過去に存在した譜面
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 23:45 UTC 版)
「pop'n music」の記事における「過去に存在した譜面」の解説
また、過去作品や家庭用作品には以下の様な譜面が設定されていた。 初心者用譜面およびモード AC21以降におけるEASY譜面に相当する、初心者用に用意された譜面やモード。PSP版など一部を除き、総じて9ボタンNORMAL譜面よりも難易度が低い。BEGINNER(ビギナー) AC1から3、およびCS4に搭載。NORMAL譜面をさらに簡単にした9ボタン譜面。5ボタン譜面の登場に伴い廃止された。 5buttons(または5LINE、5KEYSなど / 5ボタン、5ライン) アニメロ2号・ミッキーチューンズ、およびAC5より登場し、AC20まで収録。上段・下段の両端(黄、白)を使用せず、ボタン5つでプレイするモード、およびその専用譜面。モード選択後のボタン数選択画面で5ボタンを選ぶとプレイできる。ほとんどの曲ではもっとも難易度が低い譜面だが、一部の曲では「彗星RAVE(レベル22)」「スペースポップ(レベル25、(表記上)5ボタン最高難易度)」などのように一般のNORMAL譜面に匹敵する難易度だったり、中には「グランヂデス」「ヒートアップ」(共にレベル22)のように同曲のNORMAL譜面(共にレベル21)より難易度が上だったりしていた。NET対戦モードなどでは選択できない。AC5、AC7、BHでは5ライン、AC6では5KEYSと呼ばれていたが、AC8以降は「5ボタン」で統一されている。AC9のように「5ボタンにおけるNORMAL譜面」という位置づけとなっている作品もある。AC6までは一部の曲にこの譜面が用意されていない場合があったが、AC7以降はその作品に収録された全ての曲に対してこの譜面があり、AC9にて復活収録された過去曲全てに5ボタン譜面が追加されることになった。以降の作品の新曲には必ずこの譜面が用意されている。 CS1-4、初代アニメロではこれに類するものとして、9ボタンNORMAL譜面の左右を自動演奏にするモードが設定されていた(CS1-4では自動演奏されたポップ君はGOODとなる)。 PSP版では難度の高い上位譜面として独自の「5ボタンHYPER」譜面が用意されており、従来の5ボタン譜面にあたる簡単な譜面は「5ボタンNORMAL」として扱われている(一部の曲はアーケード版の5ボタン譜面が5ボタンHYPERに昇格している)。5ボタン用のHYPER譜面はアーケード版には登場しておらず、さらにAC21では5ボタン譜面自体が削除されることとなった。 7buttons(7ボタン) PSP版では新たに7ボタン専用譜面(両端の白ボタンを使用しない)が選択でき、独自のNORMAL・HYPER譜面も登場している。 スタディチャンネル CS8のみ搭載された初心者用モードの譜面。1ボタンから9ボタンまでの任意のボタン数から選択し、収録楽曲を通常のNORMAL譜面よりも簡単な譜面でプレイ可能となっていた(AC21以降のEASY譜面に近い)。この譜面は通常の5ボタン譜面を変化させたものをベースとしている。 ENJOY(エンジョイ)、EASY(イージー (AC20)) AC13、CS12以降のENJOYモードでは、版権楽曲を中心とする一部の曲に専用のENJOY譜面が用意されていた。AC20ではEASYモードおよびEASY譜面と呼称されるが、内容はAC19以前のENJOY譜面のままであり、AC21以降の新EASY譜面とは異なる。 こちらは5ボタン用、9ボタン用の譜面が設定され、通常の5ボタン譜面やNORMAL譜面よりも簡単な譜面となっていた。また、譜面のスクロール速度が曲のBPMに関わらず一定になっている(『beatmania IIDX』シリーズの「REGUL-SPEED」に相当)。さらにCS14のみ3ボタン用、7ボタン用の譜面も用意された。ENJOYモードでは、1プレイ中にボタン数の途中変更は出来ない。AC17のみ、CHALLENGEモードの通常譜面のように数値による難易度表記もあった。 特殊な上級譜面 一部の作品にのみ搭載された特殊譜面。譜面によっては現在の最高難易度に匹敵、あるいは超える物もあった。DOUBLE、TRIPLE アニメロ2号のみ搭載。通常の譜面に無音のポップ君が追加される上級譜面。 DOUBLE(ダブル)は降ってくるポップ君の数が通常の2倍に、TRIPLE(トリプル)は3倍になる(もちろん同時押しとして増えるのは最大9個まで)。複数人でプレイすることを前提とした譜面であるため、一人でやる場合は無理押しと呼ばれる配置になることが多く、9ボタン同時押しなどの配置も多発していた。 色譜面 / GREEN、BLUE、RED AC6のみ搭載。DOUBLEなどと同じく無音のポップ君が追加される上級譜面。N・H各譜面に3色ずつ設定された。EX譜面に付けることはできない。 GREEN(通称緑)は各小節の初めに1個、BLUE(青)は4分ごとに1個、RED(赤)は全ポップ君に1個ずつ、それぞれ規則的に追加される(まれに、増えない箇所もある)。 LONG譜面 AC9・CS9の一部収録曲としてのみ搭載され、AC15まで設定。AC16以降は廃止された。2曲分のステージを消費する長い曲を演奏する譜面。システム上は「○○(元のジャンル名)LONG」という別個の曲として扱われる。1曲で2ステージ分扱いとなりスコアの上限が20万点であることやノルマ・ゲージ推移が異なること、BATTLEモードでは選択不可なことを除いては通常の曲と同じ扱いであり、5ボタン・NORMAL・HYPER・EX(一部曲除く)が用意されている。AC16以降は、譜面の一部を短縮したものが元曲の追加譜面として収録されたり、音源自体を短縮したものがREMIX曲として収録されたりするなど救済措置が見られた。 これに先駆けてAC7に「ソフトロックLONG」が登場しているが、こちらは通常の1曲分扱いで現行シリーズにも残っている。
※この「過去に存在した譜面」の解説は、「pop'n music」の解説の一部です。
「過去に存在した譜面」を含む「pop'n music」の記事については、「pop'n music」の概要を参照ください。
- 過去に存在した譜面のページへのリンク