職員の賃金
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 08:51 UTC 版)
賃金は以下のように公表されている。数字上では霞ヶ関の官公庁キャリア職員より好待遇であるが、5年後をめどに基本給部分を1割削減することが2013年に発表されている。2015年度の職員の平均年収は約1160万円である。2015年の英国放送協会(BBC)の平均給与は年間43,000ポンド(約688万円 1£=160円換算)である。 理事(役員)待遇 年俸1694万円+月の諸手当(住宅補助手当10,000円 - 50,000円、単身赴任手当A 40,000円+同B) D8-D6クラス:幹部管理職(40代後半 - 50代後半) 1403万円 - 1554万円+月の諸手当(住宅補助手当10,000円 - 50,000円、単身赴任手当A40,000円+同B) D8:本部室長、主幹、地方局局長、本部主要センター長 D7:地方局副局長、本部専任局長、本部センター長、本部主要部長、地方主要局部長、記者主幹 D6:地方局放送部長、技術部長、企画総務部長、海外総局長、本部専任部長、本部番組部長、エグゼクティブプロデューサー、エグゼクティブアナウンサー D5-D1クラス:一般管理職(40前後 - 50代) 995.2万円 - 1287万円+職務手当(月額60,000円)+ポスト長手当(月額20,000 - 30,000円)+地域手当(4000円もしくは12,000円)+住宅補助手当10,000円 - 50,000円+単身赴任手当A 40,000円+同B+育児休職社会保険手当、介護休職社会保険手当、特定日当となる。 なお、シニアプロデューサーや記者などは同職種でもD1 - D5の間の賃金種類が存在するため、各クラスでの一般的な職種を記す。 D5:本部副部長、アナウンス室専任部長、政治部など報道局副部長、地方局営業センター長 D4:解説委員、本部副部長、アナウンス室専任室長、海外支局長、地方局部長 D3 - D1:本部および地方局副部長、シニアプロデューサー、シニアディレクター、シニアアナウンサー、シニアエンジニア、シニアカメラマン、専任記者 この他、管理職に準じるマスター級制度があるが、名ばかり管理職の指摘から制度廃止が予定されている。 公表されている給与は マスター級I - IV(40前後 - 50代) 基本給401,800円 - 833,000円+職務手当+地域手当+住宅補助手当+単身赴任手当+育児休職社会保険手当+介護休職社会保険手当+特定日当 マスター級Iには月額115,500円 - 139,600円の職務手当が支給される。 マスター級V - VIII(50前後以上) 基本年俸1403万円 - 1694万円+住宅補助手当10,000円 - 50,000円+単身赴任手当A 40,000円+同B 一般職員については基本給、ボーナス、世帯給、時間外賃金、地域間調整手当、住宅補助手当、単身赴任手当、育児休職社会保険手当、介護休職社会保険手当、寒冷地手当、特定日当で加算される。 モデル賃金は35歳で700万円としているが、入局12年で退職した堀潤は、2013年4月1日のニコニコ動画で時間外等を加算して900万円くらいと明かしている。また、元BPO委員でジャーナリストの小田切誠の指摘として「平均年収は1150万円だが、残業代や諸手当を含めると1700万円を越える」という報道がある。
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