製法・食べ方
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/24 01:34 UTC 版)
あぶった板海苔の上に米飯を均一に薄く敷き、その上に細長い形に整えられた具材を載せる。米飯は、塩やごま油で味を整えるのが一般的である。具材は、複数の材料を用いることがほとんどである。一般的に使用される具材には、ニンジン、ホウレンソウ、キムチ、エゴマの葉、たくあん、牛肉、ハム、ツナ、カニかまぼこ、チーズ、卵焼き、チャンジャなどがある。この他、具なしのキムパプ(後述の忠武キムパプ)や刻んだニンニクのチャンアチ(醤油漬け)のみを米飯に混ぜてから海苔で巻いたキムパプもある。最後に、米飯と海苔で具材を巻き込み、海苔の表面にごま油を塗ったり白胡麻を振ったりして風味付けをする。 できあがったものを輪切りにし、何もつけずにそのまま食するのが一般的であるが、焼いて食べたり、卵液をつけたものを焼いて食べることもある。トッポッキの汁を付けて食べる人も多い。キムチやたくあんなどの漬物およびスープが共に供される場合が多い。 巻き簾を使用する調理法などは、日本の海苔巻きと同じであるが、キムパプには酢飯が使用されず、ごま油が加えられていることが一般的であり、また中に入る具材が日本の海苔巻きに比べて多く、生魚も使用されない等の違いがある。
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製法・食べ方
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/15 05:53 UTC 版)
原料のエゴノリ(「えご草」、「おきゅうと草」、博多では「真草」)と沖天(イギス、博多ではケボ)やテングサをそれぞれ水洗いし、状態を見ながら天日干しを1 - 5回繰り返す。歩留まりは7割程度だが、本工程を省くと風味が劣り色調が黒く仕上がる。テングサは香りが薄れるため、自家用の場合は洗う回数を減らすことがある。次にそれぞれ天日干したえご草と沖天をおよそ7:3から6:4の割合で混ぜ、よく叩く。酢を加えて煮溶かしたものを裏ごし、小判型に成型し常温で固める。博多では、小判型のおきゅうとを丸めたものが売られている。 良し悪しとして、あめ色でひきがあるものは良く、黒っぽいあめ色のものは好まれない。緑色のものには、「おきゅうと」として売られているがまったくえご草が使われていないものもあり、天草が主原料のものは「ところてん」で「おきゅうと」ではない。[独自研究?]。 新潟県や長野県では、えご草のみを原料に、おきゅうとと製法が同じ「いごねり(えごねり、えご、いご)」が食される。おきゅうととの製法上の相違点は、えご草を天日干しせず、沖天を使用しないところである。 5ミリから1センチの短冊状に切り、鰹節のうえに薬味としておろし生姜またはきざみねぎをのせ生醤油、芥子醤油、ポン酢醤油、ゴマ醤油などで食す。もっぱら朝食の際に食す。
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