過去の碧陽学園生徒会役員
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/31 08:49 UTC 版)
「生徒会の一存の登場人物」の記事における「過去の碧陽学園生徒会役員」の解説
姫椿 りりん(ひめつばき りりん) 前年度の生徒会会長。 鍵曰く「とても有能で真面目な人」。生徒会主導イベントを淡々とそつなくこなしていた。彼女が会長の頃の校風は今よりもピリッとしていたらしい。 桃月 小夜子(ももづき さよこ) 前年度の生徒会書記。 胸にチョコレートを挟んであげたら男性は喜ぶというバレンタインデーの豆知識を持っている。 雨宮 令一(あまみや れいいち) 11年前(人気投票での生徒会役員選抜以前)の生徒会会長。生徒会選挙の制度を一新した。 下衆だが外道ではないらしく、汚い事は出来ても道を外れたことまでは出来ない。11年前の生徒会選挙の際、どうしても会長として降臨したかった彼は春秋の人気に危惧を抱き、金も暴力も権力も総動員させ春秋を落選させた。 雪海の目から客観的に見ると彼は正義であり、主観的に見ると暴君であった。 人気投票での生徒会役員選抜では6票しか入らなかったがランキング的には5位であった。 根っからの悪人ではなく、今は《企業》のスタッフとして母校を見守っている。また雪海と春秋とも友人として関係が続いている。 希咲 雪海(きさき ゆきみ) 10年前(人気投票での生徒会役員選抜最初)の生徒会会長。11年前は副会長だった。 人気投票で9割の票を獲得した異様なほどの美少女。拘りというより面倒で、切らなかったら伸びていたような黒髪に、人を睨みつけるようでありながらやる気と活力が無く、死んでいるような瞳を持つ。それだけで全てを凌駕しているような、ちょっと近寄りがたいレベルの存在。 11年前の生徒会選挙に春秋に他薦され参加する。そして春秋の言葉の力と、雨宮の汚い力のおこぼれの、二つが歪に合わさり当選した。有能な人材で、雨宮が彼女を当選させた理由は腐るほどあると自身では語っている。成績も優秀である。 かなりの鈍感で、バレンタインデーで自分にチョコをくれた女の子達を物好きだと感じており、ホワイトデーでお返しをするが彼女達が泣いているのを演技だと思っていた。その時に笑顔で手作りのお菓子を配っていたことから隠れていた人気が爆発した。また、春秋が自身に寄せる好意に全く気付いていなかった。その上自分が人気投票の9割を獲得したことに疑問を抱いていた。 生徒会日記でダウナーなテンションで一人称を「ぼく」として書いたため、鍵と知弦は男だと勘違いした。知弦には「策士」、「掴みどころのない子」と評された。 雨宮が会長の頃には「碧陽学園が大キライだ」と日記には綴っていたが、彼女が会長になったあとに日記が全くといっていいほど書かれていなかったことから、鍵には日記を書く暇がないくらい楽しく過ごせたのではないかと思われている。 春秋を雨宮譲りの暴力的な正論で完膚なきまで叩きのめした後、春秋が自分に話しかけなくなったことを寂しく思っており、彼の教室を覗いていたりもしたが、自分が寂しいからという理由を認めようとせず、ツンデレで誤魔化していた。 生徒会制度を一新する際に人気投票を設けたのは雨宮だが、優良枠を設けたのは彼女である。 卒業後、植野春秋と結婚した。 植野 春秋(うえの はるあき) 10年前(優良枠制度適用後最初の優良枠で)の生徒会副会長。 イケメンで爽やか過ぎて逆に引くぐらいのレベルで、更に文武両道で無邪気な笑顔も魅力的であり、人望も厚く熱血気質で実力の伴ったお人好し。多趣味で豪快だが冷静さも持ち合わせるというパーフェクトな性格である。しかしそんな完璧な性格でも人間ならではの欠点も存在し、その欠点とは善良すぎて、身内が傷ついた時に冷静さを欠くというものであり、その状態の彼であれば雪海でさえ簡単にあしらえるという。 雪海の事を一方的に親友と呼び、彼女に好意を寄せていて、後に告白をしたが振られる。しかし彼は彼女のことを諦めなかった。バレンタインデーに雪海のことをやたら気にしていた。また、彼女がホワイトデーに配っていたお菓子を貰ってとても喜んでいた。 卒業後、希咲雪海と結婚した。
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