阿波村 (岡山県)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/19 00:18 UTC 版)
あばそん 阿波村 |
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廃止日 | 2005年2月28日 |
廃止理由 | 編入合併 加茂町、阿波村、久米町、勝北町 → 津山市 |
現在の自治体 | 津山市 |
廃止時点のデータ | |
国 | ![]() |
地方 | 中国地方(山陽地方) |
都道府県 | 岡山県 |
郡 | 苫田郡 |
市町村コード | 33605-0 |
面積 | 42.07 km2 |
総人口 | 703人 (2001年12月31日) |
隣接自治体 | 苫田郡加茂町 鳥取県鳥取市、八頭郡智頭町 |
村の木 | スギ |
村の花 | コブシ |
村の鳥 | ウグイス |
阿波村役場 | |
所在地 | 〒709-3945 岡山県苫田郡阿波村1209-4
旧・阿波村役場庁舎位置
(現・津山市役所阿波出張所) ![]() |
外部リンク | 阿波村(Internet Archive) |
座標 | 北緯35度14分13秒 東経134度06分45秒 / 北緯35.23706度 東経134.11256度座標: 北緯35度14分13秒 東経134度06分45秒 / 北緯35.23706度 東経134.11256度 |
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ウィキプロジェクト |
阿波村(あばそん)は、かつて岡山県の北部(苫田郡)に位置し鳥取県と境を接していた村である。現在は津山市に編入され津山市阿波地区となり、旧阿波村役場は津山市役所阿波出張所となっている。新しい情報については津山市阿波地区の項目を参照。
地理
村域の大半が山林であり、主産業は農業・林業である。過疎化が進み、人口は県下最少であった。
歴史
- 1872年(明治5年) - 西下組・東下組・大畑組・尾所組・大杉組の5部落が合併し旧・阿波村となる。
- 1889年(明治22年) - 町村制施行により阿波村となる。
- 1947年(昭和22年)12月10日 - 戦後、村内でも開拓が進められる中、県内に昭和天皇の戦後巡幸があった。黒岩高原開拓団長が「寒冷地の開拓」について昭和天皇に奏上する機会を得た[1]。
- 2005年(平成17年)2月28日 - 苫田郡加茂町、久米郡久米町、勝田郡勝北町とともに津山市に編入される。
教育
- 阿波村立阿波小学校(津山市立阿波小学校)※2014年に閉校[2]
村内に中学校はなく、中学生は隣の加茂町内に存する加茂町阿波村組合立加茂中学校(現・津山市立加茂中学校)に通学していた。
交通
鉄道
村内に鉄道路線は通っていない。鉄道を利用する場合の最寄り駅は、JR西日本因美線美作河井駅。
路線バス
道路
- 町内を通る県道 - いずれも県境に未開通区間がある。
- 岡山県道117号鱒返余戸線
- 岡山県道118号加茂用瀬線
- 鳥取県道303号大高下口波多線(起点は岡山県側にあるが鳥取県道単独路線で、岡山県側は未供用であり、岡山県道にも未認定[3])
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
脚注
- ^ 宮内庁『昭和天皇実録第十』東京書籍、2017年3月30日、584頁。ISBN 978-4-487-74410-7。
- ^ 津山市立加茂小学校 沿革
- ^ “目安箱12月提言意見”. 道の認定について. 岡山県 (2003年12月). 2013年6月20日閲覧。 “鳥取県道大高下口波多線は詳細不明だが昭和51年に鳥取県が認定しただけで、岡山県は認定する予定がない路線である。”
関連項目
外部リンク
- 津山地域合併協議会(総務省 合併デジタルアーカイブ)
- 追想:七十八市町村時代-阿波村(岡山県立図書館メディア工房)
- 阿波村_(岡山県)のページへのリンク