西洋での働き
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/03 19:01 UTC 版)
1958年4月から10月まで、リーは英国のロンドン、デンマークのコペンハーゲンに招かれ、集会を指導した。これは西洋での彼の働きの開始となった。次に1958年と1961年に、リーは三回、アメリカ合衆国を訪問した。1962年、彼はロサンゼルスに移住した。その年の12月、彼はロサンゼルスで英語での最初の特別集会を持った。これらのメッセージはやがて、「すべてを含むキリスト」と題する本として出版された。続く年、多くの門が開かれ、彼は国中から無数の招待を受け、多様なクリスチャングループに語った。1960年代、彼は多くの短期の特別集会と長期の非公式の訓練を、ロサンゼルスや合衆国の他の都市で持った。彼のメッセージは小雑誌に印刷され、「流れ」(The Stream)と呼ばれる季刊本で出版された。彼はまた1965年、流れ出版社(Stream Publishers)を設立し、それは後ほどリビング・ストリーム・ミニストリー(en:Living Stream Ministry)となった。 リーは1960年代から1970年代の間、アメリカ合衆国とカナダの多くの場所を訪問した。彼はまた何度も極東に戻って台湾の諸教会を強化し、成就した。1960年代、彼はしばしばフィリピン、香港、シンガポール、インドネシア、マレーシア、タイ、日本を訪問した。1965年にはブラジルとその他の南米各地を訪問した。1971年には、オーストラリアとニュージーランドを訪問し、聖徒たちを助けた。以上の国に加えて、1970年代に、彼は韓国、多くのヨーロッパ諸国、イスラエルを訪問した。1974年、リーは正式の十日間の国際的な訓練を年に二回持ち始めた。彼はこれらの機会を用いて聖書を書ごとに解説し、ローマ人への手紙(1974年12月)と創世記(1974年から1978年まで)のライフスタディを開始した。1984年12月、使徒行伝をもって新約のライフスタディが完了した。1995年6月、箴言、伝道の書、雅歌をもって旧約のライフスタディが完了した。この期間、彼は新約のすべての書のために、広範囲のアウトライン、フットノート、引照聖句を書いた。これらは合本にされて新約聖書の新しい訳、回復訳聖書となり、1987年に中国語で、1991年に英語で、1995年に日本語で出版された。
※この「西洋での働き」の解説は、「ウイットネス・リー」の解説の一部です。
「西洋での働き」を含む「ウイットネス・リー」の記事については、「ウイットネス・リー」の概要を参照ください。
- 西洋での働きのページへのリンク