藤が谷女学院高等部
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「青い花 (漫画)」の記事における「藤が谷女学院高等部」の解説
上田 良子(うえだ りょうこ) 初登場は単行本4巻#19。あきらの2年時の同級生。ふみと同じくらい背が高く、長い髪をおさげにしている。もの静かでおっとりしており、多少のことでは物怖じしない性分。京子にとって、あきらとはまた距離感の異なる友人となる。 図書部所属。登場人物になりきって読書するのが趣味。そこから演劇部にスカウトされ、演劇祭『鹿鳴館』に抜擢、清原永之輔を異性装で演じ、喝采を浴びた。 演劇未経験と嘘をついている。実は初等部・中等部では演劇部に所属していた。作者の別作品「淡島百景」にて、中学時代と鹿鳴館公演後のエピソードが描かれている。 大野 春花(おおの はるか) 初登場は単行本4巻#19。あきらの1学年下の後輩で、あきらと同じく外部からの入学生。演劇部。 誰とでもすぐに打ち解ける人懐っこい性格で、上級生や他校生とも親交が深い。反面、やや独善的で思ったことを良くも悪くもすぐに口にしては、地雷を踏んで自己嫌悪に陥る。同性愛に対する理解は低く、姉と日向子の関係やふみの恋愛観などを知って苦悩する。 進級後の『三銃士』では役を狙っていたが、後輩に取られてバツが悪い。演劇祭当日に大ポカをやらかすが、姉と日向子に助けられる。 川崎 文子(かわさき あやこ) 声 - 小野涼子 身長164cm。あきらの2学年上の先輩。 演劇部員で演劇祭の演目『嵐が丘』でキャサリンを演じる。卒業後は恭己と共に渡英。 三浦 香織(みうら かおり) 声 - 中村知子 身長164cm。あきらの2学年上の先輩。演劇部部長。出番は少ない。 各務 正則(かがみ まさのり) 声 - 浜田賢二 30歳、身長176cm。藤が谷教諭。演劇部顧問。自他共に認める冴えない男。杉本恭己と杉本公理の想い人。杉本和佐と結婚する。 山科 日向子(やましな ひなこ) あきらと良子の2年生のときの担任。担当教科は理科。藤が谷OG。恋人の大野織江は高校時代の同級生。 本編登場は単行本4巻#19からだが、初登場はもっと早く、単行本2・3巻の短編『若草物語 織江さんと日向子さん』。年代は杉本姿子と和佐の中間にあたる。複数の女生徒から恋愛感情を抱かれ告白されているが、織江ひとすじを貫いている。両家族に大野織江を正式に紹介し、意志を貫いて結婚する(正しくは結婚ではなく、結婚のようなものと言って織江の両親を説得する)。 演劇部員 脇役。パーマ気味ボブカットの女子生徒。2年時の演劇祭『鹿鳴館』で大徳寺侯爵夫人季子を演じる、松岡演劇同好会の部員不足に奔走するなど、比較的出番は多い。 新井朋香 初登場は単行本7巻#44。あきら3年時の演劇部新入部員。彼氏持ち。 新入りながら演劇祭『三銃士』ではダルタニャンを演じる。上級生の春香をさしおいてキャストを取ってしまったことはバツが悪いらしい。 新聞部員 脇役。あきら2年時のクラスメイト。3年時には部長。ゴシップや強引な取材方針は嫌われがち。 山科日向子先生が同性愛者と知っている。あきらとふみの恋を嗅ぎつけて、(実名を伏せて)ゴシップ速報で茶化すなどした。この行動は、自分は日向子先生が好きだが報われなかったことからの嫉妬の反映。日向子先生が同性愛者と陰で噂になっているのも、彼女が出処。
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