順大線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 15:47 UTC 版)
JR酒々井駅 - 京成酒々井駅入口 - 順天堂大学 - 学園台(順大線)1989年:学園台線としてJR酒々井駅〜京成酒々井駅西口〜順天堂大学〜学園台および京成酒々井駅折返場(暫定停留所)〜京成酒々井駅西口〜順天堂大学〜学園台を開通。 時期不詳:京成酒々井駅折返場発着便を京成酒々井駅西口発着に短縮。 1995年(平成7年)3月11日:平日の一部の便をJR酒々井駅〜順天堂大学〜学園台〜日医大北総病院に延長。 2000年(平成12年)7月22日:ちばグリーンとなり、日医大北総病院便が京成酒々井駅〜(学園台非経由)〜印旛日本医大駅に変更され印旛学園線として、旧印旛村補助対象路線となる。また、学園台経由便の路線名を順大線に変更。 2019年(平成31年)3月31日:この日の最終便をもって、印旛学園線の当社での運行を終了。4月1日からの運行をちばレインボーバスに移管。 順大線および印旛学園線はJR酒々井駅または京成酒々井駅西口から順天堂大学を経由して印西市印旛地区方面に向かう路線である。 この路線の走る地区(以下、平賀地区)はもともと同地区南側の仲の台を南端として、それ以北の道路しかなかった。また、この地域には、阪東自動車が木下駅・京成臼井駅等から六合小学校を経由して仲の台(現在の仲の台停留所と同じ場所)までのバス路線を運行していた。すなわち、その当時は京成酒々井駅から直線距離が近かったにも関わらず、印西市印旛地区の最も不便な場所になっていた。 その後、平賀地区に順天堂大学と住宅地(平賀学園台)ができることとなり、京成酒々井駅西口〜仲の台を結ぶ道路が作られた。こうして、酒々井駅近辺が既運行エリアにあった京成バスが、平成初頭に学園台までの路線を開通することとなった。なお、開通当初、京成駅始発便については、東側の京成酒々井駅折返場を始発としていた。他線との接続の意味合いもあったのかもしれないが、大多数の乗客が西口で乗降していたために、程なく西口発着に短縮された。 この路線の開通により、仲の台〜学園台入口間は阪東自動車と路線が重複することとなった。当時の阪東の路線は既に六合小学校への通学路線としての役割しかなく、学園台の街開きに伴い、1990年(平成2年)4月に平賀小学校ができると、路線の存続意義が無くなり、程なく廃止となった。しかし、中学校へのアクセス等、平賀地区と役場を結ぶ路線は必要であるため、阪東路線の代替として、京成が学園台便の一部を日医大北総病院にまで延長した。なお、延長便は平日に3往復のみ運行され、学園台を経由してから病院に至っていた。 2000年(平成12年)7月22日に印旛日本医大駅が開業し、旧印旛村主導のもとに同駅の周辺路線(都市交通、大成交通、ちばグリーン)をすべて補助対象に切り替えられた。これにより、学園台線は学園台を発着する便がちばグリーンの自主運行路線、印旛日本医大駅発着便が旧印旛村補助対象路線に区分され、それぞれ順大線、印旛学園線と改称した。後者の印旛学園線は大幅に増発された上に毎日運行に切り替えられた。旧印旛村外との駅を結ぶ補助対象路線は、運賃が一律に300円(運賃が200円の村内循環路線もあったが現在は全廃)と定められた。すなわち、京成酒々井駅〜学園台入口間については、印旛学園線が300円、順大線がグリーンバス本来の区間制運賃であり、運賃額が異なることとなった。なお、両線は、この区間において停留所が若干異なっている。2009年(平成21年)2月印旛学園線(イーバス)に新型車両を導入。 2019年4月1日から、印旛学園線はちばレインボーバスへ移管された(順大線はちばグリーンバスのまま運行を継続)。
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