近現代の漁業とは? わかりやすく解説

近現代の漁業

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 03:54 UTC 版)

漁業」の記事における「近現代の漁業」の解説

戦後の日本経済成長とともに水揚げ量は増加。特に1972年から近海マイワシ豊漁続いたことから日本漁獲量1991年まで世界第1位となったその間漁業牽引し続けてきた遠洋漁業沖合漁業1973年昭和48年)の石油ショックによって漁船コスト高の影響受けたこと、また1970年代後半から世界漁業国が200海里規制を取るようなると、遠洋漁業沖合漁業水揚げ量は減少した。 さらに1985年昭和60年)のプラザ合意以降円高進んだために水産物輸入増加した1980年代半ば以降遠洋漁業沖合漁業沿岸漁業などの海面漁業漁獲量下落傾向続き2000年平成12年)には水産物輸入量が生産量上回ったこのように漁業資源をめぐる国際競争激化し今日の日本漁業国際化の波にもさらされる一方で近年は、そうした「とる漁業」から、採卵人工孵化放流などによる「育てる漁業」(栽培漁業養殖漁業)への転換をはかる努力続けられている。 近畿大学水産研究所では、2002年6月世界で初めクロマグロの完全養殖成功した近大は、完全養殖成功したクロマグロ近大マグロ呼称し、同大マグロ料理提供する専門店銀座オープンした2017年8月双日は、子会社双日ツナファーム鷹島NTTドコモ電通国際情報サービスとともにIoT技術ディープラーニング活用した画像認識技術活用した水産養殖事業効率性向上させるシステム構築し水産養殖業高度化を行う実証実験開始したアナウンスした。

※この「近現代の漁業」の解説は、「漁業」の解説の一部です。
「近現代の漁業」を含む「漁業」の記事については、「漁業」の概要を参照ください。

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