進まぬ管理交渉とは? わかりやすく解説

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進まぬ管理交渉(1977-2009)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/24 02:48 UTC 版)

御幸道路」の記事における「進まぬ管理交渉(1977-2009)」の解説

1977年昭和52年8月5日保存会伊勢商工会議所今後灯籠管理について協議行い同年10月18日には伊勢市観光協会含めた三者協議持たれたが、具体的な進展はなかった。1982年昭和57年)には伊勢市当局三重県日本国関係機関灯籠に関する対策協議会設置したが、ここでも成果を得ることができなかった。こうした中、伊勢市駅前から外宮前の道路三重県道37号鳥羽松阪線)を4車線化するにあたって灯籠48基を移設することについて議論が行われたが、補強工事を行うことでそのまま位置での保存決定した1989年平成元年)には6月9月12月三重県議会土木常任委員会の場で灯籠どうすべきかが議題挙げられた。1993年平成5年)には神宮式年遷宮合わせ暫定的に表面修復が行われた。1995年平成7年)と2000年平成12年)には国・県・市の三者協議持たれたもののやはり事態進展はなく、保存会との折衝は進まなかった。 2006年平成18年)、遅々として進まなかった議論動き出す3月22日保存会と「社団法人神宮環境振興会」(以下、振興会とする)の間で灯籠管理等に関する合意書締結されのである4月26日には振興会が神宮会館会見開き灯籠補修周辺民有地買い上げについて目途がついたと表明した。これにより、行政当局交渉相手をようやく確定することができた。そして8月8日伊勢市議会産業建設委員協議会において、「伊勢らしい良好な景観形成及び観光振興その他地域活性化資する」ために引き続き灯籠設置すること、振興会に既存灯籠撤去させ、耐震性確保した上で新し灯籠設置させることを決定した。この時、既存灯籠震度5強程度地震風速40m/s以上の暴風自動車による衝突倒壊する可能性があることと、国道・県道区間道路占用許可が既に満了し放置されていること、市道区間については占用許可が「永続的になっているものの占用者が解散した献燈会であるため責任者不在であることが公表された。 2007年平成19年4月23日伊勢市経営戦略会議において伊勢市としての灯籠に関する以下の3つの方針示した伊勢らしい良好な風景形成していく目的建てられる場合は、景観形成という公益性観点から認めていく。 新たな灯籠街灯設置にあたっては、安全性の確保最優先とし、現在のもの撤去最優先とする。 新たな灯籠街灯設置基数は、現在の基数超えないこととする灯籠新設目途付いたことから、2007年平成19年8月20日伊勢市伊勢市観光協会対し道路占用許可出した

※この「進まぬ管理交渉(1977-2009)」の解説は、「御幸道路」の解説の一部です。
「進まぬ管理交渉(1977-2009)」を含む「御幸道路」の記事については、「御幸道路」の概要を参照ください。

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