製法・生産地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 19:59 UTC 版)
津綟子は安濃川流域、特に美濃屋川沿いの旧安濃村域の村を中心につくられた。津綟子の生産にかかわった代表的な村は安濃、内多、村主、清水である。 村田陽子著『三重県の麻について』(2003年)によると、苧麻(カラムシ)は名張市・松阪市・鈴鹿郡・阿漕町等で栽培例がある。栽培の記録は少なく長い期間のうちに記録が消失してしまったと考えられている。 木綿への原材料の移行は、御用の減少や町方商人との競合などにより麻織物から移行することとなったのであろうと考えられている。
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