脱北と韓国への亡命とは? わかりやすく解説

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脱北と韓国への亡命

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 14:12 UTC 版)

太永浩」の記事における「脱北と韓国への亡命」の解説

イギリス駐在公使であった2016年8月17日に、韓国入り亡命した事が確認された。公使大使に次ぐ序列で、脱北した外交官の中では最高位級である。脱北前まではイギリス駐在北朝鮮大使館公使で、当時玄鶴峰大使に次ぐ駐英北朝鮮大使館内で序列2位だった。1996年脱北したザンビア駐在北朝鮮大使館書記官だったヒョン・ソンイルとともに北朝鮮外務省でも有数ヨーロッパ専門家である。また、大使館内の朝鮮労働党責任者である「細胞秘書(書記)」で、外交官とその家族思想教育業務まで管轄した。イギリスメディアによると、太永浩亡命には、イギリスアメリカ合衆国諜報機関深く関わっており、イギリスからドイツアメリカ空軍ラムシュタイン空軍基地経由して韓国へ亡命したことが知られている。 2016年12月23日から調査期間終り正式に韓国での社会活動始めた2016年12月韓国与野党国防議員との会見で、北朝鮮継続的な身辺脅威にもかかわらず朝鮮半島の統一のために、対外活動積極的に展開することを明らかにした。 これと関連して北朝鮮から、自分のこと資金横領などの犯罪犯して処罰恐れて逃走した非難していることは全く事実ではなく自分亡命北朝鮮側がそのような話をすることに備えて、あらかじめ大使館内の資金状況文書にまとめ、それを写真撮影しておいたと述べた12月23日最初の公式日程として、国会情報委員会出席した彼は、朴槿恵政権批判デモ(キャンドル集会)について、韓国民主主義保障されているいうことを感じたという。また、崔順実ゲート事件関連した政治的混乱にもかかわらず国家システム正常に機能していることと、国会聴聞会というものが存在するという事実に、衝撃受けたという。 2017年から国家情報院傘下研究機関である国家安全保障戦略研究院所属活動していることが知られている。また、同年訪米11月1日アメリカ合衆国下院外交委員会公聴会出席北朝鮮体制などに関して証言行った2020年2月27日未来統合党同年4月の第21総選挙太永浩ソウル江南甲区から、北朝鮮住民を救うという意味で住民登録名の「太救民」(テ・グミン)として立候補することを発表した。なお、北朝鮮宣伝媒体メアリ」は立候補した太永浩を、酷い言葉使って強く批判した与党共に民主党候補金星坤と議席争い選挙戦中「皆さん一票は、金正恩核兵器よりも力がある」と訴え支持者からは「韓国を守ることができる人だ」との声が上がった4月15日選挙の結果金星坤を大きく引き離す得票得て国会議員に当選脱北者比例代表当選した事例はあるが、小選挙区当選したのは太がはじめてだった

※この「脱北と韓国への亡命」の解説は、「太永浩」の解説の一部です。
「脱北と韓国への亡命」を含む「太永浩」の記事については、「太永浩」の概要を参照ください。

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