美術館・博物館群とは? わかりやすく解説

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美術館・博物館群

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/20 23:23 UTC 版)

ムゼウムスインゼル」の記事における「美術館・博物館群」の解説

ムゼウムスインゼルには以下の美術館および博物館集まっている。いずれもベルリン美術館構成する美術館博物館である。 旧博物館 (Altes Museum) 5館のなかで最も古く1830年建築家カール・フリードリッヒ・シンケルが設計したベルリン王宮戦後東ドイツ政府プロイセン軍国主義の象徴として撤去、現在存在しない)の前の道路挟んだ向かい側建設された。ここにフリードリヒ・ヴィルヘルム3世蒐集したギリシャ・ローマ芸術品公開する目的開館した旧博物館前にルストガルテンという公園がある。 新博物館 (Neues Museum) 旧博物館の裏手に位置し1859年シンケル弟子一人であるアウグスト・シュテューラーの設計によって完成第二次世界大戦戦火外壁残して破壊され廃墟となった21世紀入り第二次大戦前の姿に復元の上再建され2009年10月再開館した。エジプト美術および先史時代遺物陳列する旧国立美術館 (旧ナショナルギャラリー、Alte National Gallerie) 1876年にアウグスト・シュテューラーの設計によって完成銀行家ヨアヒム・ヴァグナーが、自ら所蔵する19世紀美術品寄贈したことに始まる。このコレクションは、19世紀彫刻から絵画に至るものであるボーデ博物館 (Bode Museum) 島の北端位置し1904年フリードリヒ博物館(Kaiser-Friedrich-Museum) として開館2000年から2006年まで改修工事行い休館していたが、彫刻美術ビザンティン美術主体2006年10月17日再開業した。 ペルガモン博物館 (Pergamon Museum) 5館の中で最も新しく1930年開館古代ローマおよび古代オリエント美術中心に古代美術および近世まで中東美術を扱う。小アジア古代都市ペルガモンから「ペルガモン大祭壇」を館内移築したことから、館名の由来にもなっている。バビロンイシュタル門ミレトス市場の門など遺跡の発掘品を所蔵および復元展示するほか、近世まで中東工芸および絵画展示するフンボルトフォーラム (Humboldt Forum) 2020年ルストガルテン向かい再建されベルリン王宮内に開館したベルリン民族学博物館アジア美術館を包含しているが、これらはいずれ16世紀半ば設立され古代プロシア美術館系譜にある。館名はプロイセン学者ヴィルヘルム・フォン・フンボルトアレクサンダー・フォン・フンボルトにちなん名付けられた。

※この「美術館・博物館群」の解説は、「ムゼウムスインゼル」の解説の一部です。
「美術館・博物館群」を含む「ムゼウムスインゼル」の記事については、「ムゼウムスインゼル」の概要を参照ください。

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