関係者からの事情聴取(被害者 長男B)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/26 05:10 UTC 版)
「祭場強盗殺人事件」の記事における「関係者からの事情聴取(被害者 長男B)」の解説
被害者の一人で幸い助かった長男のB(当時23歳)から事情を聞いてみると「被害者方は、被害者A(46歳)、長女(27歳)、長男B(24歳)、次男(23歳)、三男(20歳)の5人家族であったが長女は1958年1月結婚して県内の町へ、次男は福岡県へ、三男は隣村へ出ており、実家には母Aと長男Bの2人が居住、わずかな農地を耕作する傍ら雑貨商を営んで生活している。 2月17日は、旧暦の大晦日に当たるため、被害者C,D,E3名の加勢を受けて昼過ぎから午後10時ごろまでかかって餅つきをして疲れており、加勢の3人も被害者A方に泊まることとなり、縁側の雨戸の戸締まりをするのも忘れて就寝した。就寝してどれくらいたったのか時間ははっきりしないが、午前2時か3時ごろと思うころ、頭を2つぐらい強く殴られたような気がして、夢をみているような状態であった。しばらくして頭がはっきりしてきたので、布団をはねて起き上がろうとしたら、茶の間の方に懐中電灯の光が見えるので、泥棒が入っていると直感した。と同時に、この懐中電灯を持っていた男と、いま1人の男の2人が、自分(被害者B)と被害者Dが寝ている部屋を走って外に出て行った。 懐中電灯を持っていた男は、乗馬ズボンに長靴をはき、いま1人の男は、カーキ色のような乗馬ズボンにゴムの半長靴をはき、ジャンバー様のものを着て帽子をかむっていたようであった。また、身長は自分が五尺六寸五分(約1.71メートル)あるが、2人とも自分より少し小さかった、姿からして30歳ぐらいではなかったかと思う。なくなっているのは、四畳半の部屋においていた35,000円などが入っていた手提金庫1個と、商品の懐中電灯1個のようである。」と説明している。
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