藤井彩子とは? わかりやすく解説

藤井彩子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/21 02:45 UTC 版)

ふじい あやこ
藤井 彩子
2006年10月、地上デジタル放送推進大使として御堂筋パレードでPRする
プロフィール
本名 小川彩子
出身地 東京都新宿区
生年月日 (1969-08-23) 1969年8月23日(56歳)
血液型 A型
最終学歴 青山学院大学文学部卒業
勤務局 NHK東京アナウンス室
部署 コンテンツセンター
職歴 松江(1993.6 - 1997.7)
大阪(1997.7 - 2000.3)
東京アナウンス室(2000.3 - 2004.3)
→大阪(2004.3 - 2009.3)
→東京アナウンス室
日本語センター出向
→ラジオセンター
→東京アナウンス室(2009.4 - 2021.3)
名古屋(2021.3 - 2025.3)→東京アナウンス室
活動期間 1993年 -
配偶者 NHK職員(2003年 - 2012年)
古今亭菊之丞(2013年3月 - )
出演番組・活動
出演中 本文参照
出演経歴 本文参照
その他 地上デジタル放送推進大使(大阪局)

藤井 彩子(ふじい あやこ、1969年8月23日 - )は、NHKアナウンサー

人物

東京都生まれ。裁判官である父親の転勤に伴い、北海道大阪府神奈川県などで育つ[1]大阪府立北野高等学校[2]青山学院大学文学部卒業後1993年NHK入局。

嗜好・挿話

  • 入局当初はスポーツを担当し、高校野球中継で「NHKの女性アナウンサー初」の冠事項を担う[3][4]。自身が出演する『NHKニュースおはよう日本』の担当ディレクターと2003年に結婚した。二度目の大阪勤務は生活情報番組も担当する。「愛・地球博」「NEDOパビリオン」に展示された人間型ロボット「リプリーQ1expo」のモデルとなった[5][6]
  • 2008年2月8日に生放送された討論形式の番組「かんさい特集『新知事・市長に問う 大阪の、これから』」で司会し、討論中にスタジオへ到着した橋下徹を「約30分の遅刻で到着されました」と紹介した[7]。橋下は、あらかじめ公務のため放送開始時刻に遅れると伝えるもNHKの要求が強いことから出演した[8]。橋下はこの言動で番組中に激怒し、番組後の記者会見で「『公務だ』とスタジオに連れて行かれ、女性司会者に頭にきた。出演前後の挨拶も無かった」「局に呼びつけられることが公務とは思わないので、今後、NHKには一切出ない」[9]と述べた[注釈 1]。NHK大阪放送局広報部は、「藤井の発言は場を和ませようとしたもの」としている。藤井と橋下は大阪府立北野高校の同級生。
  • 2009年は深夜のニュース番組のキャスターを担当し、2010年からバラエティー番組の進行役も携わる。
  • 趣味はジョギング
  • 2012年1月に離婚[10]し、2013年3月に落語家の古今亭菊之丞と再婚[11][12]した。

担当番組

松江放送局時代(1993年度 - 1997年7月)
大阪放送局時代(1度目、1997年7月 - 1999年度)
東京アナウンス室時代(1度目、2000年度 - 2003年度)
大阪放送局時代(2度目、2004年度 - 2008年度)
東京アナウンス室(2度目)・日本語センター・ラジオセンター時代(2009年度 - 2020年度)
名古屋放送局時代(2021年度 - 2024年度)
  • おはよう東海(2021年3月29日 - 2022年4月1日)- キャスター(村上由利子越塚優と隔週で担当)
  • ド真ん中ジャーナル!(2021年4月 - 2022年3月)- MC(井戸田潤とともに担当。ラジオ版スピンオフ「ド真ん中ラジオ!」も担当。)
  • ヒューマニエンスQ(2022年4月 - 2024年3月)- 進行(出向出演)
  • 東海 ドまんなか!(2022年4月 - 2025年3月)- キャスター
  • 能登半島地震 被災地からの声(2024年1月12日、総合テレビ(東海北陸地方))- キャスター
  • 能登半島地震1か月 被災地からの声(2024年2月12日放送、総合テレビ(東海北陸地方))- キャスター
  • 能登半島地震2か月 被災地からの声 迫られる選択(2024年3月1日放送、総合テレビ(東海北陸地方))- キャスター
東京アナウンス室時代(3度目、2025年度 - )

脚注

注釈

  1. ^ 橋下は日本維新の会維新の党共同代表としての政見放送のスタジオ収録には出演している。

出典

  1. ^ NHK女性アナウンサー戦後50年プロジェクト編『NHKラジオ深夜便 日本列島女たちの50年』ドメス出版 1995年12月
  2. ^ 同期生には小寺康雄アナ、橋下徹(元・大阪市長)がいる。
  3. ^ NHK女性初のラジオ中継をしたのは1999年8月10日富山県立新湊高等学校石川県立小松高等学校の隣県同士の戦いだった。試合は8回終了時点で小松5-1新湊だったが、9回表に同点になり、延長11回に新湊が4点を追加して逆転して勝った大逆転の試合だった。この日は当時朝日放送赤江珠緒アナウンサーが初めてのテレビ中継を担当した日でもあった(「〈私と甲子園5〉実況席で大きさ実感 赤江珠緒さん」朝日新聞2014年8月7日)。
  4. ^ 小野塚康之アナ (2018年7月31日). “女性アナウンサーの初実況 "甲子園・すっぴん物語"”. NHK大阪放送局. 2018年8月6日閲覧。
  5. ^ リプリーQ1expo”. 新エネルギー・産業技術総合開発機構 (2005年11月2日). 2014年1月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年6月16日閲覧。
  6. ^ 「賢人論。」第66回(前編)石黒浩氏”. 株式会社クーリエ みんなの介護 (2018年6月4日). 2020年5月12日閲覧。
  7. ^ 橋下府知事が生放送でNHK“口撃”『産経ニュース』2008年2月9日
  8. ^ 「橋下府知事、NHKに“絶縁状”生放送めぐりブチ切れ」スポーツニッポン大阪、2008年2月10日
  9. ^ 橋下府知事「NHKのスタジオ収録には出ない」『朝日新聞』2008年2月9日
  10. ^ NHK藤井彩子アナ、古今亭菊之丞とお互いバツイチ婚 スポーツ報知 2013年3月14日
  11. ^ NHK藤井彩子アナ・落語家の古今亭菊之丞バツイチ再婚!「一緒に暮らしませんか」 J-CASTニュース 2013年3月14日
  12. ^ 落語家が美魔女アナをゲット! 藤井アナ&菊之丞“結婚の裏側” ZAKZAK 2013年3月15日
  13. ^ a b NHKでは女性初の(全国ネットでの)担当として注目を集めた。
  14. ^ '99高校野球 ひと 藤井彩子さん”. asahi.com (1999年8月3日). 1999年11月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月22日閲覧。

外部リンク

先代
高井正智
先人たちの底力 知恵泉
6代目店主
藤井彩子
2025年4月 -
次代




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