箱庭内政システムの復活
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/16 08:09 UTC 版)
「信長の野望・天下創世」の記事における「箱庭内政システムの復活」の解説
内政は前作『蒼天録』及び前々作『嵐世記』では奉行任命により半自動的に行われ、比重としては低かったが、本作では再び重要な位置を占めるものとなった。 本作では内政は「開発」コマンドで「町並み」を作り、そこに「投資」することで行う。「投資」により作られる施設の種類は指定できない。また開発できる町並みの種類は「大名規模」「領地」「同盟」に左右される。具体的には領地と建設する町並みには相性があり、相性の悪い場合は開発にコストが掛かり、また建設できる建物のレベルにも影響する。また「農村」「商人町」「武家町」以外を建設するにはその町並みを作れる領地を自家あるいは自家の同盟国が保有している必要がある。同盟により作れるようになった町並みは同盟が切れるとそれ以降の開発や投資ができなくなる。 以下に建設できる施設の一覧を示す(パワーアップキットでの追加施設を除く)。 農村:農業値が増加する。農業値の増加は、城の曲輪の増加に繋がる。 商人町:商業値が増加する。商業値の増加は、城の櫓の大きさと、堀と石垣の建造に繋がる。ある特定条件下で「黄金茶室」ができる。黄金茶室ができると、商人がいなくとも茶会を開催できる。 武家町:城の最大兵士数が増加する。 鍛冶村:鉄砲生産量と商業値が増加する。 牧場:馬の生産量と農業値が増加する。 南蛮町:南蛮文化値が増加する。南蛮文化値の増加は、天守の規模・野戦での砦の規模に繋がる。ある特定条件下で「大聖堂」ができる。南蛮文化が上昇すると、商人の来訪確率が高くなる。 寺町:日本文化値が増加する。日本文化値の増加は、城の門と塀の耐久値の増加に繋がる。ある特定条件下で「大仏」ができる。 公家町:日本文化値と商業値が増加する。 忍の里:忍者値と農業値が増加する。忍者値の増加は、敵計略の成功率低下に繋がる。 貿易町:南蛮文化値と商業値が増加する。港がある城にしか建設できない。ある特定条件下で「交易所」ができる。南蛮商人は貿易町がないと来訪しない。 宿場町:商業値が増加する。施設の中に「賭場」があると、治安が低下しやすい。ある特定条件下で「湯治場」ができる(ただし、「源泉」がないとできない)。 八幡宮:最大兵士数が増加する。大型施設「八幡宮」ができる。 本願寺:農業値と日本文化値が増加する。大型施設「本願寺」ができる。一向宗関連のイベントに影響を及ぼす。 大社:日本文化値と商業値が増加する。大型施設「大社」ができる。 大型施設「黄金茶室」、「大仏」、「大聖堂」、「湯治場」、「交易所」、「八幡宮」、「本願寺」、「大社」については、基本的には城マップに1施設しか建設されない。必ず大型施設ができる八幡宮等も2区画目からは大型施設は出来ないようになっている。ただし、コンピューターが操作する大名の場合や、自国領地で大型施設が破壊され、その修復と同時に同じ町並みの新規建設を実行した場合などに、同種大型施設が2施設見受けられることが発生する。
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