るいじゅめいぶつこう〔ルイジユメイブツカウ〕【類聚名物考】
類聚名物考
類聚名物考
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/16 05:26 UTC 版)
江戸時代に編集された百科辞典の「類聚名物考」では、「茶會始 臺子」の項で、茶道具のひとつの台子について、径山寺からもたらされたものが始まりである、と言う言説を紹介している。それによると、文永4年(1267年)に南浦紹明(1235年~1309年)が径山寺から台子一式を持ち帰って筑前国(福岡県)の崇福寺に伝えた。その後、紫野(京都市北区)の大徳寺に贈られ、天龍寺開祖の夢窓疎石(1275年~1351年)がこの台子で茶宴を行った。これが台子を使った茶会の始まりである。
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