虚惑星
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/08 15:55 UTC 版)
御陵・昴・プレイアデス・ミニュアス・五百津之美須麻流ノ姫(みささぎ・すばる・ぷれいあです・みにゅあす・いおつみすまるのひめ) 虚惑星人(ヌテラリアン)。虚惑星の魔女。通称すばる姫。 虚惑星で住んでいるが純血ではなく、正確には地球人と虚惑星人との間に生まれたハーフ。父親は徳川家斉に仕えた奉行の旗本だったが、家斉に濡れ衣を着せられて追放され、謹慎地にて偶然虚惑星へと飛ばされてやってきた。父親が死んでから千年以上も一人で過ごしていたが、鈴蘭が来てから娘のように育てるようになった。実は御陵の直系の血筋で、真世の先祖になる。魔法のことを塵却術(マテマテカ)と呼び、強力な力を有する。ややおっとりとした性格で、落語を好んでそらんじている。 いきさつは不明だが精霊石を所有しており、その影響で突然凶暴で非情な魔女の人格へと豹変する。そうなると一切の話は通じず、魔法で全てを吹き飛ばそうとする。自分から離れて地球へ戻る選択をした鈴蘭を攻撃し、その事に激昂したほむらによって倒された。その後は鈴蘭と別れることを承諾し、ほむらたちに協力することを約束した。 鈴蘭(すずらん) 虚惑星の狼に育てられた狼少女。 十二、三歳ほどの小柄な少女で、演目じみた古語で話す。常に狼の群れといっしょに行動する。雪割丸を親と呼び、すばる姫を養い親や主人だと思っている。やや攻撃的な性格だが、まだ子供らしい無邪気さや好奇心を残す。ほむらたちを盗人と勘違いし、狼と共に襲ってきた。突然別人のように変わるすばる姫を恐れ、姫とよく似た真世を母代りに誘拐している。腕に壊れたガラガラを巻いている。 実は虚惑星人ではなく、三年前に行方不明になった地球人の赤ん坊。『鈴蘭』はすばる姫に名づけられたもので、本名は小野恵理香。生後一歳余りの時に誘拐され、捜査の手を恐れた誘拐犯によって冬の山中に捨てられ、そのまま行方不明となった。本当の母親がいることに気づいた鈴蘭は、ほむらの説得もあって実の母親のもとへ戻ることを選ぶ。その後、地球に戻り、実の母親との再会を果たした。 雪割丸(ゆきわりまる) すばる姫に代々使える巨大な白狼。狼の群れの長。 ニホンオオカミを一回り大きくしたような虚惑星の狼の中で、さらにひときわ大きな体躯を誇る。雪のような白毛だが額に灰色の斑があるため、御陵の家訓になぞらえてすばる姫に名づけられた。まだ赤ん坊だった鈴蘭を拾い、それ以来母親のように思われている。鈴蘭からは訓読みにしたセッカチマルとよばれている。
※この「虚惑星」の解説は、「ファイヤーガール」の解説の一部です。
「虚惑星」を含む「ファイヤーガール」の記事については、「ファイヤーガール」の概要を参照ください。
虚惑星(ヌテラ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/08 15:55 UTC 版)
「ファイヤーガール」の記事における「虚惑星(ヌテラ)」の解説
インドの天才数学者・チャンドラー博士の予想によって発見された惑星。正式名称イマジナリーアース。通称ヌテラ。その大きさは木星とほぼ等しく、ベーグルと呼ばれる土星のような環と多数の衛星を有する。多くの動物や遺跡が発見されているものの、知的生命体との遭遇は報告されていない。時間経過は地球の6倍。訪問には転送環(リング)が必要で、ヌテラに転送された人間は体質が大きく変化したり魔法が使えるようになる。
※この「虚惑星(ヌテラ)」の解説は、「ファイヤーガール」の解説の一部です。
「虚惑星(ヌテラ)」を含む「ファイヤーガール」の記事については、「ファイヤーガール」の概要を参照ください。
- 虚惑星のページへのリンク