謎の結社
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/19 14:55 UTC 版)
魔族撲滅を目指す暗殺集団。どうやら1000年以上前からあったようだ。 クレア タルマの妹。シェルファ王女暗殺をもくろむ一団の長。青白いオーラの魔剣「ブランディーヌ」を持つ。仲間内からは「宗主様」と呼ばれている。真っ白な髪をしていて瞳が紅色。盲目だが別の方法で見ることができる。実は魔族の血が混じっている 見かけとは裏腹に馬鹿力の持ち主で、ロイの腕を握っただけで彼の腕に青あざを作った。彼曰く、常人では一撃で手首が砕けるほどの力。レイン7のエピローグで、ガルフォート城に逃げ込んだシェルファの前に現れ、「汝を滅ぼす」と宣言した。 多様な「能力」を持っており、一般人と比べると圧倒的な戦闘力に加え、相手の記憶から「一番強い」と思っているものとまったく同じ存在を作り出す(メモリーズ)等、特殊な能力も幾つか所有している。レイン8にてレインと死闘を繰り広げ、レインに重傷を負わすも、自身も瀕死の状態になり、かろうじてその場から脱出した。なお、彼女はレイグル王をも敵として視野に入れている。 タルマ クレアの姉。クレアと同じく白い髪、紅色の瞳。武器は透明なムチ。マジックアイテムも持っている。強引についてきた仲間とコートクレアス城(レインの居城)に潜り込んだところをレインに見つかって包囲されるがシェルファの要望で解放される。仲間内ではみそっかす扱いである。いくらレインでも妹には敵わないだろうと思っていたらしく、レイン9にてクレアが瀕死の重傷の姿で帰ってきたのを発見した時は心底驚いていた。 バジル クレアたちの仲間。二つ名はビーストマスター。レインによると、獣化した際の馬鹿力は古龍にもひけを取らないらしい。 レスター クレアたちの仲間。太った若い召喚士。多重召喚が可能。 ケヴィン クレアたちの仲間。年老いた好色魔法使い。タルマ曰くエロじじい。古き敵に殺されて死亡。 ロイ 傭兵。二つ名は「不死身のロイ」。バジルたちと同じくクレアたちの仲間だがタルマと同じくみそっかす。不死身だと噂されている。レインは少年時代、彼を探していたこともあった。レインに敗れた。 レインが旧ルナンの軍勢と戦っている最中にシェルファを誘拐するため現れた。武器は長剣だが、シェルファを誘拐しに現れた時はダガー(短剣)を使っていた。かなりの魔力を持ち、呪文を詠唱なしに魔法を使え、転移系の魔法も使える。また、透明になることも出来る。マスカレードという能力を持っており、自分の結界内で呪縛した他人の体を完全に支配して傀儡のように自由に動かすことができ、また自分の精神を他人の体に入り込ませ、完全に自分のものにすることができる。だが手並みはレインに及ばず、星祭りの夜、シェルファを連れたレインに勝負を挑み、マスカレードを駆使して深手を負わせるが、最後は次元の外に放り出され傾国の剣の遠隔攻撃で体を真っ二つに切り裂かれ、レインに裂け目の向こうへと蹴り飛ばされた。 もともと彼はミュールゲニアの住人ではなく、別の世界から精神だけミュールゲニアに飛ばされた。ゆえに本当の彼の体はミュールゲニアではなくその世界にある。不慮の事故で意識を失い、病院で昏睡状態にあると本人は述べていた。 レイン(少年) 第8巻以降に登場する少年の姿のレイン。 クレアの魔法(メモリーズ)によってレイン(大人)の深層意識から再現された。
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