップさせ、この場所は5勝10敗で場所を終えた。本来であれば千秋楽稀勢の里との対戦組まれるはずだったが、琴奨菊不調もあり割り崩された。

※この「2016年 -初優勝-」の解説は、「琴奨菊和弘」の解説の一部です。
「2016年 -初優勝-」を含む「琴奨菊和弘」の記事については、「琴奨菊和弘」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「2016年 -初優勝-」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「2016年 -初優勝-」の関連用語

2016年 -初優勝-のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



2016年 -初優勝-のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの琴奨菊和弘 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS