箱庭内政
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/07 19:35 UTC 版)
本作で特徴的なのは箱庭システムと呼ばれる新たな要素の採用である。箱庭型のマップでの内政はこれまでの信長シリーズのゲームとは異なる。これまでは単に「開墾」や「治水」といったコマンドを選ぶだけだったが、本作では日本全国が一枚絵のマップであり、マス目状になっている。 内政をするには内政ユニットを目的地のマス目へ移動させた上で、「開墾」や「町造」、「治水」などのコマンドを行う。すると「荒れ地」であったマス目が「水田」や「街」に変更される。マス目の数は限られており、城を基点に城規模が上がるほど範囲が広くなる。作成可能な施設には地形による制約がある。どこに何を作るか長期的な都市計画を考えて街作りを行う必要がある。前作まででは領地の開発度が一定数値に達したら開発はできなかったが、本作では(一度開発した場所を再開発することで理論上は)半永久的に開発が可能である。これは次作である『烈風伝』にも継承されたシステムであるが、城の改修度に応じて収入範囲が増減するシステムは『烈風伝』には引き継がれなかった。 前作まで存在した、兵士の徴兵という概念がなくなり、開発の中で自然に兵士が増えるようになった。また攻城などを行う軍勢ユニットも、内政と同一マップ上で行動するシステムとなっている。これは『烈風伝』にも引き継がれたが、外交や調略、輸送を行う際にもそれぞれ使者ユニット、間者ユニット(職業が忍者の武将は忍者ユニット)、輸送ユニットを配置したり、使者等を捕らえるための関所を設置したりできる要素は引き継がれなかった。支城という施設を設置することも可能であり、配備した軍勢ユニットは兵糧の消費を抑えることができる。 コンシューマ版では、本城の収入範囲は『烈風伝』と同様に城規模を上げても5×5ヘクス固定である。支城にも3×3ヘクスの収入範囲があり、一つの国内に3つまで築城が可能である。また支城で兵糧の他に軍勢ユニットへの兵士や軍馬・鉄砲の補給が所属する本城から可能であり、また、敵の支城は占拠して自家のものとすることも可能なので、この点ではパソコン版に比べ戦略性が上がっている。外交面では朝廷関連の外交コマンドは削除されている。(但し、征夷大将軍就任イベントは除外)。またコンシューマ版では隠しコマンドを入力することにより、隠しシナリオがプレイできるようになる。
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箱庭内政
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/12 08:29 UTC 版)
既存の所属武将による提案採択による内政は廃止され、箱庭に様々な施設を配置して国力を増強する箱庭内政システムとなっている。市、長屋、道場などの施設を配置することで、収入や人口、幸福度や兵力などが増加していく。施設には1マスに配置する通常施設と2×2の4マスに配置する大型施設がある。大型施設は通常施設の進化、クリア特典や武将による提案、DLC、GREE「100万人の戦国無双」との連携で様々な施設が解禁されていく。また、特定の通常施設同士を隣接させることで片方が特殊な施設に変化する。箱庭の限られた面積をやりくりしての領国経営が求められる。
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