設立と黎明期
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「フェアバンクス・モース」の記事における「設立と黎明期」の解説
フェアバンクス・モースのルーツは、1823年設立された鉄工所である。発明家のサディアス・フェアバンクス(Thaddeus Fairbanks)が、バーモント州セント・ジョンズベリーで彼の特許製品であるプラウとストーブを作るために作った鉄工所がそれである。1829年、彼は製麻事業を始め、それ用の機械を作ったが、成功しなかった。しかし、それが新たに台ばかりの発明を呼んだ。1832年に特許を取得し、のちにE&T・フェアバンクス社で事業化、まずアメリカ、そしてヨーロッパ、南アメリカ、そして清へと販路を広げた。計量器は、船舶や鉄道での輸送に欠かせないものである。同社の計量器は国際的なコンペで63のメダルを獲得し、アメリカはおろか世界に名をとどろかすリーディングカンパニーとなった。それは、ヘンリー・フォードが自動車で席巻する時代まで続いた。 一方、ウィスコンシン州では、エクリプス・ウインドミルという名の、水の汲み上げ用の耐久性のある風車を設計したL.ウィーラーという人物がいた。南北戦争後(つまり1865年以降)、ウィーラーは同州ベロイトで店を開くと、すぐに農場にその風車が点在するようになり、やがてオーストラリアにまで普及していった。同時にフェアバンクス・モース&カンパニーの従業員であったチャールズ・ホスマー・モース(Charles Hosmer Morse)がイリノイ州シカゴに支店を開いた。そうして、エクリプス・ウインドミルをフェアバンクス・モース&カンパニーが販売することになった。19世紀も終わりになるころ、モースの名を冠した会社名に変更した。本社はシカゴに置き、アメリカとカナダの全市にフェアバンクス・モースの支店を置いた。フェアバンクスがカナダのモントリオールに進出したのは1876年で、のちに工場をそこに開設した。
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設立と黎明期
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1987年にウィル・ライトと「idea guy」と呼ばれたジェフ・ブラウン(英語版)によって、1989年にブローダーバンド社の協力の下、家庭用コンピュータで動作する『シムシティ』を発売するために設立された。『シムシティ』は「勝利」か「敗北」を明らかにする従来のようなゲームでは無く、これ以前のゲームのように、コモドール64において販社が興味を示した物ではなかったからである。その後『シムシティ』は長い間、もっとも有名で成功したビデオゲームのタイトルとなった。 『シムシティ』シリーズはその後、『シムシティ2000』(1993)、『シムシティ3000』(1999)、『シムシティ4』(2003)とリリースされた。また、1990年代に『ロボスポーツ』などのいくつかの非シムシリーズもリリースした。 『シムシティ』シリーズのそのような成功の後で、マクシスは「シム」を冠する、色々なタイトルを試みた。これらの試みのいくつかが『シムアース』、『シムアント』、『シムタワー』(ザ・タワー)、『シムライフ(英語版)』、および『シムファーム』である。しかしこれらは、『シムピープル』を例外として、オリジナルの『シムシティ』とは違いヒットしなかった。
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