遊戯銃の特徴とは? わかりやすく解説

遊戯銃の特徴

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/21 04:13 UTC 版)

デジコン」の記事における「遊戯銃の特徴」の解説

1990年11月遊戯銃製造販売参入したデジコンエアソフトガンは、全て固定スライドガスガンである。「競技用」と銘打ち敢えてホップアップシステム搭載していない。 安価であるが、高級感乏し各モデル安価であるが、ABS樹脂多用成型痕が目立つ。また、商品全体として塗装剥がれやすい。 ブローバックガスガンが無い現在業界主流のブローバックガンがモデル化されていない業界自主規制団体所属しておらず、ハイパワー銃刀法改正前にノーマルで3J近く出るモデルもあった。銃刀法改正後の現在でも法律ギリギリパワーである。 単純で丈夫な構造故に炭酸ガスレギュレーターなどで減圧せずに利用しボールベアリング球を発射できるように改造する者が相次いだ通常のモデル場合9J(ジュール)が限度で、BV式のカスタムガンには遠く及ばず手動コッキングタイプのカスタムガンとさえ大した差は無かったが、ハックメカトロがバランスバルブを発売した事で状況一変バレル長によっては30Jを超えることも可能となった。 こうして同社製品は、それまでアングラ極みカスタムであった高圧カスタムを、一気メジャーな物としたとされる。 なお、2005年多発した違法改造エアソフトガンによる破損負傷事件使われエアソフトガン多くは、デジコン社の製品大多数であることが知られている。 とはいえ固定スライドガスガンとしての出来良好であるとされることもあり、威力低下させ、ホップアップシステム搭載する改造を施すことでサバイバルゲームへの投入も可能となる。もともと「デジコン=ハイパワーで危険」のイメージ根強く反発を受けることもあったが、改正銃刀法施行に伴いデジコンユーザーは更に反発受けていると言われる時には参加者エアソフトガン全て測定するというルールありながら他社製拳銃タイプガスガン威力測定免除されデジコン製品のみ要求されるという事態すらある。 また、改正法施行前に改修型出荷されたものの、対処方法きわめて単純であったためすぐさま改造方法インターネット上などに流布し、これに不信感持った玩具流通デジコン製品取り扱い控え方向向かった。 現在はユーザーメーカーショップ適正威力修正したものがオークションなどで出回っている。デジコン自身ハイパワー志向いまだにいとされるが、無論、現在は銃刀法違反となる0.989J以上のモデル存在しない。だが、改修施しておらず、準空気銃扱いとなるデジコン製品所持している人は多いと見られており、既に逮捕者出てしまうという事態が発生している。また、銃刀法適合する改修加えられたものの構造が単純である事から抜本的な改造対策はなっておらず、現在も強化改造部品販売するアングラショップが存在している。アングラショップは、デジコン製品対応とは明示せず汎用空圧部品体裁取っている場合多く取締り困難にしている。 エアガンの弾となるBB弾には十数種類あり、同社幾つかの種類販売していた。そのなかには通常のBB弾が0.12〜0.3gに対し同社BB弾なかには0.36gや0.43gという超重量弾もあった。0.43gのBB弾には鉛が混入されているため、このような重量が可能となっていた。しかし現在0.43gと0.36gのBB弾製造されておらず、入手が困難となっている。

※この「遊戯銃の特徴」の解説は、「デジコン」の解説の一部です。
「遊戯銃の特徴」を含む「デジコン」の記事については、「デジコン」の概要を参照ください。

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