類義語・同義語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/14 06:46 UTC 版)
一人言とも表記し、 類義語・同義語 としては、独語(どくご)、独言(どくげん)、独話(どくわ)ともいう。他に独白(どくはく)、あるいは呟き(つぶやき)、私語(ささめ)、捨て台詞(すてぜりふ)も含まれるとされる。 文学・演劇的手法については、モノローグを参照。
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類義語・同義語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/07 16:50 UTC 版)
まず類義語、同義語について説明する。現象的意識という概念は多くの類義語・同義語を持っている。このことを知らなければ、心の哲学や脳科学関係の本を読んだときに、かなり混乱する。この概念を指す決定的な用語というのはまだ定まっておらず、大抵の研究者は「意識体験とか現象特性とかクオリアなどと呼ばれるソレについてこれから話す」といった感じでこの概念に言及する。こうした語法の混乱は、この概念がまさに研究の途上であることを意味する。以下、この節では様々な類義語・同義語について紹介していく。 よく見られるものとして、意識の現象的側面(phenomenal aspect of consciousness)、意識体験(conscious experience)、主観的経験(subjective experience)、質的経験(qualitative experience)、現象特性(phenomenal property)、とはどのようなことか(What it is like)、感じ・実感(sensation)、生の感じ(raw feel)などがある。これらの言葉は、その言葉が使用される文脈にもよるが、現象的意識とほぼ同じ、または全く同じ意味内容を持つ言葉として使用される場合が多い。 次に少しややこしい言葉として、現象学(phenomenology)というものがある。この言葉は心の哲学分野では現象的意識のことを指して使われる場合も多いが、単にフッサールの創始した哲学の一分野(記事現象学を参照のこと)のことを指している場合もある。この二つの意味の区別は文脈から容易に行なえるだろう。また経験・体験(experience)という言葉も、稀に現象的意識のことを指す言葉として使用されることがある。しかしこの言葉は日常的な意味で使用されている事の方が多い。この言葉の意味の区別は、特に説明がない限り、読み手が文脈から判断していくしかない。 更にややこしい言葉としては表象(representation)というものがある。この言葉は現象的意識とほぼ同じ意味内容を持つ言葉として使われることもあるが、思考や推論の際に変形・操作を受ける心的記号のこと、を意味する言葉として使われていることもある。このどちらの意味で表象という言葉が使用されているかは、特に説明がない限り、言葉の使用されている文脈から、読み手が逐一判断していく他ない。とはいえ表象という言葉の上の二つの意味には、互いに重なり合う部分も多いため、文章の執筆者がどちらの意味で表象という言葉を使用しているのかが判然としない場合も少なくない。 このように様々な表現が使われているが、しかし現象的意識の事を指す言葉として、現在最も頻繁に目にする言葉は 意識(Consiousness) である。このことは意識関連の文献を読む読者を無駄に混乱させている面がある。しかしこうした用法が実際に使われているため、文献を読む読者は、著者がその場面において、どういう意味で「意識」と言う言葉を使用しているのか、については、十分注意しながら読み進んでいかなければならない。その意味は記事意識内で解説されている意味のどれか一つであったり、そうした意味の複数の組み合わせであったり、または著者独自の新規の概念であったりする。こうした点を正確に判断することは時に困難でさえあるが、一つの目安として「意識は謎である」「意識の問題は難しい」などといった形で「意識」という言葉が使用されている場合、それは本項目で説明している現象的意識、またはそれに類似した概念を指していると考えておおよそ間違いない。このように複数化した意識に対して著者と読者間でズレが生じたとしても特に間違いではなく、それ自体が意識であると言える。
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