蜜蜂 (クルアーン)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/17 13:47 UTC 版)
『蜜蜂』(みつばち、アラビア語: النحل UNGEGN式: An-Nahl アン・ナフル)は、アル・クルアーン(コーラン)における第16番目のスーラである。本章では、神への賛美、背信者への警告の他、人間の営みに関して、具体的に指示がある。蜜蜂に関して言及がある節は、68節と69節である。蜜蜂が出す蜜は人間の薬となり、神の御しるしがある。50節はサジダ節である[2]。
- ^ 日本ムスリム情報事務所 聖クルアーン (蜜蜂)
- ^ a b c サジダは、額(ひたい)を地に着けて平伏した姿勢のこと。平伏礼拝。サジダの節を聴いた者は、その場でサジダを行う。
- ^ a b 異教時代のアラビアは、男児が望まれ、女児生き埋めの風習があった。
- ^ まだ消化中の食べ物と、既に消化して血液となったもの。
- ^ 酒のこと。67節では、強い飲み物を作るとあり、それを飲まない、もしくはそれを飲む、ということは言及されていない。
- ^ 啓示のこと。
- ^ アル・クルアーンは、以前の啓示と新しい啓示に差異がある。信仰の敵は、そこを攻撃した。
- ^ ルーフ・アル・クドゥス(アラビア語: روح القدس ラテン文字化: rūḥ 'al-qudus)は、大天使ガブリエルのこと。
アッラーフ・アッ・ルーフ・アル・クドゥス(アラビア語: الله الروح القدس ラテン文字化の例: Allāh ar-rūḥ 'al-qudus 英語化の例;en:Holy Spirit (Islam))のこと。
アッラーフ(الله)は「神」。ルーフ(روح)は「霊魂」。定冠詞が付くとアッ・ルーフ(الروح)。アル・クドゥス(القدس)は「神聖」。 - ^ ムハンマドは啓示を受けたのではなく、聖書に精通した外国人がムハンマド教えていただけ、という噂がマッカ(メッカ)にあった。
- ^ 最後の審判のこと。
- ^ ユダヤ人のこと。
- ^ イスラームのこと。
- ^ 信仰を拒否する者たちのこと。
- ^ a b c d e 偶像崇拝者あるいは多神教徒たちのこと。
- ^ ターグート(アラビア語: طاغوت ラテン文字化: ṭāğūt en:Taghut)とは、神以外で信仰の対象になっている物。イブリース、シャイターンなど。
- ^ 神が唯一であるということが、本当に神の御心ならば、という意味。
- ^ アラビアの多神教徒の生活に存在していた、いろいろなタブーのこと。
- 1 蜜蜂 (クルアーン)とは
- 2 蜜蜂 (クルアーン)の概要
- 3 関連項目
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