週刊少年マガジン増刊号とは? わかりやすく解説

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週刊少年マガジン増刊号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/15 21:44 UTC 版)

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週刊少年マガジン増刊号(しゅうかんしょうねんマガジンぞうかんごう)では、講談社刊行の日本の少年向け漫画雑誌週刊少年マガジン』の増刊号について述べる。

概要

『週刊少年マガジン』本誌と雑誌コード、通巻ナンバーを共有する増刊号で、『別冊少年マガジン』としては1964年に創刊されているが、それ以前にも不定期で増刊号を刊行していた。1967年頃には季刊誌として、石森章太郎の『ミュータント・サブ』を掲載したり、白土三平作品の特集号が刊行されていた。1969年に季刊から月刊へと刊行頻度を変え『月刊別冊少年マガジン』となるが、1971年に休刊。元の増刊号枠に戻る。『月刊別冊少年マガジン』は1974年に復刊するが、『月刊少年マガジン』として増刊号枠から独立する形になった。

『月刊別冊少年マガジン』時代を除くと、基本的に本誌の連載作品を再録・特集する役割だったが、1981年には掲載誌『月刊少年ポピー』が休刊した『タイガーマスク二世』の連載を引き継ぐなど、次第に本誌を補完する形で、いくつかの連載漫画や若手の読切作品が掲載されるようになった。

1983年には定期増刊『マガジンSPECIAL』の刊行が始まり、2017年まで刊行された。1990年代に入ると、増刊枠では様々な形の特集増刊をコンスタントに発刊し、現在に至る。

通常の増刊・『SPECIAL』以外の増刊号

ここでは単発・シリーズなど様々な形で発行された増刊号を紹介。

コラボレーション企画用の作品

名探偵コナン&金田一少年の事件簿
週刊少年サンデー』(小学館)と『週刊少年マガジン』(講談社)との創刊50周年記念のコラボ企画「コナン&金田一」の一環として2008年に発刊。12冊のうち偶数号がマガジンの増刊にあたる。

マガジン単体

はじめの一歩・総集編
週刊少年マガジン特別編集として、2014年5月現在36冊刊行。
はじめの一歩・アニメスペシャル
こちらはアニメ版第2シリーズのエピソードを収録しており、2009年4月まで全3冊刊行。
はじめの一歩・ベストバウト総集編
2017年まで全4冊刊行。
-勝負師伝説-哲也・総集編
2001年から2005年まで全28冊刊行。文字通り『哲也-雀聖と呼ばれた男』の総集編である。
-勝負師伝説-哲也・BEST傑作選
同じく。『哲也-雀聖と呼ばれた男』から傑作エピソードをチョイスした内容。2002年から2004年まで全10冊刊行。
釣りキチ三平・平成版
矢口高雄の書き下ろし新作である『平成版・釣りキチ三平』の連載と矢口の別作品(「9で割れ!!」など旧作または書き下ろし作)および、矢口と著名人との対談インタビューなどを収録した、一冊丸ごと矢口高雄作品で占められたプライベートコミック誌。2001年9月に刊行開始。年1-2巻ペースで不定期発刊され、2009年12月までにvol.8まで刊行。
釣りキチ三平CLASSIC
釣りキチ三平(昭和版・読み切り版)』を選り抜いて掲載したものと、同作にまつわるコラム記事や著名人のインタビューなどを収録。アンソロジーに近いもので、2003年から2005年まで隅週刊で57巻まで刊行された。
釣りキチ三平・平成版総集編
過去の『平成版・釣りキチ三平』エピソードを再収録したもので、2004年に3冊が刊行している。
マガジンドラゴン
詳細はマガジンドラゴンの項を参照。
イッキ読み! FAIRY TAIL
2012年に全7冊が刊行している。第1巻のみ後に講談社mookでアンコール刊行された。




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