阿波 (津山市)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 阿波 (津山市)の意味・解説 

阿波 (津山市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/12 04:59 UTC 版)

日本 > 岡山県 > 津山市 > 阿波
阿波
日本
都道府県 岡山県
市町村 津山市
地域 阿波地域
設置 2005年平成17年)2月28日
面積
 • 合計 42.07 km2
人口
(2019年1月1日現在)
 • 合計 505人
 • 密度 12人/km2
等時帯 UTC+9 (JST)
郵便番号
709-3951

阿波(あば)は、岡山県津山市大字。旧苫田郡阿波村に相当する。面積は42.07km、住民基本台帳による2019年1月1日現在の人口は505人。郵便番号は709-3951(加茂郵便局管区)。

地理

津山市内北辺にあたり、中国山地の山間部に位置する。大字阿波のみで市内の地域区分のひとつである阿波地域にあたり、津山市役所阿波出張所が管轄にあたる。市内加茂町地域加茂町倉見・加茂町青柳・加茂町知和・加茂町山下・加茂町河井・加茂町物見および鳥取県鳥取市佐治町余戸・用瀬町江波・用瀬町屋住、鳥取県八頭郡智頭町波多・宇和と隣接する。1,000メートル級の山に囲まれ、地内の94%が山林で占められている[1]。地内には8集落があり、一部には茅葺屋根の民家や水車・棚田などが残る集落も存在する[1]過疎化が進行しており、高齢化率は40.1%にのぼる。少子高齢化による地域活動の存続が深刻化しており、若者の定住促進が課題である[1]。地内には推定樹齢500年を越える尾所の山桜やアルカリ性単純泉の阿波温泉がみられる。

河川

中央部を南北に、吉井川支流である加茂川が流れ、阿波落合川、尾所(おそ)川、西谷川、廻(めぐり)川などが合流する。流域では滝や渕が点在する[2]

歴史

1889年明治22年)の町村制施行以来独立した阿波村であったが、2005年平成17年)2月28日 に苫田郡加茂町、久米郡久米町勝田郡勝北町とともに津山市に編入した。現支所は旧村役場であった。旧阿波村は大字が設定されていなかったため、旧村域が1大字となった。

沿革

産業

主産業は農業林業である。山林の70%は、を中心とする人工林である[2]。また、鬼の門で知られる大ヶ山、阿波伝説に由来するお夏の墓で知られる深山渓谷、川・阿波山滝(布滝・白髪滝・大滝)など風光明媚な景観を生かした催事や観光誘致が行われている他、津山市が実施する「住民自治協議会モデル事業」に選定されており、若い住民を中心に地元ならではの商品開発なども行われている[1]

交通

地内に鉄道路線はなく、公共交通機関は路線バスのみである。

道路

バス

施設

  • 津山市役所阿波出張所 −(平成27年3月までは、阿波支所)
  • 阿波公民館
  • 津山市立阿波小学校(旧・阿波村立阿波小学校)- 2014年(平成26年)3月閉校、津山市立加茂小学校に統合。
  • 阿波幼稚園
  • 阿波森林公園 - 阿波渓流釣り場が置かれ、ニジマスアマゴ釣りが行える。
  • 竹之下レインボー園地
  • 釜森公園
  • 一ノ渡公園
  • もえぎの里 - 公営温泉施設。
  • 高福寺
  • 八幡神社 - 花祭りが県指定無形民俗文化財

祭事

  • 尾所の桜まつり - 5月
  • ふるさと祭り
  • 納涼星空祭り
  • 八幡神社の花祭り - 県指定無形民俗文化財

脚注

  1. ^ a b c d 阿波地域(津山市) - おかやま元気!集落応援ネット - 岡山県の中山間地域に関する情報発信・交流サイト - | 岡山県中山間地域協働支援センター
  2. ^ a b 阿波まちづくり協議会
  3. ^ 目安箱12月提言意見”. 道の認定について. 岡山県 (2003年12月). 2013年6月20日閲覧。 “鳥取県道大高下口波多線は詳細不明だが昭和51年に鳥取県が認定しただけで、岡山県は認定する予定がない路線である。”

関連項目

外部リンク


「阿波 (津山市)」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「阿波 (津山市)」の関連用語

阿波 (津山市)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



阿波 (津山市)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの阿波 (津山市) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS