鈴愛の“モノづくり”に影響を与える人々
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「半分、青い。」の記事における「鈴愛の“モノづくり”に影響を与える人々」の解説
津曲 雅彦(つまがり まさひこ) 演 - 有田哲平(くりぃむしちゅー) 企画会社「株式会社ヒットエンドラン」社長。千駄ヶ谷にある廃校を利用したシェアオフィス「なんでも作るよオフィス」に事務所を構える。従業員は数名。 熊本出身で離婚歴がある。大手広告代理店である「電博堂」を辞めて独立した。息子の修次郎の話によれば、別れた妻は2010年時点で「電博堂」の部長を務めている。津曲自身も課長まで務め上げていた。 ただし企画した商品は電子ゲーム「ひめっち」など何かに似ているものが多い。 2008年6月、カツ丼フェス考案中に偵察で「つくし食堂」を訪れたことをきっかけに「センキチカフェ」に立ち寄り「岐阜犬」の商品化を思いつく。9月に鈴愛を再訪。「トイギャラクシー」から翌年2月「おしゃべりワンワン」の商品名で発売される見込みとなり、鈴愛が出した従業員として雇うという条件を受け入れ、「岐阜犬」のアイデアを譲渡契約の300万円で買い取る。「おしゃべりワンワン」は20万個の大ヒットをするが、2匹目のドジョウを狙って開発した「土佐猫」は大コケ。大量の在庫と多額の負債を作り、2009年秋に資金繰り不能により倒産。夜逃げして姿を消す。息子の修次郎にはそのことを話せずにいた。 2010年、ふらっと「なんでも作るよオフィス」に戻り、1階にあるカフェ「イコイノバ」でアルバイトを始め、ブルターニュ産のゲランド塩を使った塩ラーメンを売り出す。 2011年2月、「なんでも作るよオフィス」を訪れた修次郎に「スパロウリズム」を経営しそよ風の扇風機を開発している旨嘘をついてたのが引き金となり、遂にはスパロウリズムのパソコンをクラックして開発データを盗み出し、扇風機と一緒に持ち出して大手電機メーカー「帝都電機」に売り出そうとするが、客先で待機中に携帯電話にかかってきた修次郎からの電話の会話中に考えが変わり、未遂に終わる。鈴愛と律に扇風機と開発データを返すとともに土下座して謝り、以後は律の「脅迫」により、スパロウリズムの出資者と製造業者、販売店を募るための営業活動を担当するようになる。 加藤 恵子(かとう けいこ) 演 - 小西真奈美 津曲の妹。 元は専業主婦だった。バレエの経験がある。おひとりさまメーカー「株式会社グリーングリーングリーン」を起業し、シェアオフィスで「ヒットエンドラン」の隣部屋に事務所を構える。 緑色が大好きで、髪の毛、衣服、カバン、オフィスの内装、名刺、使う道具などは全て緑色で、販売している商品も緑色と手触りに拘ったものになっている。また緑についての知識も豊富で夏虫色と同じ名前の夏虫駅のことも知っていた。 津曲と違って堅実に商売を行なっており、本当に必要としてもらう人のために商品を売っている。「幸せのパン グリーンパン」という緑色のパンも作った。 鈴愛や律に起業を勧めたり、ヒットエンドラン倒産後に居場所がなくなった鈴愛に事務所の一角を貸し出して相談にも乗ったりするなど、二人に関わって行く。
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