蒼魔族
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蒼魔王(そうまおう) 魔族八大氏族・蒼魔族の氏族長。開戦論派。魔王に対する反対勢力の雄。 王弟元帥と密かに手を結び、中央諸国の軍と対峙し、防備が薄くなった「冬の国」をはじめとする三ヶ国通商同盟を襲おうとするが、勇者と女魔法使いによって撃退されてしまう。その後、息子である蒼魔王子を魔王とすべく現魔王の廃位を狙う。だが、忽鄰塔で議決による魔王の廃位が失敗すると蒼魔王子からもはや用無しと殺害された。 刻印の蒼魔王子(こくいんのそうまおうじ)/蒼魔の刻印王(そうまのこくいんおう) (アニメ版では「刻印王」とのみ表記) 声 - 柿原徹也 蒼魔王の世継。両目に次期魔王の証である刻印がある。 過去にも目に刻印がある魔王はいたが片目だけであり、両目にあるというのは相当に強い刻印らしい。実力もそれに伴って過去最大級であり、魔王としての力を持たない段階でも勇者に負けない程の力を持つがその気質は酷薄そのもので、他人を敵か道具としか見ていない。その力量に惚れ込んだ父である蒼魔王は蒼魔王子を魔王位につけるべく工作をしているが、蒼魔王子自体は魔王位だけではなく父王である蒼魔王の弑逆をも画策している。 蒼魔王を殺害した後、新たな蒼魔王を名乗り現魔王を暗殺によって排除することで新魔王になろうと画策するも失敗、八大氏族と袂を分かつこととなる。 その後、聖光教会とひそかに手を組むと人間界へ侵攻、白夜の国を滅ぼし人間界の拠点とし、領民を奴隷兵として使役しながら南部連合国へと進軍させ、後に白夜の国で勇者と一騎討ちとなるも、聖光教会の裏切りによる百合騎士団のマスケットの射撃を勇者もろとも全身に受け斃れた。そして両目の魔眼は大教主の下に献上された。死人鴉(しびとがらす) 漫画作品(石田版)に登場。刻印王の使い魔。忽鄰塔で蒼魔族が反旗を翻した際に刻印王と戦う勇者を援護しようとした夢魔鶫と戦っていた。その後は舞台が地上に移ったためか登場せず。 蒼魔上級将軍(そうまじょうきゅうしょうぐん、アニメ版では「蒼魔将軍」) 声 - 沢木郁也 蒼魔王配下の将軍。密かに手を結んだ中央諸国への使節を務める。主君であるはずの蒼魔王ではなく次期魔王たる刻印の蒼魔王子に忠誠を誓っており、蒼魔の刻印王が誕生する際には直接蒼魔王に手を下し殺害した。 アニメ版では人間の2倍以上の背丈を持つ巨躯の魔族となっている。 紋章官(もんしょうかん)/暗殺者(あんさつしゃ) 声 - 大原さやか 蒼魔王の配下。表向きは紋章官だが、裏では暗殺や中央諸国へ結託の見返りに送る砂金の調達など、蒼魔族暗部の実行部隊を務める。仮面を付けており、独特の呼吸音が特徴。実は獣牙族・蛇蠢族(じゃこぞく)の出身。 刻印王による魔王暗殺未遂事件の実行犯として執事によって取り押さえられるが、口封じのため刻印王自身の手で殺害される。
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蒼魔族(そうまぞく)
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「まおゆう魔王勇者」の記事における「蒼魔族(そうまぞく)」の解説
蒼い肌を持つ人型の種族。体格は人間と同じから巨人族と同等までさまざまだが、総じて高い身体能力と魔力を持つ。
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