降下ユニット
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ランダーは、以前のベネラ計画の5機と同型で、温度計、気圧計、紫外線分光計、含水率計、ガスクロマトグラフィー、X線分光計、質量分析計と表面サンプル最終装置を備え、大気と表層を調査するために設計されていた。 ベガ1号のランダーの表面実験装置は、地表から20kmのところで作動してしまい、結果を得ることはできなかった。ランダーは、北緯7.5°東経177.7°の地点に着陸した。 ベガ2号のランダ-は1985年6月15日03時00分50秒UTCに南緯8.5°東経164.5°のアフロディーテ大陸東部の地点に着陸した。着陸地点の標高は、惑星の平均半径より100m高い地点だった。着陸場所の気圧は91atmで、気温は736Kだった。地表のサンプルは、灰長石-トロクトライトだった。地表からは56分でデータが転送された。
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降下ユニット
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「パワーローダー (パワードール)」の記事における「降下ユニット」の解説
空挺にて用いられる、背中に取り付けられる翼状のブースター。降下高度はX-3系用のDS/G110では450〜12000mの範囲に対応している。X-4系用のDS/GE210Bは、大型化と可動範囲の拡大が行われ、アクティブスラスターとRFC(能動的質量移動による姿勢制御システム)によって姿勢制御能力が格段に向上している。また、両肩後ろから垂れ下がる外観とグレイ・ホワイトの配色により「エンジェルウィング」の愛称を持つ。降下中の地対空ミサイル対策として、チャフ、フレアが搭載されており(「オムニ戦記2540」にて、DS/GE210Bに搭載のチャフを使用するシーンが描かれている)、降下完了後は切り離し、投棄される。ちなみに、本ユニットが不調をきたし、安全な降下が不可能となった場合のバックアップ用パラシュート等は付いておらず、その場合は機体もろとも放棄、脱出する。これは運用思想上、降下に失敗した機体は戦力として期待できず、回収不能になりやすいためである。「オムニ戦記2540」の冒頭にて、機密保持のためにヤオ・フェイルンが降下に失敗した自機を回収しようとしているが、これは本来やってはいけないことであり、運用マニュアルでは自爆させることになっている。
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